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1年振りの福岡出張


2013/07/10(水)~12(金) 福岡出張 その1

今回、福岡で開催される「JAPANブランドセミナー」受講の為、久し振りの出張になりました。
このセミナーはでは、「九州から世界を元気に!!」のテーマで、特に九州の産物やビジネスを海外に展開しようという、身近で具体的な内容に興味を持ち、参加する事にしました。

セミナーの様子は、次のブログで内容をお知らせします。

まずは7/10(水)の移動日から。
宮崎から福岡迄は、飛行機ではあっという間に到着しますが、4時間ほどで到着する、高速バスが安価で、寝て行けるので良く利用されています。
前日に切符を買いに行った所、既に都合の良い時間帯の切符は、往復とも入手出来ず、急遽車で行く事にしました。
どうせ行くなら、ついでに友人に会って、色んな所用を済ませ、帰りには観光ドライブも楽しめそうです。
当日は、朝5時に起床し食事を済ませ、出張の荷物、趣味と実益を兼ねた、リトグラフを数点と、友人達へのお土産を積み込みます。
午前6時頃出発です。 宮崎~えびの間は高速で行っても、下道でもあまり時間は変わらないので、道が空いてる時間帯でも有り、国道10号線を西に向かいます。
10数km過ぎた、高岡町を過ぎたあたりで、10号線を外れ、小林市方面のR268を進み、約45分で小林市を通過、更にえびの市方面に約30分、新しく出来た、えびのPAで休憩です。
ここからは、えびの高原方面の霧島連峰が遠望でき、一番高い韓国岳が綺麗に見えます。

道の駅えびの 霧島連山えびの高原方面を望む
道の駅えびの 霧島連山えびの高原方面を望む

水分を補給し、少し休んだら、すぐ近くの、えびのICから、九州自動車道に入り、後は一路福岡迄、約200km強の、単調な高速道路走行が続きます。
2時間半程で大宰府ICを降り、都市交通路線に入ります。 福岡の環状線が通じていたので、中心街を通らずに、時計回りに姪浜方面に向かいます。
ガラガラに空いた、高架道を走ると、10数分で福重ICから一般道へ降り、キョロキョロしながら直進すると、何と姪浜近くの、小戸ヨットハーバーに9時45分頃到着です。
走行距離330km、4時間弱の走行で、予定通りです。

小戸ヨットハーバー
小戸ヨットハーバー

小戸ヨットハーバー 天気はピーカンで、ジリジリ日差しで焦げそうです。  近くには、明日行く予定のバイク屋さんがありますが、今日は定休日、先に姪浜の駅近くにある、額装をやっているフェイスブック(FB)友達のMさんのお店、芳画堂に行きます。 しばらく探し回りましたが、なかなか見つかりません。 昔からあるメインの旧道沿いを探すと、ありました、ありました。 店の前の駐車場に停めて、店内に入り、声を掛けると、FBの写真で見たご本人が登場、FBで色んなやり取りをしており、近況も良く拝見してるので、初対面の感じは全くなく、ご挨拶の後は、早速、要件に雑談を交えて、ご相談です。
今回は、小生が趣味で集めて、ネット販売している、リトグラフ類の額装の件と、古くなった額とマット類、ガラスの交換で、作品を生き返らせたい、との相談です。
最初は、4点持参した、リトグラフの額装相談ですが、一番小さな、竹下夢二作の「七夕」というリトグラフを、試しに額装して貰う事にし、作品にマッチした額を選び、マットの色を決め、手際よくカットして貰いました。
額装すると、作品の雰囲気がガラリと変り、涼しげな女性の浴衣姿で、部屋に涼風が流れ込む様な気分になります。 流石、額装のプロの仕事は凄いです。

竹下夢二作 「七夕」 リトグラフ
竹下夢二作 「七夕」 リトグラフ

竹下夢二作 「七夕」 リトグラフ (クリック⇒アートの頁へ)

斉藤三郎 パリジェンヌ
斉藤三郎 パリジェンヌ

斉藤三郎作 パリジェンヌ リトグラフ (クリック⇒アートの頁へ)

新しい額装をまたたく間に作り、古くなった額装部品の取替えで新品同様にするのに、午前中の短い時間に仕上げて頂き、プロの職人さんの技量は素晴らしいもので、思わず見とれてしまいました。
楽しく興味深い話も尽きないのですが、残りの額装については、後ほど見積もりを頂く事にして、おいとまする事にして、芳画堂を後にしました。 おかげ様で、素晴らしい作品に仕上げて頂き、本当にありがとうございました。

次は今夜の宿泊先にチェックインです。 以前から利用している、博多東映ホテルに車を駐車して、チェックイン。 予約した時、デザイナールームにリニューアルした記念に、山笠の時期にも関わらず、朝食付きで、破格の値段で予約、チェックインの際、今日はツインの部屋をシングルユースでご提供しますとの事、部屋に入ると、素敵なデザインで、落着いた色合いの、広いツインルームです。 滞在中、快適な部屋で大満足、一人宿泊ではもったいない!

こんなに広くて綺麗なツインルームです。
こんなに広くて綺麗なツインルームです。

こんな部屋です。 一人ではもったいない・・・

夜は中学時代の同級生2人が、ミニミニ同窓会を開いてくれるというので、博多の街にでかけました。
丁度、山笠の季節、大丸百貨店にある、飾り山です。 でっかい!
博多の夜は、楽しく暮れていきました。

博多山笠、飾り山
博多山笠、飾り山

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2013/07/11(木) 福岡出張 その2 セミナー受講編

セミナー案内チラシ
セミナー案内チラシ

さて、お待たせしました。
7/11(木)は「JAPANブランドセミナー」受講の為、博多駅筑紫口にある、ホテルクリオコート博多にて13:00過ぎに到着、受付をしてセミナー会場に入ります。
今日のセミナーの内容、それに会場の様子のスナップ、既に180名の座席はすでに満員です。

今日のセミナーは、九州地区限定で、「九州から世界を元気に!!」をテーマに、九州経済産業局、特許庁、九州知的財産戦略協議会の合同主催で、開催されます。

以下、その案内文の一部です。
ジャパンブランド育成支援事業は、複数の中小企業等が連携して、優れた素材や技術等を活かし、その魅力を高め、世界に通用するブランド力の確立を目指す取り組みに要する経費の一部を
補助することにより、地域中小企業の海外販路開拓の拡大を図るとともに、地域経済の活性化及び地域中小企業の振興に寄与することを目的にしています。

今回のセミナーでは、

1.居酒屋てっぺんを韓国等に進出しておられる「大嶋啓介氏」、
2.ジャパンブランド育成支援事業に参画され、世界料理学会の注目の的となられた「寺内信二氏」
3.テレビ東京ワールドビジネスサテライトを企画され、初代ニュースキャスターで九州の食に通じておられる
「若林宗男氏」に御講演頂きます。

という事で、定刻13:30から18:00迄の長丁場のセミナー開始です。

セミナー会場
セミナー会場

まずは、急成長で注目されている、居酒屋「てっぺん」の創業者、大嶋 啓介 氏
“飲食業界の風雲児” と言われている。今では韓国や台湾など海外からも含め、年間約1 万人が「てっぺん」の朝礼を見学に訪れる、『世界から注目されるてっぺん流朝礼!』の講演です。
飲食業の基本はキチッとした挨拶から始まり、店全体の関わる人達が一丸となって、お客様への提供するサービスの徹底であり、それは仕事のスタート時の「朝礼」がすべてであるとの会社ポリシーを、数時間に渡り、エネルギッシュな熱いトークで講演されました。
小生が10年程前、当時、急成長の外食産業「牛角」のレインズ・インターナショナルの、全国物流構築と立ち上げの際、情報システムや物流センター構築で、一緒に仕事をした時の記憶が、懐かしく甦る思いでした。

