2013/11/17(日)
昨夜は久し振りに、美味い肴と焼酎を探しに、宮崎の街に繰り出しました。
友達のTさんに、焼酎が美味いと、教えて貰った、最近移転して中央通のO医院前のビル1Fに開店した、いごこち屋「あんばい」さんです。 ビルの前に行くと、小さな看板と小さな入口だけなので、バーみたいな雰囲気で、少々入りにくいのですが、玄関前に芋などの農産物や枯葉のオブジェ(?)を飾ってあるので、とりあえずドアを開けて入ってみました。
中に入るとコの字型のカウンターは、ほぼ満席で、奥の座敷も宴会がたけなわの様です。
いっらっしゃいませ!の声に誘われ、最後の空き席に、運良く腰掛ける事ができました。
カウンターの中では、若い女性と店主らしき男性が忙しそうに動き回っています。
まずはメニューを眺めると、宮崎の特産物のオンパレード、それに焼酎の種類が半端じゃありません。
とりあえず、生ビールと、活きかわはぎの薄作り、赤貝の刺身、それに温野菜のサラダ等を注文。
先付け食べて生ビールを空ける、いいあんばいの時に、まず赤貝の刺身登場です。
すかさず、店長さんが、自分で7:3の割合で割った、西都市の焼酎「月ん中」の特製品と、国富町の「川越」の一升瓶2本を抱えて隣にやって来て、好みに応じて各人の器に注いでくれます。
隣の席に座っていた、関西から旅行で宮崎に来たという、ご夫婦とお嬢さんの家族、小生よりちょっと年配のご主人がつられて、月ん中を注文。 なんと、芋焼酎は飲んだ事がない、との事で、お嬢さんが、余り飲まないように、と注意しています。
この家族とは、意気投合して、しばし、店長の勧める焼酎の名品の数々を、味あい続ける事になりました。
その様子と、経過を写真でご覧下さい。
出ました、出ました! 寒い時期に美味しい、活きカワハギの薄造り、肝醤油で頂くと最高です。
15年モノ、秘蔵の「大正の一滴」、これは猪口でストレートで頂きます。 もう焼酎の味を超越しています。
これも幻の焼酎!? 横文字で、MANNANかな?
純芋 醸酎と書いてあります。 もう味は定かではありません。 隣席の大阪のお客さんと酌み交わします。
途中の料理の写真は撮り忘れましたが、鶏の刺身盛り合わせ、新鮮で実に旨い。
ここらで、大阪からのご家族とお別れです。 芋焼酎最初にしては、凄い洗礼を受け、いい気持ちでお帰りです。
最後は、日向の「金の露」、ロックで爽やかに頂きました。
いや~、宮崎の焼酎、堪能しました、奥が深いです。
結局、店長のお勧めをかわし切れず、Tさんから紹介された、田野の渡邉酒造所の焼酎「旭萬年」を飲みそびれてしまいました。 次の機会に、ぜひ、挑戦したいと思います。 (*実は、MANNANが「旭萬年」でした)
帰り際に、貰った名刺で、女性が女将さんで、男性は数店舗を経営している、会長さんでした。
それにしても、この会長さん、店に居る間中、ずっとアチコチ走り回って、お酒を勧めたり、ウンチクを語って、注文を取っていましたが、酒は全く飲まないそうです。 お酒のお相手は、女将さん担当だそうです。
この後、最後の締めに行く、ポップコーン食べ放題の、ショットバーに行ったらしいのですが、記憶は跡形も無く消えうせ、どうやって家に帰ったのかは、定かではありません。 (飲み過ぎには、気をつけましょう)