都農ワイナリー旧車談義


2011/12/17(土) 都農ワイナリー旧車談義友人のUさんから、都農に旧車好きの知人がいる、との話を聞き、早速紹介して貰う事にした。
12月17日(土)朝、11:30に、都農ワイナリーにて現地集合、という事で久し振りに、
17万km走行の旧車ボルボの充電を兼ね、10時頃に宮崎を出発。このボルボ、もう10数年以上経過しているが、エンジンや車体、サスなどの基本部分は、
全くビクともしない頑丈さで、かつワゴンの割りに身軽で、ハンドリングが良く、適度に速い。
但し、電気系統とプラスチック部品が若干弱い。 原産地スウェーデンでは、電気基板のハンダは
鉛禁止の為、高温多湿の日本では、ハンダが割れて接触不良発生、数年に一度ハンダ盛りが必要だ。
又、プラスチックは寒冷地仕様で柔らか目なので、日本の様に真夏の室内温度が50℃以上になると、
溶けて粘つき始め、ボタン類の使用感が悪く、気分が悪い事甚だしい。今朝の最低気温はマイナス2℃の為、ボタン類は乾燥しており快調、国道10号線をひたすら北上、
30分程で新富町を通過し高鍋町に入る。 土曜の割りに道は空いており、これでは早く到着しそうなので
道路脇の空き地に停まり小休止、持参のマグカップからウーロン茶をひとくちゴクリ、
ゆっくり澄み切った空や遠くの山々を眺め、しばし眼を休める。

10分程で出発、川南町へ入る、ここは夏に「軽トラ市」で来た場所だが、寒くなって最近は足が遠のき気味だ。
なだらかなアップダウンの土地には、農業のビニールハウスや畜産業の建物が散在しており、宮崎県の
第1次産業の中心地だが、後継者問題や口蹄疫の後遺症で、生産者の数が激減しているらしい。
果物の売店群を通り過ぎ、しばらく行くと都農町に入り2車線の走り易い道になる。
左手の山の上に、赤いチャペルの様な塔を遠望、あれが都農ワイナリーのランドマークだ。
ワイナリーの標識を左折し、坂を登り矢印に従って登って行き、カーブを曲がるといきなり左折の矢印、
ようやく到着、午前11時。
時間があるので、ワイナリーの入口付近を散策、玄関前から日向灘を一望する景色が雄大で素晴らしい!
遠く宮崎市方面の海面は、太陽に反射し眩しく、きらきら光っており、まるで春先の陽光の様だ!

玄関前から雄大な日向灘を望む
玄関前から雄大な日向灘を望む

玄関前から雄大な日向灘を望む

玄関の門松
玄関の門松

玄関の門松を良く見ると、ワインボトルと樽の土台、門松の下にはクリスマスリース風の植込みです。

ワイナリー全景
ワイナリー全景

ワイナリー全景、左から、とんがり帽子の塔(チャペル?)、工場、レストラン棟です。
陽光は燦燦ですが、気温は8℃位なので少々寒くなり、玄関に戻りメイン棟に入る。
ここは色んなPRパンフレット類や、イベントの告知板のあるホールで、左手が今日昼食を取る予定のレストラン、
なんと「今日は貸切です」との看板です。  前もって、Uさんが予約をしていると、聞いていたので一安心。
11時半の待ち合わせ時間になり、Uさんが玄関から入って来た、すぐに本日お会いする方も見つかり、
ご紹介を受け、お互いにご挨拶です。
先程、構内をうろうろしてた時に、「あの人がそうかな?」と思った方だった。
お互いの上着を見ると、先方は革ジャン、当方も同様に革ジャン、何か相性良さそうです!
ここから奥に行くと、売店と試飲室(今日はパス)があり、その奥にガラスで仕切られた、貯蔵タンクが見えます。