2番目は、陶器で有名な有田焼の窯元で有名な、李荘窯業所の社長 寺内 信二 氏です。
以前は有田焼のブランドで世界中で愛された、我が国屈指の焼き物ですが、新興国の低価格攻勢もあり、今では最盛期の1/7の輸出額に落ち込んでおり、その危機感から、海外の有名料理学会とのコラボで、有名店のオーナーシェフに直接、要望を聞きながら、新しい有田焼を創りだし、再び世界に飛び出し始めました。
その苦労話と、価格だけではない付加価値、料理を引き立てる為の器という、食器本来の機能とデザインへの原点復帰模索のお話にも感銘しました。

最後は、『九州の食を世界に!』というキャッチフレーズで、豊かな食の宝庫、九州の特産物や料理に絞って、海外展開を図っている、若林ビジネスサポート代表。九州の食設立準備会副会長。若林 宗男 氏の講演です。
筑後の食応援団長。九州大学知的財産本部アドバイザー。
テレビ東京ニューヨーク支社初代支社長。テレビ東京ワー
ルドビジネスサテライトを企画、初代ニュースキャスター。
など、様々な分野でご活躍されております。

皆様、熱弁を奮われ、時間をオーバーして、盛会のうちに、18:00過ぎにセミナー終了。
後は、懇親会で、名刺交換や色んな質問、今後の方向性について、熱い情報交換が続きました。
講演者の皆様や、参加者とのお話で、有益な時間を過ごしました。

私の住んでいる宮崎県では、特に、「食」に絞ったビジネス展開が有効ですが、今のところ県民の殆どが避けている、TPPを逆手に取り、武器に変えて、積極的に海外展開を狙う、お手伝いをしたいという想いが、強烈に沸いて来ました。
「九州の食を世界に!!」の若林さんとお話していたら、お互いに、フェイスブック(FB)を活用しているという事で、後ほどFB友達になり、おまけに「九州の食」の仲間になる様、お誘いを受け、今後、活動の幅が広がりそうです。(こういう時、FBは便利ですね!)

今回の出張では、様々な出会いや、これからのキッカケが出来、久し振りの出張も、満足の行く旅となりました。

その2、おわり

有田焼の試作品、シェフの為の料理を輝かせる器たち
有田焼の試作品、シェフの為の料理を輝かせる器たち

休憩時間で撮影した、有田焼の海外有名店シェフの特注試作品です。

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番外編です。 7/11(木)~12(金)

ガレージ・キャノン外観
ガレージ・キャノン外観

7/11(木)の午前中は、FB友達のTさんのやっている、ガレージ・キャノンに遊びに行きました。
ここは、小戸ヨットハーバー前の海岸近くにある、お洒落なバイクショップで、小生の大好きなバイクが沢山並んでいます。
メインのKawasaki他、国産車以外に、スペインのRIEJU(リエフ)の正規代理店として、お洒落な軽二輪や原付を販売しており、その他、車検・整備、カスタマイズ等のご希望にお応えしています。

ガレージ・キャノン店内
ガレージ・キャノン店内

車を店の前に横付けにすると、ベンチに座っていた、Tさんが立ち上がり、おはようございます!と近づいてきます。
FB友達なので、初対面でも直ぐ相手が分かります。 店の駐車場に停めて、店内に入り、まずはご挨拶です。
店内には、バイクがピカピカに磨かれ並んでおり、大好きなモノに囲まれて仕事できるなんて、まったく羨ましい環境です。 ひとしきり、自己紹介や、お互いに仕事の事や、バイク談義に花が咲き、一段落して店内を見回すと、色んな趣味のアイテムが沢山あります。
仮面ライダーの沢山のフィギュア、アンティークなバイクアイテム、好きな絵画やリトグラフ等のアート類、小生とも共通の趣味を沢山お持ちの様です。

Tさんが、説明の途中でやおら取り出した、コレクション。ZIPPOのヴィンテージ米軍物のコレクション、外装には火で焼けた跡が有ったり、凹んで傷だらけのもの、部隊の徽章が付いてたり、部隊名や日付、国名などの刻印、ベトナムの地図が貼ってあり、上下に開くと、北と南に分かれるデザインだったり、興味が尽きません。
他にも、ヴィンテージ物の腕時計のコレクション、国産物中心と、ダイバーウォッチがお好きな様です。 メカモノや時計は小生も大好きで、ネットショップでも取り扱っていますが、長い時をかけて蒐集した、コレクションは、とても素晴らしいです。

時の過ぎるのも忘れ、趣味を中心に、色んな楽しいお話をしてきましたが、今日はまずはご挨拶。 色んな趣味、特にメカモノの趣味は共通しているので、手持ちのモノを、お互いに自分のホームページで紹介し、趣味の輪を広げよう、等々、話は展開します。
バイクや他の小物は店には置ききれず、他の場所に保管してあるとのお話で、次の機会にはバイクも見せてもらう事にしました。 ちなみに小生も、バイクや車の古物商登録をしているので、コラボしてネット販売もできそうです。
余り仕事の邪魔をしてもまずいので、そろそろ失礼して、午後のセミナーに向かう事にしました。
お忙しい中、今日は楽しい時間をありがとうございました! 再会を約して店を後にしました。

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最終日、12日(金)市内観光です。

10時半ごろ、以前、兄の家の近くにあった大濠公園に行ってみる事にした。

懐かしい大濠公園で散歩
懐かしい大濠公園で散歩です。

大濠公園の県立美術館に車を停め、見学しようと思いましたが、館内改修の為、残念ながら休館、懐かしい大濠公園の池の周りを散歩します。
1時間程すると、陽が高くなり暑くなって来たので、途中で散歩は終了、昼飯は、以前N社で一緒に働いた、K君と大濠公園近くの唐人町で待合せの為、車で移動します。

駅近くで駐車場を探し、待ち合わせ場所で待っていると、K君が奥様と一緒に現れました。 久し振りの再会、まずは挨拶を交わし、近くの鮨屋、「桧がき」さんに向かいます。
ここは唐人町の商店街の途中にあり、唐人町駅から近い事もあり、女性のお客様で一杯ですが、今日は予約してあり、カウンターにてお勧めのランチを頂戴しました。
ランチは、まず、お盆の上の色々な小鉢や小皿に、様々な料理が色とりどりに盛り付けられおり、食欲をそそります。
食べ終わりそうになると、小振りに握られた鮨が丸皿に盛られて出てきます。
かなりお腹が一杯になっていますが、新鮮な地魚のにぎりが美味く、ぺロリと平らげてしまいました。
流石に満腹になり、美味しい食事と懐かしい友との会話で、楽しい昼食になりました。
しかも、後輩のK君におごって貰うことになり、本当にお世話になりました。
ここ、桧がきさんのランチは、値段も手頃でとても美味しく、福岡に来られる際には、おススメです。
「桧がき」さ の情報は⇒ こちら からどうぞ。

