2011/9/6(火)
昨夜は内牧温泉の老舗旅館「角萬」さんに宿泊、昨今の景気に合わせ以前の半額で宿泊できるのはイイのですが人員削減なのかサービスはイマイチ、早速温泉に向かいゆっくり湯治し身体の凝りをほぐしたあと待望の夕食。 メインは阿蘇の赤牛陶板焼、何故か鮑ステーキ、それに熊本料理色々で、チョットちぐはぐでしたが、満腹満足。 食後TVを見てるうちにウトウトし始め、やがて沈没。
すっかり熟睡し、朝はいつもより遅い朝6時過ぎに目覚め、朝寝のあとの朝風呂へ、更に朝飯をゆっくり楽しんだ後、ホテルの案内を見ると貸し自転車がある、身支度してフロントへ行くと、すんなり鍵を貸して貰いママチャリで今日も欠かさず阿蘇の朝練開始となりました。
乗ってみると、前に篭があり荷物が入るのはイイ!座るとサドルが大きくクッションもイイ、問題は空気が少なくペダルが重い。 それでも内牧温泉をゆっくり一回り、途中、景色の良い場所で、雲ひとつ無い空に素晴らしい阿蘇山が一望、阿蘇に向かい大きく背伸びして早速パチリと一枚。 流石に今朝の朝練は腹ごなしの数キロのみで終了です。
泉質硫酸塩泉、薄緑茶色の鉄の香り
峡の朝練は、阿蘇山を前にして深呼吸
今日の行程は短いので、チェックアウト迄、のんびり過ごし、10時にカドリー・ドミニオンに向け出発です。10分程で到着、夏休みも終わり人出は少なく、入り口近くの日陰に駐車し入園です。 割引券は前もって、コンビニの端末で購入済み、これで1枚200円の節約です。
このカドリー・ドミニオンは九州一の人気の動物園、実はあのチンパンジーの人気者、パン君とジェームスと調教師の宮沢さんの居る、ホームグラウンドなのです。 今回の目当ては、パン君&ジェームズのみやざわ劇場、11時からの開演予定です。 残念ながら、ショーの最中は撮影禁止なので、スナップ写真数枚と一緒に撮った記念写真(¥1000!)でご覧下さい。 パン君の印象、思ったよりかなりデカイです!
楽しいショーはパン君以外にも、前座のフサオマキザルや、敏捷なニホンザルの5mの竹馬等、30分間タップリ楽しませてくれます。 これなら、このショーだけで高い入場料も納得です。フィナーレ後、パン君とジェームズ、宮沢さんと一緒の記念撮影会がありますが、殆どのお客さんが行列を作って順番待ちです。スナップ1枚1000円と高価なのですが、阿蘇まで来たらしょうがない、上手い便乗商法です。
他にも月の輪グマやヒグマ、北極グマの集団の広場や、ペンギンを見たりして出口に向かいます。 最後のギフトショップが圧巻、半分はパン君・ジェームズの写真入のお菓子類、おのぼりさんとしては当然、お土産購入、これも商売上手です。
楽しい動物園を後に、次の目的地、山都町の通潤山荘へ向かいます。 地図を見ると阿蘇の南方面へは外輪山が邪魔をして、山の切れ目から行くしかなさそうです。 昨日通った高森経由か、一旦熊本方面へ出て熊本空港あたりから南下するか? 当然、未知との遭遇が好きな小生は、後者の道を選び出発です。 途中、大好きな熊本ラーメンを食べ(写真失念)、山中のミルク牧場でソフトを食べ、高原の広域農道(地図には詳しく載ってない)を探しながら南下します。 熊本県はランドマークの阿蘇の外輪山の内側は豊かな農地と牧場、それに観光施設があり、外輪山の南は高原地帯で、各所のアウトドア施設や、ペンション、レストラン、豊かな高原農地や牧場が、草に覆われた丸っこい山々に点在し、快適な観光道路にも恵まれ、実に豊かな自然溢れる素晴らしい地域です。
途中で道を尋ねながら、山都町の中心地、矢部地区(旧矢部町)に15時前に到着、目印の通潤橋の裏手にある、通潤山荘に到着です。 到着して分かったのですが、通潤山荘は国民宿舎でしたが、建物・設備・造作共、素晴らしい材料で造られた宿です。 特に建材は、特産の素晴らしい品質の材木がふんだんに使われ、格安の宿泊料が申し訳ない程です。 趣味の良い部屋に案内され、ゆっくり休んだ後は、楽しみな温泉です。 泉質は宮崎の西米良と同様の、アルカリ性でヌルスベの美人の湯です。 ゆっくりお湯を楽しみ疲れを取り、地産の地酒と、肥後牛や山女、地産の料理を美味しく頂きました。 実はこの山都町に来た、もうひとつの理由は、宮崎の初御代が蔵を閉めた後、おそらく日本酒醸造南限の通潤酒造を訪れる為もありました。 早速、旅館で味見をしましたが、目当ての大吟醸通潤は高価な為か宿には置いてありません。 明日、酒蔵に行って試験研究の為、購入することにして、明日最終日の難所ドライブに備え、ほどなく就寝となりました。