NPO グリーンイノベーション宮崎(GRIM)講演会


2013/08/07(水)

今日は、小生が昨年から所属しているNPO法人GRIMの定期講演会です。

講演内容:「どこまで遡上してくるか、南海トラフ巨大地震津波」
日時:平成25年 8月7日(水) 午後1時半~3時半
会場:宮崎県建設技術センター

南海トラフ地震とそれに伴う大津波に関する講演会なので、当初は150名の予定を上回る、250名以上の参加者で、開場早々既に満員の状況です。
「宮崎応用地質研究会」の後藤繁俊氏らは宮崎県を襲来した過去の大津波の遡上痕跡(斜面上に残された変色部や標砂部の痕跡の高さ)を調査して、浸水の範囲や高さなどを明らかにしています。
また、宮崎大学の村上啓介氏は海岸工学の専門家で、津波の遡上や浸水域について波の面から研究し、市民に啓発活動も行っています。

その盛況振りや、講演会の様子ををスナップでお伝えします。

GRIMパンフ
GRIMパンフ

GRIM特別講演会パンフ

GRIM講演会大盛況
GRIM講演会大盛況

講演会会場は予定をオーバーする250名の盛況

横田理事長よりご挨拶
横田理事長よりご挨拶

横田理事長よりご挨拶

過去の巨大津波の遡上痕跡 後藤繁俊氏
過去の巨大津波の遡上痕跡 後藤繁俊氏

過去の巨大津波の遡上痕跡(後藤繁俊氏)
宮崎応用地質研究会(九州土木設計(株)

津波はどのように遡上してゆくか?
津波はどのように遡上してゆくか?

 村上啓介氏、宮崎大学准教授

講演者との質疑応答
講演者との質疑応答

津波はどのように遡上してゆくか?

村上啓介氏、宮崎大学准教授
村上啓介氏、宮崎大学准教授

講演者との質疑応答は熱を帯び、予定時間を遥かにオーバーです。

宮崎市の浸水シミュレーション
宮崎市の浸水シミュレーション

宮崎市周辺の浸水Simulation、自分の住んでいる地域がどうなるか、皆、食い入る様に見つめています。

津波の河川遡上Simulationや、宮崎の津波痕跡図など、身近な質疑応答については、特に詳しく説明頂き、

身近で切実なこの問題について、今後の行政、大学、地域、専門家間の連携が必要と、改めて認識され、

今後につながる問題提起として、成功裏に講演会は終了しました。