楽しい食事も終わり、K君夫妻と唐人町で別れ、宮崎に向けて出発します。
行きと同じ道を通るのも嫌なので、高速で日田まで行って、阿蘇経由、竹田、豊後大野、延岡へ行き、東九州自動車道経由で、宮崎へのルートを取ることにしました。
日田までは1時間程ですが、その後の一般道の流れが悪く、結構時間がかかります。
15時頃に、阿蘇外輪山上の大観峰で一休みです。  外輪山に囲まれ、煙を吹いている、雄大な阿蘇山の全景が眺められます。

阿蘇外輪山、大観峰より
阿蘇外輪山、大観峰より煙を吹く阿蘇山を遠望。

後は、一路宮崎に向かいます。 途中の道は標識もちゃんとしており、豊後大野から北川経由、延岡の途中で豪雨と雷に襲われた他は、順調なドライブで、19:30頃、自宅へ到着。
やはり、約400kmのドライブは時間が掛かり、約6時間を要しました。
ちょっと疲れたけれど、充実したセミナーや、人との新たな出会い、旧友との歓談と、盛り沢山な出張で大満足でした。
但し、お風呂で体重を量ったら、+2kg!食い過ぎの様です。
明日から、程ほどの食事と、運動再開しなくては!

これにて、博多出張、おわり。


九州山地一回りツアー第3回(最終回)


2011/9/7(水) 今日はツアーの最終日です。 まずはゆっくり目覚め、恒例の朝風呂で身体を暖めリラックスさせます。
7時の朝食はバイキングなのですが、おかずはほぼ和風メニューの為、ごはんと味噌汁にします。
そうそう、九州に来てから旅に出ると、朝食を食べてる人の殆どは、ご飯と味噌汁なので不思議に思っていました。 しばらくこちらに居ると、やはり都会と異なり常備菜もタップリ、通勤の心配もなく時間もタップリ、ご飯をゆっくり作りゆっくり賞味する習慣となり、自然と充実したご飯ベースの食事になるのでしょうね。
しかし都会では時間が無く、10分で用意できる電子レンジ料理や、トースターが焼いてくれるパン食と、コーヒー中心にならざるを得ないんでしょうねぇ・・・都会の朝食は慌しいからね。
食事を済ませユックリ準備して、まずはホテル裏の五老ヶ滝見物です。 駐車場から裏手に回り、案内板を見ながら山道を下って行くと、徐々に滝の轟音が聞こえて来ます。 歩いて5分ほど行くと綺麗な滝が見え隠れ、吊橋まで下ると真ん前に、落差50mの綺麗な大滝が、太陽に照らされキラキラ、あっ、下のほうに虹が出ています。しばらく見入ってしまいます、とても綺麗な良い滝です。

五老の滝(熊本県山都町)
五老の滝(通潤橋裏)

帰りは急な登りで、休みながら約8分かけ駐車場に戻り、次はホテル裏手の通潤橋の上まで行ってみます、当然ながら足元の眼鏡橋は見えませんが、遠くまで澄み切った青空と山々がとても綺麗です。
駐車場に戻り出発、通潤橋を真ん前から望む、道の駅に行き橋全体を眺めます。農閑期の週末だけは観光用に橋の真ん中から水を噴出する景色が楽しめるそうですが、今日は平日、写真を眺めて想像する事にしましょう。  (以下、通潤山荘HP参照)

通潤山荘
通潤山荘(熊本県山都町)

山都町の中心部を一回りすると、普通の町ではとっくの昔に無くなってしまった、米屋、味噌屋、醤油屋、茶舗、金物屋、電器屋、文房具屋、本屋、駄菓子屋、酒屋などの個店が生き残っています。
この町の伝統と各店の個性により奇跡的に生き残ったのか、対外資本の流入を許さない品質と信頼とサービスで売っているのか、興味津々です。 タウン誌をチョット見ても、山奥にもかかわらず元気そうで独創性に溢れた面白そうな町です。 さて目的の通潤酒造の白壁造りの酒蔵が見えてきました。
何と右隣には山都酒造という蔵元が並んでおり、これも共存共栄、共に頑張り生き残った様です。
通潤酒造に入ると感じの良い女店員が試飲を勧めてくれますが、運転なので泣く泣くお断り、目的の「大吟醸通潤」と「原酒通潤」を購入、ついでにこの蔵元のポリシーを探り、今後の参考にします。

通潤酒造
通潤酒造外観

 

大吟醸通潤と原酒通潤
通潤酒造、大吟醸通潤と原酒通潤

しばらくお話しながら資料の説明を聞いていると、結構HP等も充実しておりオープンで元気のある蔵元らしく、酒販免許が取れれば取引も可能の様子です。 心配な物流状況も宮崎方面、熊本から全国へ問題なく配送可能で一安心、蔵元のポリシーやセンスも良さそうなので、試飲の結果が良ければ再訪する事になりそうです。 余りゆっくり出来ないので、11時には熊本県中央部の最奥地に位置する山都町を出発、R218(R445並走区間)の坂道をひたすら下りダム湖迄直進し、今回の最難関R445の2t超車通行禁止区間へと左折し、五家荘、五木村、人吉の球磨地方へ抜ける急峻狭小コースに入ります。
最初は広かった2車線道路は徐々に狭くなり、1.5車線の急で狭いクネクネ道になり、このまま10数kmの登り道が続きます。 1km毎に「二本杉峠まであと10km」とカウントダウンの標識が出てきますが、この1kmが長~い! カーブ毎に減速・対向車を確認し、こちらは日中ですがライトはハイビーム、カーブミラーを注視しながらブラインドコーナーを走行します。
途中でワンボックス車と軽自動車、4WD車とすれ違いますが、その度に停車し、離合場所を探しすれ違いますが、駄目なら広い場所までバックです。 もう道路の幅も1車線そこそこなので、ノロノロ徐行で登り続けます。
ようやく最後の1kmの標識で長~いヒルクライムも終了、とても長く感じたけど30分位しか経ってなさそうです。

R445酷道
R445酷道

こんな道が延々と続きます。

酷道R455の高度断面図
酷道R455の高度断面図

酷道R445の高度断面図(R445HPより)

上り切ると二本杉峠、パッと開けた広い峠の駐車場横に東山本店という食堂兼売店があります。

二本杉峠東山本店
お昼なのでここで昼食にします。 メニューは天神様コロッケ定食、600円です。 何故天神様なのかというと、菅原道真が福岡に島流しになった後、五家荘まで逃げ延びたとの伝説があり、道真を頼って壇ノ浦で滅亡した平家の落人が五家荘にたどり着き、五家荘(5つの家族の館)と呼ばれたらしい。(定かではないので、興味ある方は調べて)  長くなりましたが、天神コロッケ定食、山小屋の割には結構豪華で美味しい!600円は安い! 他にも山菜や柚子胡椒等の瓶詰めが売っており、美味しそうです。

天神コロッケ定食
天神コロッケ定食

ゆっくり休んだ後、平家の血を引いたと思われる上品な顔の女将さんに、道を確認すると五家荘迄の近道を教えてもらい五家荘に向けて出発です。
R445もやや広くなりましたが、すぐに九州山地最奥地の五家荘へ左折、再び道路は1車線少々をクネクネと断崖に沿って平家の里へ向かいます。

