2012/11/15(木)
生目台古墳群マップ大阪から久し振りに帰省したI君が、生目古墳群に行くという事で、9日の月曜日に、一緒に行く事にしました。
西都原の古墳群は、しょっちゅう行っているのですが、生目は初めてです。
I君は大阪で古代史探訪会を始めるとの事で、今後、神話の国宮崎を会の仲間と共に訪ねる際の、下調べに生目古墳群を選んだそうです。
生目古墳群史跡公園は、宮崎市の西方にあり、市街地からは平和台大橋を渡り、西に数キロ直進した所にある、生目の杜運動公園の北東寄りにあります。
小高い丘の上に、宮崎市街を見下ろし、東方に平和台公園を望む、綺麗に整備された史跡公園には、人影は殆ど無く、ゆったりと自然の中を歩くには最適の環境です。
当日は20数度の暖かい日差しの中、点在する古墳を巡り、丘を昇り降りするうちに、うっすらと汗ばんで来ました。
浅い谷を越えた高台に、展望台らしきものが見えるので、行ってみました。
高台に上る手前の階段横に、看板があり注意書きが赤い文字で書かれています。 なんと「まむしに注意!」です。
子供達が遠足に来るには丁度良い場所ですが、我々も子供の時には、草むらや藪をかき分け、鬼ごっこや、かくれんぼをやったものです。 安心して、子供が遊びまわるには、是非駆除して欲しいものです。
そう言えば、小学校時代には、この辺りは小山の続く丘陵地帯で、道なき道をたどり、山また山を越えて遊びまわったものですが、誰からも、まむしに注意しろ、とは言われていなかったな! 今だったら大変、すぐ捜索願いでしょうが、当時は自由放任です!
この展望台からは、古墳群の全体が見渡せ、遠望する景色も素晴らしく、一見の価値があります。 天気の良い日には、お子さんや、お孫さんを連れて、お弁当を持って、ファミリーでピクニックなど最適な場所です。
西都原古墳群もそうですが、相当な金をかけて整備された、立派な施設や公園が県内各地に沢山ありますが、残念な事に余り使われておりません。 折角、みんなが支払った税金で作られた施設、あちこち出向いて、税金分、使わにゃ損々!です。 是非、ファミリーやお仲間とお越し下さい。
以下、スナップを数枚添付しますので、雰囲気だけでも味わって下さい。
ゴリケン
生目古墳群史跡公園をもっと知りたい方は、⇒ こちらへ
生目古墳群史跡公園 入口から全景を望む。
その先の丘の上には、展望台沢山の古墳が点在しています。
長さ143m、高さ12.7mの3号墳は古墳時代前期では九州最大の前方後円墳。 実際に立ち入ることができる古墳の中では古墳時代全時期を通して九州最大。
前方の部分に立ち、後円部を撮影、結構大きな古墳です。
墳丘表面を葺石(ふきいし)で覆った、生目5号墳は綺麗に復元されてます。