ホール奥の売店と試飲室
ホール奥の売店と試飲室

ホール奥の売店、クリスマスの飾りつけで華やかです。

貯蔵タンク群
貯蔵タンク群

貯蔵タンク群、工場見学の最終コースの様です。

明るく素敵なレストラン
明るく素敵なレストラン

明るく綺麗なレストランで昼食、眺めの良いテラスもありますが、流石に今日は寒く、諦めました。

明るく素敵なレストラン
明るく素敵なレストラン

生ハムサンド、おすすめです。 何はさて置いても、まずは昼食です。
明るく素敵なレストランの予約席に案内された3人、紹介された旧車好きの方は、Benkeishiさんとお呼びする事にします。   お勧めの「生ハムサンド」に銘々お好みの飲み物を注文し、昼食を取りながら車談義の始まりです。
Benkeishiさんは、ここ都農ワイナリーで毎年10月、又は11月に開催される、「旧車の祭典 CAR FESTA MIYAZAKI in TSUNO」の仕掛け人として活躍されています。 (2012年は11月開催との事です)
この祭典は、今回で3回目、開催趣旨は以下の通りです。開催趣旨

この度、都農町に住む私達の手で『旧車の祭典“CAR FESTA MIYAZAKI in TSUNO”』を開催することとなりました。

近郷近在に居住される方々が所有しておられる車を中心に、古い車や特別な車に光を当てる機会を設けようと企画したものです。また、日頃から車に関心をお持ちの方々にもご来場いただき、車についての話題を交換しながら、都農ワイナリーからの眺望の中で秋の一日を楽しく過ごしていただきたいと存じます。

かつて我が家にあった車、いつかは乗りたいと願っていた車、お孫さんに見せたかった車などが発見できるような、懐かしく楽しい“くるまの祭り”にしたいと願っています。

私達の開催趣旨に町内外の多くの方々から、ご理解とご賛同をいただき、ご協力を賜ることで、都農町の生成発展に寄与することを願うものであります。

この祭典の開催に関する、悪戦苦闘話や資金捻出の数々のアイデア、開催に賛同・協力して頂いた方々の活躍振り等、
実現までの数々のエピソードを経て、この都農町での一大イベントとして開催、大成功を収める結果となりました。
小生も、小さい頃から、動くモノ=メカもの、に興味があり、小学校の時からバイクをいじったり、内緒で乗ったり、
中学になると父の実家の近くの広場で車に乗ったり、特に乗り物を操るのが大好きで現在に至っています。
苦労話をお聞きして、上記開催趣旨には全く同様の想いを持っており、大いに賛同するものであります。
こんな話から、お互いの趣味遍歴のお話や、仕事への取り組み方、取り巻いている仲間達とのコミュニケーションの
有り難さ等、人生への向き合い方迄、とめども無く話しているうちに、2時間近くがアットいう間に経過してしまいました。
ここで、紹介して頂いたUさんとはお別れし、今やメカ好き少年と化した2人は、数々の車コレクションが眠る、
秘密のガレージに行く事にしました。

Benkeishi氏の愛車
Benkeishi氏の愛車

駐車場に行くと、Benkeishi氏の愛車、シルバーの Mercedes Benz 500SLが陽光を反射して駐車してあります。
この500SLのリストアには、多大な労力と時間が掛かり、現在も機関、ミッション等、駆動系の慣らし運転で、
当たりをつけている途中だという事です。
特に宮崎辺りでは、道路事情の関係から、車を高速で走らせる機会も少なく、エンジン、ミッション等も負荷を与えて
走るケースも殆ど無く、500SL等のスポーツカーにしてみれば、いつもアイドリングで走っている様なものです。
長期間.この様に乗られて来た車を、本来の胸のすく加速や、レスポンスに戻すのには、少しずつ負荷を与えて、
慣らし運転をしながら変貌させる時間が必要なのです。

Benkeishiさんの愛車、500SLです。 未だにレストア途上、最終の慣らし中です。
駐車場を出て、後に付いて坂道を下って行き急なカーブを曲がったら、500SLはあっと言う間に視界から消え去りました。
坂の下で待って頂いて、今度は裏道の1.5車線のワインディング道路を、山道に入ります。
悪路なら我がVolvo君も得意、何とか付いて行けます。
しばし裏道を走り回り、方向感覚が無くなった頃、ようやく秘密のガレージに到着。

かなり広大な敷地の中に、まず住居があり、その裏にメインの秘密基地、このガレージには、なんとMercedesの
多目的車「ウニモグ」が鎮座しています。 初めて実物を見ましたが、噂どおり迫力は凄い!
その奥には巨大なアメ車のキャンピングカーがあります。
正に車少年の面目躍如です。
ひっそりと右隅にカバーを掛けたバイクとヘルメットが・・・何とBMW K100RSではありませんか!
小生の愛車、BMW R1100RSと、同時代の革新的水冷モデルです。
なんとBenkeishi氏、本来のご趣味はバイクなんだそうです。
お互いにバイク少年で、しかも同メーカーの旧車を愛用している!
こんな偶然、なかなか有るものではありません。

幻の秘密基地、巨大なウニモグ!
幻の秘密基地、巨大なウニモグ!