五家荘、平家の里
五家荘、平家の里

10数kmを走行し平家の里へ到着、やや開けた場所に駐車し、入場料400円を払い入場、民家を数軒移築してあり、その奥に立派な民俗資料館と能舞台が建っています。
説明員が一人いて、観光客に平家の落人について説明していますが、下手に知識がある観光客が先走って大声で喋り続けるので、説明員から怒られていました。
他に案内員も売店も無いので、帰路沿いの他の部落を回ることにし出発。 又、悪路をひた走り、次の部落へ行きますが、まず人がおらず物産を売っている様子もなく通過、部落を数箇所通り過ぎると、R445に出て左折し五木村方面です。
結局、五家荘の平家落人伝説も期待倒れだった様です。 手元に残ったのは変に豪華な絵巻物風のパンフレット1個だけ。
もう山奥に残ったのは老人だけで、若者達は都会に行ってしまい、もう地域興し等は無理な様です。

絵巻物パンフレット
五家荘平家の里 絵巻物パンフレット
R455山道を五木村へ
狭い山道を五木村へ向かう

狭いR445今日中に宮崎に帰りつく予定なので先を急ぎ、相変わらずの狭い道を五木村に急ぎます。途中かなり狭い場所で、すれ違いを数回程度ありましたが、ほどなく五木村の物産館へ到着、小休止です。
ここは子守唄の里五木という道の駅で、ダムで沈む運命で既に民家も店もこの高台に移転したのですが、群馬の八ツ場ダム同様、工事が中断し、今も川底予定地には人が住んでいる中途半端な状況で、どうやら県知事が反対なので、周辺工事だけが完成し、ダム建設は廃止になりそうです。
全く無駄なカネと多大な時間を浪費したものです。

五木村道の駅
五木村道の駅
P1030688
五木村案内板

先を急ぎ、今日2番目の仕事で人吉市に向かいます。 ここは小生の母の実家があり、小生の出生地でもある馴染み深い町です。 ここで球磨焼酎の蔵元で見学、良い商品を探す予定です。

繊月酒造、球磨焼酎蔵元
繊月酒造、人吉市の球磨焼酎蔵元
繊月酒造 人吉市
繊月酒造 人吉市

約1時間少々で、人吉城跡前の繊月酒造に到着、申込書に名前を書いて早速蔵を見学です。
若い女性社員が蔵の中を案内してくれ、麹製造から、もろみ発酵、蒸留装置、ブレンド、貯蔵、瓶詰めの工程を説明しながら案内してくれ、最後に試飲室に到着ですが、残念ながら小生は運転手なので目ぼしい商品探しです。
人吉でしか買えない甕繊月と、五木村の沈み行く川辺川にちなんだ、川辺の2本を試飲用に購入。 但し、説明で聞いた現在の製造量は、想定より多かったので、通販での販売は難しいかもしれません。(通販は量の少ない地酒だけに制限)
それなら来年まで待って、面倒な小売酒類免許も取り、通販と小売両方の免許を取る必要がありそうです。 なかなか商売を起業するのは制約が多く、難しいものです。

繊月所蔵工場入り口  繊月酒造 試飲室

繊月酒造 試飲研究品購入
繊月酒造 試飲研究品購入

 

人吉の繊月酒造を16時過ぎに辞し、下道で宮崎に向かいます。 人吉からは通いなれた道、約100kmの距離を下道でも2時間以内に宮崎に到着します。 山都町から走った距離より長い距離を、半分以下の時間で楽チンにドライブして帰還、本当に道路が良くなければ、モノも届かず商売はダメだな~。

ゴリケン


九州山地一回りツアー第2回


2011/9/6(火)

昨夜は内牧温泉の老舗旅館「角萬」さんに宿泊、昨今の景気に合わせ以前の半額で宿泊できるのはイイのですが人員削減なのかサービスはイマイチ、早速温泉に向かいゆっくり湯治し身体の凝りをほぐしたあと待望の夕食。 メインは阿蘇の赤牛陶板焼、何故か鮑ステーキ、それに熊本料理色々で、チョットちぐはぐでしたが、満腹満足。 食後TVを見てるうちにウトウトし始め、やがて沈没。
すっかり熟睡し、朝はいつもより遅い朝6時過ぎに目覚め、朝寝のあとの朝風呂へ、更に朝飯をゆっくり楽しんだ後、ホテルの案内を見ると貸し自転車がある、身支度してフロントへ行くと、すんなり鍵を貸して貰いママチャリで今日も欠かさず阿蘇の朝練開始となりました。
乗ってみると、前に篭があり荷物が入るのはイイ!座るとサドルが大きくクッションもイイ、問題は空気が少なくペダルが重い。 それでも内牧温泉をゆっくり一回り、途中、景色の良い場所で、雲ひとつ無い空に素晴らしい阿蘇山が一望、阿蘇に向かい大きく背伸びして早速パチリと一枚。 流石に今朝の朝練は腹ごなしの数キロのみで終了です。

ホテル角萬の温泉
阿蘇ホテル角萬の温泉

泉質硫酸塩泉、薄緑茶色の鉄の香り

阿蘇山全景を一望
阿蘇山全景を一望し、深呼吸

峡の朝練は、阿蘇山を前にして深呼吸

今日の行程は短いので、チェックアウト迄、のんびり過ごし、10時にカドリー・ドミニオンに向け出発です。10分程で到着、夏休みも終わり人出は少なく、入り口近くの日陰に駐車し入園です。 割引券は前もって、コンビニの端末で購入済み、これで1枚200円の節約です。
このカドリー・ドミニオンは九州一の人気の動物園、実はあのチンパンジーの人気者、パン君とジェームスと調教師の宮沢さんの居る、ホームグラウンドなのです。 今回の目当ては、パン君&ジェームズのみやざわ劇場、11時からの開演予定です。 残念ながら、ショーの最中は撮影禁止なので、スナップ写真数枚と一緒に撮った記念写真(¥1000!)でご覧下さい。 パン君の印象、思ったよりかなりデカイです!

カドリ・ドミニオン
カドリ・ドミニオン
パン君ジェームズの宮沢劇場
パン君ジェームズの宮沢劇場

楽しいショーはパン君以外にも、前座のフサオマキザルや、敏捷なニホンザルの5mの竹馬等、30分間タップリ楽しませてくれます。 これなら、このショーだけで高い入場料も納得です。フィナーレ後、パン君とジェームズ、宮沢さんと一緒の記念撮影会がありますが、殆どのお客さんが行列を作って順番待ちです。スナップ1枚1000円と高価なのですが、阿蘇まで来たらしょうがない、上手い便乗商法です。
他にも月の輪グマやヒグマ、北極グマの集団の広場や、ペンギンを見たりして出口に向かいます。 最後のギフトショップが圧巻、半分はパン君・ジェームズの写真入のお菓子類、おのぼりさんとしては当然、お土産購入、これも商売上手です。

