2012/01/29(日) 全国陶器市最終日(神宮東苑)
天気が良いので、ふらりと全国陶器市の最終日に宮崎神宮に出かけた。
昔はただの広場だったはずだが、今は東苑という名の付いた駐車場に、大きな黄色の入口のある、大テント群が全国陶器市の会場だ。
入口を入って、早速、右手の萩焼のテントに入る。 若い頃は地味な萩焼にはあまり興味は無かったが、今はひとつとして同じ出来上がりにはならない、偶然に出来る肌や色の具合が何とも良い感じだ。
ただし値段は結構高い、小生のネットでのビンテージ品販売では店舗の半額を目処に価格設定しているが、この市の大量生産品とを比較すると、陶器市の方が遥かに高価な湯呑や、100年物のアンティーク品の倍の値段の急須を売っており、果たして露店で叩き売りする様な、掘り出し物なんだろうか? チョイぼったくり気味なのか、それとも定価に近い販売なのか、少々疑問だ。
次の有田焼のテントに行くと、これならOKだ、200円、300円のトレイに入った茶碗や皿などは、気に入ったモノを時間をかけて選ぶ楽しみがありそうで、皆楽しそうに器を選んでいる。 但し、奥に飾ってある豪華絢爛の金ぴかの皿や湯飲みが数万円、十数万円するのには唖然! チョイビンデージ物の人形が6万円、8万円、手描きの有田の花瓶が50万円とか80万円など、とても手が出る値段でもないし、それに特に欲しくもないが。
1時間ほどかけて一回りして来たが、目を引いたのは、有田の魚の形をした小皿位だ・・・でも一番チッチャな小皿5枚セットで1万5千円! 品物は良さそうだが、あえて手を出す程でもない。
天気も良く暖かくなったせいもあり、最終日の陶器市は徐々に賑わって、混雑してきた。
お客は女性連れが多く、次は女性をエスコートした男性とのカップル、次にファミリー、最後が小生の様な独り客、陶器は男性の趣味と思っていたが、最近は違うようだ。 小生がカメラを持って、じっくり眺めていると、売り手は一寸緊張してこちらを観察しており、小生を同業者と思った様だ。 おかげで撮影は値札の見えない遠方から撮るしかなく、結局、カメラをしまって一般客となり見物だ。
結局、購入したのは、先日割ってしまった、鍋物用の蓮華3個、計1200円也!
1個400円では値切る訳にも行かず、色んな陶器の見物料代わりかな。
それにしても、陶器市では処分品の安い商品以外は、掘り出し物はなさそう。 全体に割高なモノが多く、特に希少品や高価な品物は高過ぎて、陶器市で買うべきでは無さそう。 小生がネットで扱っているアンティークの手造り手描きのティーセット等、今の日本ではもう作るヒトも技術も無い素晴らしい希少なモノで、100年以上前の明治時代に、日本の港を出港して海外に輸出され、彼の地で大切に愛用されたり飾られ、最近の円高でコレクターが手放して、100年振りに日本に里帰りしたという品物もあるそうだ。 円高で安くなるはずが、結構、最近は仕入が高く少々困っているが・・・。
これらの素晴らしい品物より、テント市に無造作に置かれている茶碗の方が高いとは何故?、何かおかしいとは思いませんか?
ゴリケン
2012/01/28(土) 街市に行って来ました。
寒い日が続きますが、今日は買い物で宮崎市中心部のデパートに行って来ました。
このデパートでは、郊外のショッピングモールに対抗して、100円以上買い物すれば、2時間駐車無料のプレミアムカードを発行しており、小生も最近会員になったばかりです。
まずはデパートのパーキングに駐車して、近くの昔からある蕎麦屋で昼飯です。 何の変哲も無い蕎麦屋ですが、もう50年以上もこの地にあり、存続しているのはそれなりの理由がありそうです。 どうみても来客平均年齢は70歳以上、小生などは未だ若造です。
ここは、こだわりの蕎麦ではなく、いわゆる普通の蕎麦屋で、昼食を食べに来るのに丁度良い場所に有り、気軽に入れ、味もまあまあ。 この時代に、最近の新メニューが何と鴨せいろ、昔から鴨南蛮はあったのですが、時代の流れで、ようやくこの新メニュー、しかも値段は800円也、他店の半額近く、昼食に相応しい額です。
こだわりの蕎麦屋と違うのは、肉の量が少なく蕎麦の量が多く、やや味が濃い。 でも昼飯としては丁度良い、と、こんな店です。
今日は、一度食べて見たかった、こだわり店ではタブーメニューの「釜揚げ蕎麦」天婦羅付、何と750円を注文、蕎麦が適度に太く延びが少なく、天婦羅はカロリーオーバー防止用に最適な量、とまずまず満足の味です。
(注、こだわりの蕎麦もこだわる際には、大好きです!念の為)
食べ終わり、近くの一番街をぶらつき始めると、なにやら露店の設営中だ。 店のヒトに聞いてみると、宮崎のどまん中を活性化する為に「街市」という名称で、毎月第4土曜日に一番街と若草通りで開催されている市だそうだ。
本格開店はもう少し夕方になってかららしいが、賑やかな様子は、以下の写真でご想像下さい。
若草通りへ向かおうと、信号で待っていると、突然声を掛けられビックリ、何と友人の奥さんだ! 街中をぶらつき始めて半年、初めて知合いに出会った。 皆さんにもバッタリお会いしたいので、たまには宮崎どまん中「街市」に、お出かけになりませんか?
ゴリケン
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