巨大なウニモグ、多種のオプション部品があり、キャタピラー迄用意されているそうです。

コレクションの愛車達はガレージには入りきれず、裏の母屋の車庫や、特設ビニールハウス改造ガレージ等に、
分散して保管されています。
他にも車輸送用のトランスポーターや、パワーショベル等、重機もお持ちで、乗り物オールマイティ大好き人間の様です。
現在、リストア中の車を1台試乗させて頂きましたが、流石Mercedes!機関、ミッション、サス共、全く旧さを感じさせません。
ただ、アクセルのリンケージが固く、若干段つきがあるので、加速フィールが悪いのが唯一の欠点。
オーナー談では、これも長年の使い方でこういう性格の車になったので、時間を掛けて調教し直しているとの事。
まるでクルマを生き物みたいに扱っているんですね。
リストアには機械を治すだけではなく、特性や性格まで調教が必要とは・・・、ひとつ勉強になりました。

小1時間の試乗、都農の裏道を走り回って、つくづく思いました。
車の買い替え促進で、旧い車を潰して廃棄すると、エコカー減税で購入補助金が出ますが、これってホントにエコなの?
旧くても長持ちする良いモノ、まだまだ長く使えるモノ、もう二度と作れない技術、眺めてるだけで嬉しくなるモノ、
こんな素晴らしいモノを、買い替え促進の為に、潰して鉄屑やゴミにしてしまうのが、本当にモノを大切にするコト?
小生も、こんな気持ちで、趣味の範囲内で旧い、今では造れない、貴重なモノを再び使って頂き、陽の目に当てたいと、
古物商の許可を取り、趣味を兼ねて、USED品の仕事を始めた経緯があります。
ここにも、同好の志が見つかりました。

名残惜しいのですが、再会を約して失礼して来ました。
Benkeishi様、貴重な時間をありがとうございました。
今後とも、お付き合いの程、よろしくお願いします。
ゴリケン

P.S.帰りにお土産に、熟成中の干し柿を一連、頂戴しました。
帰り着き、早速、軒先に吊るした風情、なかなか良いものです。
毎日、赤い実を見ながら過ごすのが楽しみになりそう。

熟成中の干し柿群
熟成中の干し柿群

秘密基地の裏庭で熟成中の干し柿
(LINK)
カーフェスタ宮崎in都農 http://www.carsfan.jp/home/cfm/
Mの国からこんにちは  http://blogs.yahoo.co.jp/benkeishi190e
都農ワイナリーHP    http://www.tsunowine.com/


飫肥の小玉醸造を再訪しました


2011/12/07(水) 飫肥の小玉醸造訪問(仕込み見学)朝、8時半前にETCカードをセットし宮崎を出発、3ヶ月振り高速宮崎道に入る。 首都圏ではほぼ毎日高速を利用してたが、こちらでは遠距離の時と、仕事でアポイントがある時だけ、高速を利用しています。 久し振りの高速道路、しかも取扱い商品のポルシェなので、あっと言う間に(ここでは書けない)ハイスピード、すぐに制限速度+?で、のんびり流して平和な走行です。 ただ、路面がかなり波打っている所があり、車高が低いので底を擦らないか心配で、ゆっくり走る事にします。15分も走らないうちに田野ICに到着、ETCゲートもすんなり開いて、県道28号で北郷方面に向かいます。 この道は山越えのワインディングなのですが、結構整備されており、交通量も少ないので快適で楽しい道路で、思わずスピード出し過ぎになってしまいます。 時間はタップリ有るので、ゆっくり山道を楽しみながらドライブする事にし、しばらく走ると峠を越え北郷町に入ります。 ここにはフェニックス北郷があったのですが、今は第3セクターが運営してるらしく、ゴルフ場も温泉も健在の様子です。 山道を降り、川沿いの道を日南線に沿って走ると、飫肥方面右折の標識があり、曲って橋を越し踏み切りで一時停止、突き当たりのT字路を左折し小山を越えて行くと、城下町の飫肥です。 9時5分着、ここまで40分弱で到着、少々早すぎなので、商家資料館の駐車場に停めて、城下町をしばらく散策します。