記念写真とお土産
記念写真とお土産

楽しい動物園を後に、次の目的地、山都町の通潤山荘へ向かいます。 地図を見ると阿蘇の南方面へは外輪山が邪魔をして、山の切れ目から行くしかなさそうです。 昨日通った高森経由か、一旦熊本方面へ出て熊本空港あたりから南下するか? 当然、未知との遭遇が好きな小生は、後者の道を選び出発です。 途中、大好きな熊本ラーメンを食べ(写真失念)、山中のミルク牧場でソフトを食べ、高原の広域農道(地図には詳しく載ってない)を探しながら南下します。 熊本県はランドマークの阿蘇の外輪山の内側は豊かな農地と牧場、それに観光施設があり、外輪山の南は高原地帯で、各所のアウトドア施設や、ペンション、レストラン、豊かな高原農地や牧場が、草に覆われた丸っこい山々に点在し、快適な観光道路にも恵まれ、実に豊かな自然溢れる素晴らしい地域です。
途中で道を尋ねながら、山都町の中心地、矢部地区(旧矢部町)に15時前に到着、目印の通潤橋の裏手にある、通潤山荘に到着です。 到着して分かったのですが、通潤山荘は国民宿舎でしたが、建物・設備・造作共、素晴らしい材料で造られた宿です。 特に建材は、特産の素晴らしい品質の材木がふんだんに使われ、格安の宿泊料が申し訳ない程です。 趣味の良い部屋に案内され、ゆっくり休んだ後は、楽しみな温泉です。 泉質は宮崎の西米良と同様の、アルカリ性でヌルスベの美人の湯です。 ゆっくりお湯を楽しみ疲れを取り、地産の地酒と、肥後牛や山女、地産の料理を美味しく頂きました。 実はこの山都町に来た、もうひとつの理由は、宮崎の初御代が蔵を閉めた後、おそらく日本酒醸造南限の通潤酒造を訪れる為もありました。 早速、旅館で味見をしましたが、目当ての大吟醸通潤は高価な為か宿には置いてありません。 明日、酒蔵に行って試験研究の為、購入することにして、明日最終日の難所ドライブに備え、ほどなく就寝となりました。


九州山地一回りツアー第1回


2011/9/5(月)~9/7(水)

まだ行った事のなかった、九州中央の険しい山地を一回りする旅に出掛けました。 目的は2つ、ひとつ目は仕事の為の調査です。未だ行った事のない地域を実際この眼で見るコト、他にないモノ(産物)を探すコト、地元のヒトに会い、モノの物流状況や道路状況の確認です。 2つ目は、どうせ行くなら同時に趣味・遊びです。昔から行きたかった伝説の平家の落人の里、椎葉村それに五家荘。学生時代以来行ってない、途中にある雄大な阿蘇山と温泉、あるいは熊本の中央山地にある、山都町(旧矢部町)その真ん中にある通潤橋(石造めがね橋で水抜き時の大噴水で有名)、そしてダムに沈む村、子守唄の五木村訪問です。
さて第1日目は、朝8時宮崎出発、一路西都市より西米良経由ひむか神話街道で南郷町に向かいます。南郷までの道は幅1.5車線の林道に近い道、急な登り下りの九十九折の山道ですが、整備されているので、対向車に注意さえすれば何とか大丈夫、途中、1車線程度の急登では標識が見当たらず、ホントにひむか神話街道?との疑問も、頂上の峠にあった休憩小屋と看板で一安心、一休み休憩です。

ひむか神話街道
ひむか神話街道

ひむか神話街道
ここは九州山地の南端の宮崎県側、標高950mです。 遥か九州山地の反対側、五木村には明後日行く予定。

一休みしたら峠を越えて、先日行った南郷町へ下ります、急峻な下りです。 南郷町に入るとR388の快適な2車線道路で距離を稼ぎ、しばらく行くと、椎葉方面へ右折、長い中山トンネルを越えると椎葉村です。 ここから急激な下りが始まり、谷底まで延々とカーブが続きます。 沢には水汲み場があり綺麗な水を飲んで小休止、これ以降カーブ毎に、沢から黒いホースで給水ホースが、1本ずつ増え下に付く頃には、ホースの束になってます。 どうも各戸の水道用らしい。 谷間に下りると、深緑の淵があり橋を渡り向こう岸へ右折、ようやく椎葉村です。 下椎葉、中椎葉と過ぎ、上椎葉に到着、 ここには銀行、郵便局、役場、ガソリンスタンド、何でも屋風スーパーがあり、車が路上に無秩序に駐車してあり、駐める場所がありません。 やむなく、観光名所の鶴富屋敷に駐車、観光開始。 と、案内所は無人で屋敷も手入れされておらず、観光施設としては落第です。 外からざっと見ましたが、これでは由緒ある屋敷の由来や、鶴富姫と那須の大八の伝説など、知る由もありません。 近くにある上椎葉ダム(中学当時東洋一のアーチダム)を見学、黒4ダムを見た後じゃ、とても観光資源には程遠いかな? 食い物屋も地産品も見るべきモノは無く、何でも屋スーパーでは、ナショナルブランドの加工食品類(それも高い!)しかなく、とても椎葉ならではの食い物など有りそうもありません。 これではポスターにあった、伝説とロマンの秘境はどこにあるのでしょう? 駐車もままならず、夢も破れ次の五ヶ瀬町に向かいます。

鶴富屋敷(椎葉村)
鶴富屋敷(椎葉村)

鶴富屋敷:鶴富姫と那須の大八の伝説は今いずこ・・・

上椎葉ダム
上椎葉ダム

上椎葉ダム(中学当時東洋一のアーチダム)

道を少し戻り、R265に沿い左折すると、五ヶ瀬町方面のいい道です。 快適に五ヶ瀬町に入りますが、中心部からは離れている様で、食い物屋も無く素通り、道は林道に近くなり、これで2級国道?まさしく酷道です。 熊本県に入ると道も良くなり、紅葉の蘇陽峡の看板、紅葉の名所の様です。 何と五ヶ瀬川最上流、水源地の文字が!残念ながら、熊本県にお株を獲られた様です。 五ヶ瀬町と熊本県山都町の間は、九州山地の切れ目の様で、山都町ではこの道路を日向往還という名で昔から呼んでいる様です。 山都町中心部へは明日行く予定なので、素通りしR265を高森経由、南阿蘇村へ向かいます。 熊本県側は、なだらかな丸みを帯びた高地で、道路も整備され、とても豊かな感じがします。 やはり、地勢条件や道路等ライフラインのインフラの違いが、豊かさに結びついてるのかも知れません。
ほどなく南阿蘇村に到着、12時半を過ぎお腹が空いたので、食い物や探しです。 散々探して、ようやく白水名水公園の隣にある、そば屋さんで昼食、隣の水源地で、水割り用に名水をポリタンクに10リットル給水です。

明神そば
白水名水公園、明神そば
白水名水公園
白水名水公園

お腹が一杯になり一休みしたので、疲れも取れ、もうひとふん張りです。 阿蘇の反対側にある内牧温泉に向かいます。 南阿蘇から南登山道経由、山頂で一休みして観光をしたら丁度よい時間です。

阿蘇山長噴火口
阿蘇山長噴火口

今日は火山ガス警報が赤ランプです。 すぐに火口から退避のはずですが、何の指示もなく、見物客は楽しんでます。

阿蘇山頂より草千里
阿蘇山頂より草千里

阿蘇山頂から草千里、外輪山を遠望、雄大な景色だなぁ・・・
中学校以来の阿蘇山頂観光だが、こんなに火山活動は活発ではなく、火口底を覗き込んだ記憶がある。 今回の火山ガスは強烈、後で注意書きを見たら、持病のあるヒトは火口へは接近禁止と書いてあった。 頂上から下り、ゆっくりと北登山道を降りる。 記憶では小さな富士山の形をした、緑に覆われた小山があったと記憶していたが、やっぱり記憶どおりの可愛い形の山に再会。 下の国道に降り、明日行く予定の、カドリー・ドミニオンの位置を確認し、内牧温泉へ15:00頃に無事到着です。 たった、二百数十kmのドライブだったが、悪路続きで結構時間が掛かり、クタビレタ。 あとはゆっくり温泉に入り、ゆっくり食事をして、身体にご褒美だ!

