2012年8月7日(火)
バイクにデジカメを積んで、動画の撮影テストをしています。
荷台に、ネットで探した車載用の部品をセットして、撮影を始めましたが、とにかく走り出すと直ぐに、ガサガサ、ゴソゴソと風切り音で、心地よいエンジン音も周りの音も、何もかも聞こえなくなります。 これではマズイと、オーディオメーカーに居た頃の仲間に、ヘルプを求めたら、マイクにフェルトを貼るか、ミラーを使って向きを変えるか、対策したら良いとのアドバイスを貰いました。
ミラーを使う等は無理なので、まず対策は、小生が出来る範囲で調べた事をやってみました。
その1.マイクを柔らかい素材で包む事とし、¥100ショップで商品を探す。 2.素材を固定する方法を調べる。 3.この状態で、一度テストして消音効果を見る。
以下にあるのが、100円ショップで買ってきた材料、1.イヤフォーン用スポンジと、黒い秘密の最終素材。 2.固定用両面テープ、それらを、事務所にある秘密工作場の工作机に置き、作業開始です。
まず、現在使っているのは、デジカメCanon DMC-TZ3、6年ほど前に購入したもので、主にスナップと、散歩、サイクリング、バイクで出かける時の必須品です。 当時は光学10倍ズームで、動画も撮れる、最新のデジカメでした。 特に故障も無く、傷だらけになるまで、今でも使ってます。 以下の写真にある様に、マイクの位置を確認します。 本体レンズの上部に横1列に4個開いてる穴がスピーカーで、その奥に1個開いてる穴の部分が内蔵マイクです。
このマイク用の穴に、イアフォーン用のスポンジを乗せると、丁度マイクを覆う大きさで良い感じです。 両面テープをくっつけて、スポンジを載せると、いい感じです。
この状態で、息を吹きかけてテストすると、やはり、ノイズが入ります。 スポンジだけではダメの様です。
ここで、登場するのが、100円ショップで見つけた、ウサギの尻尾(フェイク?)です。
この最終秘密兵器ですが、実は、昔、オーディオメーカーに居た頃、プロ用のショットガンマイクに、スポンジの吸音材をかぶせ、さらに毛皮の様な、長い毛足のモヘモヘ状の筒状のモノがかぶせてあり、これが究極の風切り防止のグッズだと、プロのミキサーが言ってたのを思い出し、どうしてもダメなら、コレを使用するつもりでした。
上右の写真、これが付けた状態、まるでカツラの様で不気味です。
これをカメラに綺麗に取り付けるのは、シャッターやダイアル、レンズ等に干渉し難しいので、困った時の究極の部品、「輪ゴム」の登場です。 今日は、お洒落な赤い輪ゴムにしてみました。
これが、取り付けた状態、少しは可愛くなってませんか?
まるで熊カメラです。
この状態で、扇風機の風に当て、ノイズが出ないか、動画撮影してみました。 かなり良さそうなので、これで、天気の良い日にバイクに取り付けて、日南海岸まで最終のテストツーリングです。
さて、上手く行くかどうか、乞うご期待! 楽しみに結果をお待ち下さい。
ゴリケン
テスト走行の様子をご覧下さい。 何とか風の音を減らせました!
http://youtu.be/J9PZyCDf17A
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