味噌、醬油屋さん
味噌、醬油屋さん
名物の玉子焼屋さんです。
名物の玉子焼屋さんです。

飫肥名物の厚焼卵屋さんです。

洗い張り、染物屋さんです。
洗い張り、染物屋さんです。

都会ではもう見かける事のない、洗い張りの看板、染物屋さんです。 旧い商家の雰囲気を残した、味噌・醤油店、染物屋では洗い張りの看板があります。 厚焼卵屋さんが大きく立派な店構え、昔から、ここ飫肥の名物です。 飫肥天という魚のすり身を揚げた天ぷらも名物ですが、お城近くの大きな店のは甘すぎるので、いつもこの近くの小さな店で買って帰ります。 道路の反対側に、目的地の小玉醸造が見えます。 窓辺には主商品の「杜氏潤平」が飾られています。 やはり宮崎市と違って、城下町の佇まいは歴史の積み重ねを感じる、懐かしい日本の風景です。

小玉醸造、杜氏潤平
小玉醸造、杜氏潤平

小玉醸造、杜氏潤平が飾ってあります。

小玉醸造正面
小玉醸造正面

小玉醸造正面入口です。

店の裏の側溝には錦鯉が泳いでいます。
店の裏の側溝には錦鯉が泳いでいます。

店の裏の側溝には、なんと、豪華な錦鯉が泳いでいます。 しばらく散策し、小玉醸造の裏手の駐車場に車を停めて、表の店に回り「ごめんください」と声を掛けると、社長の金丸さん自らお出迎え頂きました。 今は芋焼酎の仕込みが忙しい時期なので、若い杜氏さん達が忙しく往来しています。 裏手の接客室で金丸社長と4ヶ月ぶりのご挨拶、生憎ご子息の潤平さんは、お休みの日なので、蔵長の工藤さんに仕込みの工程をご案内頂き、説明して貰う事になりました。 ここ小玉醸造では、この蔵に合わせた適量の焼酎を、金丸家伝来の日本酒の製法を取り入れ、人手を掛けて丁寧に仕込み、醸造、蒸留を行い、1年半から2年掛けて熟成させ、瓶詰めして出荷するという、今では考えられない、恐ろしく手間と時間のかかる方法で、杜氏潤平のブランドの焼酎を製造しています。 以下、各工程の撮影を許可して頂いたので、写真を掲載する事ができました。

巨大な蒸し器
巨大な蒸し器

まずお米を巨大な蒸し器で蒸します。(これでも小さい方との事)