第2回へ続く・・・


城下町飫肥の蔵元を訪ねて


2011/08/20(土) 飫肥から南郷町へ

岩見の釜揚げうどん
青島駅前、岩見の釜揚げうどん

日南市の飫肥に知合いの蔵元を訪ねました。朝からバタバタしながら用事を済ましていると何時の間にか11時、急いで車に乗り出発、車の外気温度計は42℃を指しています。 赤江大橋を越す頃からようやくエアコンが効いて来ました、あ~涼しい!家では省エネの為、昼間は四方の窓を開けっ放しにして風の通りを良くして、エアコンをなるべく使わない様にしてるので、家中で最も涼しいのは車の中が一番です。
青島が近くなると空腹感が増してきます、しかも日南までは小1時間かかるので、お馴染みの釜揚げうどん「岩見」さんで昼食です。運よく、お客さんが一巡りしたのか空いたテーブルが数卓、早速いつもの注文、釜揚げ+魚寿司です。 待つ事約30分弱、アツアツの釜揚げうどんと、良い色に光るさば寿司登場、いつもの味で美味い、が、今日のうどんは少し太くてもっちり・・・、手打ちする人が違うのか?チョイ噛む感触が違う様な感じです。小生の歯の具合かも? 食べ終わると店は満席、良い時間に入れて良かった!温まった車に乗り込み、飫肥に出発。

途中、堀切峠の絶景を見ながら日南海岸を南下、鵜戸神宮を越し日南に近づいた所で、北郷・飫肥方面の分岐を右折、久し振りなので飫肥の入り口手前でお城方面の道を間違える。 少し迷って飫肥の城下町の旧い商家の大通りに到着、小玉酒造を探し当てました。 今日は杜氏の潤平さんを訪ねる予定でしたが、何と先輩の金丸社長が店におられ、10年程前に、閉じていたこの酒蔵を買取り、息子の潤平さんを杜氏として、家族で蔵を再建し、造りたい焼酎を、選び抜いた原料で、造りたい方法で造り始めた、その苦労話に花が咲きました。
社長曰く、幸い最初に造った少量の焼酎「杜氏潤平」を愛飲してくれたお客様や、好事家、お酒の雑誌や色んな情報誌に、絶賛され愛され続けて10年を経過、経営的にも安定して成長して来たそうです。 最近、たまたま裏の敷地を確保でき、これからの拡大にも万全の体制の様子です。 今は在庫が僅少の時期なので、他の在庫が出払った中、蔵のエースの「杜氏潤平」の貴重な在庫の中から2本だけを譲って頂き、もう1種「紅芋華どり」、これは洋食にも合う44度の高度数のリキュールに近い酒、こちらは早速帰ってから試飲です。
9月中旬以降に次の仕込が始まるとの事で、次回の見学を約し蔵を後にしました。

飫肥の小玉酒造
日南市飫肥の小玉酒造
「杜氏潤平」
飫肥の小玉酒造、「杜氏潤平」

少し喉が乾き、小腹が空いて来たので、10数キロ南にある南郷町へ向かいます。南郷町は島々で囲まれた海域が海洋観光、海のレジャーに最適の環境で、中央にある南郷プリンスホテルでお茶とケーキで一息入れます。 ここからの景色は絶景、ホテルの前はプライベートビーチ、小さな子供連れのファミリーが波の静かな浜辺で水遊び、磯遊びを楽しんでます。

南郷プリンスホテルのプライベートビーチ
日南市南郷町、南郷プリンスホテルのプライベートビーチ

パンフレットには、今、伊勢えび祭りプラン¥14,500など魅力的な内容と料金が、是非一度泊まりたいものです。 又、近くには海洋公園や海の中の見えるグラスボート等のある観光スポットもあり、小さなお子さんやお孫さんのいる方は特に、お勧めのホテルですよ!!
ゴリケン


行く手を阻む祇園滝、美人の湯


2011/08/14(日) 県央奥地の隠れ名所へ

朝10時、親戚夫婦来訪、滝を見に行こうと県央方面へ出発、今日は木城町の祇園滝を見て、南郷町の百済の里を回る予定、天気は薄曇でまあまあです。 先ずは市内の7-11で、昼食のお弁当と飲み物を購入し、西都市を目指し快調にドライブ、30分ほどで西都市を通り木城町です。ここからは山道をゆっくり小丸川上流に向かいます。

祇園の滝
県央山中の祇園の滝

1.5車線の林道に近い道を小1時間、くねくねと3つの発電所をダムを越えて進むと、祇園滝あと19kmの標識。お腹も空き目的地間近という事で一安心ですが(これが間違いの元)、この辺りから雨が本降り徐々に勢いを増します。道は1車線に狭まりどんどん高度を増し、路肩はガードレールも疎らになりその下の谷は100mも切り立ってます、雨は更に勢いを増しワイパーをHIにし車のスピードは徐行、皆、会話も途切れる中約30分で10戸程の集落に到着。 右手に昇る坂に、祇園滝あと7kmとありますが道は更に狭くなり、勾配を増しヘヤピンカーブの連続、この残り恐怖の7km約30分の体験を終え、ようやく12:30に行き止まりの祇園滝駐車場に到着。
休憩所風のキャンプ場がありますが、先客は荷物をまとめ丁度数台、発進しここを脱出模様。 豪雨の中滝迄の標識「滝まで700m」が、上を向いて急坂に立ってます。(この雨中徒歩小1時間の登り!?) 近くにも小さな滝があるそうですが、こちらも豪雨の為、諦めて全員無言の昼食開始です。 祇園滝の素晴らしさは、日本の滝のHPからお借りして掲載します。行く迄のこの苦労に相応しい高さ65mの名瀑の様です。 昼食を終え人心地ついたところで、次の南郷温泉へ出発。 皆忘れてましたが、帰りにはあの恐怖の下りが待っていました。言葉で説明できない半時間のスリル満点の、雨で滑る急坂のダウンヒルを終え、後は舗装された広い道を30分程で南郷温泉着、ここには百済の里という観光施設があり、西の正倉院という奈良の正倉院と寸分違わない複製が、この地の歴史上の縁で建っていますが、遠望するだけで後はHPからお借りした写真で代用します。

南郷温泉
南郷温泉「山霧」

南郷温泉「山霧」一押しのヌルスベ「美人の湯」

百済の里
百済の里、西の正倉院

西の正倉院

南郷温泉「山霧」は、ナトリウム-炭酸水素塩温泉で源泉温度36.0度、PH8.7のアルカリ泉です。早速500円の入浴料を払い入ってみると、足を少し付けただけで、とんでもないヌルスベ感に遭遇。 全身を沈めると体中に1枚の薄い膜に覆われた様な強烈なぬるぬる感で、女性にはお勧めの「大美人の湯」No.1間違い無しです。

ひむか神話街道
観光道路「ひむか神話街道」

帰りは、観光道路「ひむか神話街道」を通って西都市へ向かいますが、観光道路とは言え、これは途中の林道を複数、トンネルと橋を作って繋ぎ合わせた感じの道で、とても初めて来訪した観光客にはお勧め出来そうもありません。
疲れでウトウトする同乗者を乗せ、無言で約1時間半で西都市到着、途中、雨は上がり九州山脈の山又山の山並みを遠望、同乗者は知る由も無い標高1000m弱の絶景は写真でご覧下さい。
ゴリケン
P.S.今日も朝から雨で朝練中止でBlog編集です。
尚、祇園滝への再訪は拒否多数により永久に閉ざされた事は言うまでもありません。