冷却コンベア
冷却コンベア

これは蒸しあがった米の、冷却コンベアです。

瓶詰め工程
横にある瓶詰め工程

横にある瓶詰め工程では、今日詰める分だけ瓶を洗浄します。

蒸し米を、菰で受け止めて包みます
蒸し米を、菰で受け止めて包みます

冷却コンベア出口で、落ちてくる冷却した蒸し米を、菰で受け止めて包みます。

温度をチェック
温度をチェック

大事なところでは社長自ら温度をチェック、1バッチの量がたまったら2階の麹室へ運び上げます。

放熱の湯気
放熱の湯気

冷却コンベアから放熱の湯気が立ち昇ってます。

一次発酵室
一次発酵室

別工程の発酵工程です、ここが一次発酵室です。

芋と麹とをあわせたもろみ
芋と麹とをあわせたもろみです

芋と麹とをあわせたもろみです。

5~6日ほど発酵させます
5~6日ほど発酵させます

翌日には汲み上げて、小分けした後、5~6日ほど発酵させます。

麹室です
麹室です

大事な麹造り工程の準備ができました、麹室では、蒸しあがった米の攪拌作業から開始です。

これが白麹種です。
これが白麹種です。

これが白麹種です。

米に麹種をまぶします。
米に麹種をまぶします。

米に麹種をまぶします。

麹種と米を混ぜ合わせる
麹種と米を混ぜ合わせる

麹種と米を混ぜ合わせる、大変な作業が続きます。

室で一日寝かせます
室で一日寝かせます

麹菌と米を合わせたら室で一日寝かせます。

トロトロ時間をかけ蒸留
トロトロ時間をかけ蒸留

最後の工程、蒸留器に掛けトロトロ時間をかけ蒸留し、高アルコール度の焼酎の原酒が出来ます。 この後、貯蔵タンクに入れて、出荷まで長期間の眠りに就きます。

蔵長の工藤さんです。
蔵長の工藤さんです。

仕込みの合間を縫ってずっとご案内と説明頂いた、蔵長の工藤さんです。 有難うございました。 お忙しい仕込みの時間に、金丸社長始め小玉醸造の皆様、ありがとうございました。 帰りに、北郷米「まいひかり」と串間市のコトブキ甘藷と宮崎の純粋酵母で醸した、限定生産の杜氏潤平と、白い食用芋クリアヅマ宮路で作った。弐年物の「栗東宮路」を特別に分けて頂きました。 これは正月用の楽しみに取っておく事にします。 これにて小玉醸造さんの仕込み見学終了、皆様にご挨拶し蔵を後にしました。

お土産、杜氏潤平、栗東宮路
お土産、杜氏潤平、栗東宮路

特別限定品、杜氏潤平、栗東宮路をお土産として購入。

裏書説明です。
裏書説明です。

もうひとつお土産用に、飫肥名産の天ぷらをいつもの「こだま」さんで求める、もう1種類しか残っておらず、二折を購入して飫肥を出発。 帰路は日南海岸をゆったりシーサイドドライブで、七浦七峠を1時間チョット、やはり日南海岸の絶景は一番だなぁ! ゴリケン


らぁめんと焼酎を求めて


2011/12/06(火)
らぁめんと焼酎探求の100km短距離充電ツアー

今日は午後から仕事がOFF、かつ今年最後の暖かい天気かも? 約2ヶ月振りにバイクの充電を兼ね、都農のらぁめん食べに出かけました。 帰りにはコンビニ酒蔵に寄り、前回、帰宅時に割ってしまい飲めなかった、黒木酒造の天嵐坊の購入の為、リベンジのミニツーリングに出発です。
出発は11時過ぎ、ルートは県道44号線の裏道から、R219を経由し西都市へ向かいます。 約30分程で西都ICを右に見て市内に入り、前回とは逆に県道40号線を北上し、木城町、川南町を快適なコーナリングで通過し、まずは、レイズモーターサイクルに立ち寄ります。
ここは前回、ホンダのモンキーを探して貰う様に依頼したお店ですが、生憎、今日は店長が外出で不在、少し早めですが都農町の「らぁめん縁」で、塩らぁめんを食べる事にします。
10分程で都農町に到着、しかし駐車場にロープが!看板を見ると、火・水お休みと書いてある。 前回、週20時間しか営業してないので、事前確認要とブログに書いたのに、ドジってしまった。

次の目的の焼酎天嵐坊を求めて、近くのヤマザキストアに向かう。 この店はコンビニの筈なのに、外には幻の焼酎の貼り紙だらけで、おまけに「古着」の看板もある正体不明の店で、何やら近くで仕入れたらしいボリュームあるお弁当が、昼のメイン品目らしく人が溢れている。
店内に入ると、まず眼に入るのは焼酎の展示台と背後に展示棚、とれもコンビニには見えず、趣味の焼酎屋の雰囲気です。

コンビニ焼酎店概観
コンビニ焼酎店概観

この外観からは、とてもコンビニだとは思えませんね。

店内は入手困難な、幻の焼酎でいっぱい
店内は入手困難な、幻の焼酎でいっぱい

店内に入ると、焼酎の展示台や展示棚がほとんどのスペースを占めています。

新酒がカラフルに、店のど真ん中に展示中
新酒がカラフルに、店のど真ん中に展示中

拡大すると、カラフルな新酒のパッケージが百花繚乱

弁当購入のお客の後に並び、天嵐坊を1本購入し店主と雑談、「新酒出たよ!」との店主の指先を見ると、何と、幻の冬虫夏草入りの「金霧島」、「黒宝霧島」、「AX霧島」なる新製品もあり、他メーカーも百花繚乱のカラフルなパッケージで華やかだ。 東京まで宅配も可能との事、御希望の方はご連絡頂ければ手配しますヨ。(3本位まとめた方が送料は割安)