2011/08/09(火)-10(水) 霧島温泉に行って来ました。


霧島スパホテル
霧島温泉郷

ネット旅行社より直前予約の案内で、霧島温泉郷のホテルの格安情報が来たので、久し振りに硫黄の香りのするお湯に入りたくなり、当日昼前に出発し行って来ました。
高速を使えは1時間半程で到着ですが、下道で御池から霧島神宮経由で丸尾の霧島温泉へ向かいました。 途中で道を間違い、やっと御池に到着するも昼食する場所が全く無く、空腹のまま、ようやく高千穂牧場近くの蕎麦屋を見つけ蕎麦で昼食です。
空腹を満たしましたが、ここから目的地は至近距離、途中、道の駅で雄大な景色を眺めたり、みやげ物屋を見て時間をつぶし早めに到着、チェックイン。
早速温泉へと向かう、この霧島スパホテルは最近リニューアルオープンしたらしく、建物は古びていますが部屋は綺麗にリフォームされ、立地は丸尾のど真ん中で一番良い景色、錦江湾に浮かぶ桜島と開聞岳が一望でき、手前の庭に源泉が噴出す、最高の立地にあります。

アオサギ
庭にはアオサギ

温泉は、硫黄泉でさらっとしたお湯ですが、粒状の湯の花が舞い散る硫黄の香りのするいい温泉です。温度もややぬるめなので小生には丁度良く、到着後と夜、朝と何回も入り、久し振りの硫黄泉を満喫。 食事のメニューは値段相応ですが、温かい物は一種類ずつ出来立てを提供してくれるので、美味しく満足感は高い。
翌朝は綺麗な庭から桜島がぼんやり見える天気で少々残念、庭にはアオサギらしい鶴に似た大きな鳥が散歩しており、昨日の白鷺から連続のサギに会うという偶然、しばらくは甘い話と儲け話には気を付けるコトにしましょう。
あの新燃岳噴火で、この霧島温泉郷への危険は無いにもかかわらず、宿泊客の減少で今の宿泊料金は以前の1/2になっており、せっせと利用して応援しなくては!と、再訪を約してえびの高原経由、友人に勧められた小林市の三之宮峡をチラッと見て、須木村を回り宮崎へ向かう。(この状況は次の機会に)


なんでもある中華料理店


まずはチャーハン
まずはチャーハン

昨日は話のネタに、航空自衛隊新田原基地のある、新富町のB級グルメで有名な、何でもある中華料理店に連れていって貰った。 とにかく安く、量があり、味もまずまずで、何でも壁一杯に100種類以上のメニューがあるらしい。
店の前に行っても、食堂の看板も無く中華料理の雰囲気は無いが、棟方志功ばりのかな釘文字の案内板で、ようやく食堂である事が判明出来る。 よく読むとローマ字で、KORAKUなる文字も何とか判読可能。  (*新田原=にゅうたばる と読む、英語みたいでカッコいい)

なんでもある中華店
なんでもある中華店
幸楽

店名は「幸楽」らしい

お昼の11時15分頃に店に行くと、まだやっていない。 しばらく待って、11時半に店に入ると、出前の調理の真っ最中で、しばらく待たされ、12時近くにようやく電気が点いて開店、忙しさで開店時間も変わるらしい。

聞いていた様に、壁にはメニューの短冊に面白い字が踊り、ところ狭しと埋め尽くされている。 ありとあらゆる地域の中華料理に加え、東南アジアや沖縄料理も混じるが、こんな色んな種類を本当に調理できるのか?

幸楽のメニュー1
幸楽のメニュー1

 

幸楽のメニュー2
幸楽のメニュー2

 

壁はあと2面あり、すべて短冊で一杯だ!

ようやく注文を決め、量が多いとの事なので、餡かけ焼きそば、四川風チャーハン、餃子、マーボー豆腐の4品をまず注文。 待つ事しばし、まず四川風チャーハン登場、ごはんが炊き立てなのか、かなり柔らかいが辛さは強烈、若干塩分が多く味が濃い、こんな大盛りで1人前なのだ。 4人でハアハア言いながら食べるうちに、普通の3個分はありそうな大餃子が6個の大皿が出て来た。 息もつかせず、山盛りの餡かけ焼きそばが大皿に盛られて出てくる。 3人で食べても良い位だが、これで1人前、添えられたお玉は何と調理用の大きさ。

まずはチャーハン
まずはチャーハン

 

あんかけ焼きそば、餃子
餃子もデカイ!
あんかけ焼きそばも。

まず餃子は1個食べるともう無理、焼きそばは食べても食べても減らず、格闘している所にマーボー豆腐が来た。 一口食すととても辛いが、四川風の山椒の辛さではなく唐辛子の辛さ、鍋に盛られているが。これも数人前はありそうだ。

マーボー豆腐
マーボー豆腐!!

結局、1/3位を残しギブアップとなった。 とにかく量に圧倒されて、味わう余裕も無く味については、マアマアという感想に留める事にする。 満腹になりお勘定をすると、4人で何と2,300円チョット、一人当たり600円にもならない安さだ。

これでは食べ盛りの学生や若者、近くの新田原基地の若い自衛隊隊員なら、間違いなく最高の評価になるに違いない。 我らアラ還の世代なら、食べ盛りの子供や孫達を連れ、大勢で来る方が良さそう。

新田原基地のF15部隊
新田原基地のF15アグレッサー部隊

店の外に出ると、青空を轟音を立てて航空自衛隊のジェット機が高速で真上を通過、F15だろうか、カメラで追うのもやっとの超高速であっと言う間に視界から消え去る。
腹ごなしに近くをドライブする、近くの果物畑の中に直売小屋が見えるので行ってみる。 生産者の割にはチョイ値段が高めだ、小売の標準価格には余り関心が無いのか、作物を作る手間を値段に換算している様だ。 話をしていると、ブドウ2房(葡萄色と青緑色)を無料試食、甘い!青緑のヤツはチョット酸味が有り好みだ。 今しがた獲ってきたスイカを豪快に手で4つに割り、おばあさんが無造作に手渡してくれる。 食べてみると、何と日に照らされていたので、暖かいというか体温より熱いスイカで、今迄食べた事の無い奇妙な味を楽しむ、でもやっぱりホット西瓜より、キリッと冷えた西瓜が良いな。
少々お土産を買い求め、次は尾鈴山の矢研の滝近くの渓谷へ向かう。 山道の横には小さな滝が水しぶきを上げ、キャンプ場はまだ人気が無いが、もう直ぐ夏休み、その頃には子供達が一杯来て、水遊びや飯盒炊飯で大賑わいに違いない。

尾鈴山の渓谷
尾鈴山の渓谷

やはり高度が450m近くあり、冷たい水があると気温も5℃近く涼しく快適だ、真夏にはもう一度避暑に来なければ、と思いつつ帰宅の途についた。


名水を求め都城へ


昨日の日曜日は、親戚夫婦がやって来て、最近の習慣となった早朝出発で、都城方面にドライブです。 今日は霧島酒造に湧いている名水を汲みに行くのが第一の目的、その後近くの農産物販売所や珍しいモノ・コトを探しに、行き当たりバッタリのドライブです。
今回は6時50分に出発、先ずは朝食です。 都会ならファミレスを探すところですが、宮崎では、早朝からやっている「なごみうどん」に直行、この時間なのに駐車場は一杯で、行列が出来てます。 早速、並んでお品書きを見ると、並うどんが190円!です。 テンプラうどん260円を注文、こちらでは天ぷら=さつま揚げです。 魚介の入ったのは、天婦羅と言い区別しています。