さてお腹が減って来たので、今度はR10を高鍋、新富町方面へ向かう。 20分程で新富町に入ると、交差点の右手に大きな「うなぎ」の看板、躊躇無く右折のウインカーを出して、お店の駐車場に入る。 少々昼時を過ぎたので、車は数台だが、玄関横に駐車し店内に入る。

うなぎのかわの
うなぎのかわの

うなぎのかわの(新富町)

厨房です。
厨房です。

厨房はこんな感じ、自家製の米を売ってます。

おしながき
おしながき

おしながきは、何ともシンプルでいい感じです。
席は座敷しかなく、ブーツを脱ぐのに手間取るが、早速来たお茶をゴクリ、一息をつく。 メニューを見ると、うなぎ専門店らしく、蒲焼、うな丼、うなぎ定食だけのメニュー、これは期待できそうだ。
残念ながら、今日は天然うなぎは売り切れのようだ。

新富町 かわのうな丼
うな丼、呉汁、うなぎミソ焼、4種の和え物・漬物、みかん

じゃじゃーん、宮崎のうな丼登場です。

早速、うな丼を注文、待つ事10数分で出て来たのがこれです。 何とも美味そうななうな丼に、大豆をすり卸して出し汁を合わせた「呉汁」、関東の肝吸いの代わりに当地で常食されています。
他、うなぎの味噌漬け、和え物と漬物4種、それに丸ごとのミカンが付いてます。 お腹ぺこぺこなので、早速呉汁をひとすすり、「美味い!」久し振りの郷土の味だ。 うなぎの味噌漬けも美味いが、一寸アルコールがあると更に良さそう。(今日は我慢)

いよいよメインの、うなぎとご飯を一口、久し振りの宮崎うなぎの味です。 関東は、背中開きで割いて、一度蒸してから焼いてますが、関西は腹開きで蒸さずに焼いており、その分、うなぎの本当の味が楽しめます。 関東のうなぎも美味いけど、宮崎のも絶品です。 西都市に入船と言う、名店があるのですが、チョッピリ甘過ぎるのと、行列に並ばなければならないので、最近は敬遠してましたが、この店は空いてて、結構繊細な味なのでいいかも。
うなぎを食べると、流石に身体が温まりパワーが出てきます。 少し休んでトイレに行ってから、宮崎に向けて出発です。

おばあちゃんと、お孫さん
おばあちゃんと孫がお見送りです。

おばあちゃんとお孫さんがお見送りです。
家族でゆったりと、お米も調味料も、全部自家製の手作りでやってるそうです。

そういえば、GNARLY(ナーリー)のKMINE店長から、バイクに乗って遊びに来てくれと言われていたのを思い出し、中心街の若草通りを目指す。
途中、ガソリンを補給、320kmで18リッター給油、燃費は17.8km/Lです。 車もそうなのですが、宮崎では燃費が1割から2割悪いのです。 多分、理由は信号が多すぎ、しかも連動してない事、それから走行スピードが遅すぎる事ではないかな?
R10号線は結構混んでおり、渋滞を縫いながらようやくお店に到着。 お客様が(2名+子供)いましたが、店の前に駐めるとみんな表に出て来て、バイクの話です。 しばらく談笑した後、店長のKMINE(みね)さんと記念撮影です。

GNARLEY前に駐車
GNARLEY前に駐車

お店の前に駐車する許可を頂いています。

KMINE店長、サングラスがGOOD!
KMINE店長、サングラスがGOOD!

KMINE店長、サングラスがGOOD!

アーケード内に駐車したので、帰りは足をバタバタしながら、押して表まで出ます。 エンジンを掛けてスタート、家までは5分程度で到着、しかし狭い車庫に駐車し、エンジンを冷まし、ホコリを拭いて、カバーを掛ける、第五の儀式が残っています。
全部終わるまで数十分を要し、今日のミニツーリングは終了です。
あ~あ、ひんだれた!(宮崎弁を翻訳すると:ひん=”てげ”と同意の強調語、だれた=疲れた)
長時間のお付き合い、有難うございました。
ゴリケ


菊池くんの歯医者さん


2011/12/02(金) 菊池くんの歯医者さん

今日は中学の同級生の菊池くんのやっている、花ヶ島の10号線の旧道に面している、花ヶ島歯科に行ってきた。 抜歯後2ヶ月の定期チェックの為です。
丁度一眼レフを持っていたので、写真撮影をして取材をする事にした。花ヶ島歯科医院

玄関から待合室に入ります
玄関から待合室に入ります

花ヶ島歯科医院、花が島駅から旧10号線を北上、Volvoの先の右側です。。

玄関から待合室に入ります。
玄関から待合室に入ります。
受付から診療所へ
受付から診療所へ

受付から診療所へ

以下、小生の受診のいきさつです。

5~6年前から歯の調子が悪く、埼玉に住んでいた時に近くの歯医者さんの勧めで、歯周病の治療や定期的クリーニングに、日常の手入れを欠かさずやって来たのだが、宮崎への引越しが決まった辺りから歯のグラつきが酷くなり、宮崎に帰ったのを機に、中学の同級生の菊池くんの歯医者さんに通い始めました。

菊池くんに診て貰った結果、手入れの結果これだけ長く良く持った方だが、そろそろ歯の根っこも持たせるには限界との診断結果。 それでも愛着のある歯なので、グラグラする不具合を我慢しながら数ヶ月、食事の途中に急に右上の奥歯が抜けてしまい、食事も止めて、直ぐに菊池君の花ヶ島歯科へ急行した。
診て貰った結果は特に出血も無く、綺麗に抜け落ちており大丈夫とのこと。 左上の奥歯も同様に調子が悪かったのだが、今回反対側が抜け落ちた結果、こちらの歯の負担が増し、抜けるのも時間の問題、との悲しい診断結果だった。

それでもしばらく持たせたのだが、噛むのもやっとなので、再度、花ヶ島歯科に出かけた。 診察の結果、これ以上持たせるのは無理との事で、この際抜歯して貰う事にした。 でも心の準備もあるので、次回辺りに抜歯かと思ったら、今すぐ抜こう!という事になり、ものの数分で簡単に抜歯終了、出血も少なく違和感も余り無い。

という訳で、こちらが現在の小生の歯の主治医さんの菊池先生です。 いつも酒を飲んでる時しか会ってなかったので、診療着をビシッと着た凛々しい姿は、まるで別人の理知的な雰囲気です。
今日の診察結果は、特に異常なし。 ただ、歯がなくなった部分の歯茎で固いものを食べると、少々痛いときがあり、これは時間が解決するか、どうしても駄目なら、部分入れ歯だそうだ。
違和感のあるものが口の中にあるのは、イヤだし出来れば無い方がいいな。 少し様子をみる事にしよう。

菊池先生
菊池先生

診察室での菊池先生 (いつもと雰囲気が全然違います)
診察室奥です

診察室奥
診察室奥

花が島は市内中心から少し離れた住宅地の為、診療時間は平日20時まで、おまけに日曜日も診療する事にしたとの苦労話。 休診日は木曜と祝日のみ、流石に土日は終了時間を短縮しているが、歯医者さんのお仕事も大変ですね!
お近くにお住まいで、夜も土日も診てくれる歯の主治医をお探しの方、お勧めですヨ!
ゴリケン

(Data)
名称: 花ヶ島歯科医院

住所: 宮崎市花ヶ島町赤江町1348 第1小野ビル1F
TEL : 0985ー24-1768

診療内容:一般歯科・審美歯科・口腔外科・インプラント治療・
歯周病治療・義歯治療・顎関節症治療・咬合(咬みあわせ)治療・
定期検診予防歯科・PMTC・口臭治療
診察日時     月 火 水 木 金 土 日 祝
09:00~12:00 〇 〇 〇 休 〇 〇 〇 休
13:30~20:00 〇 〇 〇 休 〇 休 休 休

原則予約診療  駐車場有り
以上