なごみうどん
なごみうどん

順番が来て、カウンターで熱々の天ぷらうどんを貰い、テーブルに座ると、ぷーんとイリコの香りが香ばしく、これぞ昔ながらの宮崎のうどんです。 丸い天ぷらをスライスしたやつに青ねぎとうどんを一口食べると、少々味は濃い目ですがダシが効いて美味い! 結構量もあり、朝から満腹になりました。周りを見ると、カウンターは行列、朝野球のメンバー、アウトドア派など、早朝のお出かけ前の朝食としての利用で、大繁盛、これもひとつの商売のやり方、と勉強になりました。

大入り満員、なごみうどん
大入り満員の、なごみうどん

お腹も落着いたので出発、清武、田野へと空いたR269を快適に進みます。 昔は細い山道で相当時間がかかりましたが、今は道路も整備され快適なドライブです。山之口・三股を過ぎ、都城の近くの熊本直送の農産物売場に到着、ここは簡単な屋根のある売り場に、1万円の胡蝶蘭から一束100円の花まで、1個150円のスイカから2000円位の大きな熊本西瓜(それでも安い)、それに様々な農産物、鉢物の花など雑多な品物が並べられ、奥にはスーパーがあり食品が売られています。

都城、農産物売場
都城、農産物売場

スーパーに入ると、小ぶりの桃4個175円と佐藤錦のさくらんぼ200円を見つけ、余りの安さに即購入。 桃は少し硬かったが香りは良く、数日経つと美味しく食べられそう、さくらんぼを食べるとこれまた美味しい。 時間があれば掘り出し物が沢山ありそうです。 場所は都城市都原町11 付近の「熊本直送青果こだま」です。

さて次は、霧島酒造へ出発、都城市内を進むと前方に巨大なタンク群が見え、あれに焼酎が満タンに入っているのかと想像してるうちに、工場に到着、既に大きなポリタンクやペットボトルを山ほど抱えた人が、行列を作っています。 小生はホームセンターで購入した20ℓのポリタンクに注水、綺麗な冷たい清浄な水です。 満タンにして持ち上げると、重~い、ヨタヨタしながら車のトランクにようやく積み込み、ハアハアと息を切らせ休憩です。 この所の体力の低下が歴然とし、帰ったら、怠けがちの朝の散歩を日課にし、クロスバイク(ちょい乗り自転車)の購入を真剣に考えなくては・・・。

霧島酒造の名水取水所
霧島酒造の名水取水所

今日の目的を果たし、時間が有るので、お弁当を買い求め、高原方面からえびの高原へといい景色を求め出発、途中の見晴らしの良いパーキングで昼飯、ここからは遠く九州山脈を遠望しながら、入道雲と真っ青な夏空の下、美味しく頂きました。 少し休んだら、えびの高原へ出発、すぐに真っ青な不動池を過ぎ、足湯のある近代的なショップに駐車、少し疲れた足の温浴、向かいには、ちいちゃな犬を連れた同年輩の男性、この犬のつぶらな瞳でこちらを見るしぐさと、反応の良さ、全く可愛いものです。(写真参照)

えびの高原
えびの高原への道、展望台
えびの高原レストハウス
えびの高原レストハウス

ゆっくり休み、綺麗にデザインされたみやげ物ショップを見物し、ここからは白鳥温泉経由、京町温泉への下りのコースを取り、鹿の群れに遭遇したりしながら小林経由でのんびりと帰宅の途につきました。

帰り道、バンビちゃん
帰り道では、バンビちゃんと対面しました。

黒川温泉~高千穂の旅


今日は遊びの話なので、少々長くなります・・・
挨拶回りが終わり、20日夕方以降は、カミさんの誕生日なので、阿蘇の黒川温泉へ湯治に行きました。

黒川温泉いこい旅館
黒川温泉いこい旅館の温泉です。

この温泉は以前から行きたかったのですが、たまたまネット旅行社のポイントが貯まり、丁度出張と重なったので、今回初めての訪問となりました。
旅館は「いこい旅館」という12種類のお風呂がある温泉で、日本の名湯秘湯百選にも選ばれており、雰囲気も料理も良さそうなので、ここを選びました。
泉質は、含食塩・硫黄・硫化水素泉(他泉質も別に1種類有)で、打たせ湯、寝湯、立ち湯、岩風呂、檜風呂、露天風呂等、一部は湯船下からブクブク噴出するお湯で、しかも適度な温度なので、小生には長湯が出来、すっかり気に入りました。 おかげで、引越以来の疲れを解消する事が出来ましたが、とても1泊では全ての風呂に入るのは無理、残りは次回に回す事にしました。
食事は、料理の量は少な目だけれど種類が多く、中でも当地の名産「馬刺し」は絶品、それに季節の鮎の塩焼(大好物)始め、色んな熊本料理の数々で、大満足でした。

詳しくは宿のHPにて→ http://www.ikoi-ryokan.com/

唯一の不満は、降り続いた豪雨の為、旅館下の滝の轟音がうるさく、眠りを妨げられた点ですが、これは天気のせいですから、小生としてはオススメの宿に決定。

翌日21日は、小雨の中、仲良くなった旅館の皆さんに見送られ出発、R442を東に向かい、三愛高原にてお土産物を購入、すぐに、やまなみハイウエーを右折し、豪雨の中を阿蘇一宮に向かう。 R57のT字路を左折し、しばらく行くと高千穂に通じる高森方面へ右折し、R265の外輪山コースのワインディング道路を行くうちに、空は晴れてきました。

やまなみハイウエーにあった、謎のモニュメント

黒川温泉~高千穂の旅
阿蘇やまなみハイウエイ

高森峠からは高千穂への快適な路を走り、黒川温泉から高千穂へは約2時間で到着、カミさんには初の高千穂なので、パワースポットの高千穂神社、高千穂峡(今日は大濁流)を観光して、お昼は近くにあった「流しそうめん」500円也を、久し振りに食べたが、連日の食べ過ぎの胃には。適度な量で、冷たくて美味しかった。

阿蘇ツアー~高千穂峡
高千穂峡真名井の滝

食後は天岩戸神社へ、現在は天岩戸の神域には、勝手に入れず今回は断念、神社に参り、天の安河原へ向かうが途中の川や橋の所にある合流地点は、轟音を立てて流れる川の渦に取り巻かれ、危険を感ずる凄まじい景色(不思議に水は澄んで青色)だった。
早々に引き上げて、帰りに看板を見ると「本日は天の安河原方面は危険なので通行禁止」などと書いてある。
しばらく歩き、日差しも強いので、茶店にて「釜いり茶ソフト」を食す、甘さ控えめで美味、これもオススメ。
という事で、あとはのんびり、延岡~宮崎へと回って夕方に帰って来ました。豪雨の中からの旅立ち、最後は晴天と、これもいい思い出になりました。 ゴリケン

手力雄神との対決は・・・(天岩戸神社)

阿蘇ツアー~高千穂
高千穂天岩戸神社