2011/08/20(土) 飫肥から南郷町へ
日南市の飫肥に知合いの蔵元を訪ねました。朝からバタバタしながら用事を済ましていると何時の間にか11時、急いで車に乗り出発、車の外気温度計は42℃を指しています。 赤江大橋を越す頃からようやくエアコンが効いて来ました、あ~涼しい!家では省エネの為、昼間は四方の窓を開けっ放しにして風の通りを良くして、エアコンをなるべく使わない様にしてるので、家中で最も涼しいのは車の中が一番です。
青島が近くなると空腹感が増してきます、しかも日南までは小1時間かかるので、お馴染みの釜揚げうどん「岩見」さんで昼食です。運よく、お客さんが一巡りしたのか空いたテーブルが数卓、早速いつもの注文、釜揚げ+魚寿司です。 待つ事約30分弱、アツアツの釜揚げうどんと、良い色に光るさば寿司登場、いつもの味で美味い、が、今日のうどんは少し太くてもっちり・・・、手打ちする人が違うのか?チョイ噛む感触が違う様な感じです。小生の歯の具合かも? 食べ終わると店は満席、良い時間に入れて良かった!温まった車に乗り込み、飫肥に出発。
途中、堀切峠の絶景を見ながら日南海岸を南下、鵜戸神宮を越し日南に近づいた所で、北郷・飫肥方面の分岐を右折、久し振りなので飫肥の入り口手前でお城方面の道を間違える。 少し迷って飫肥の城下町の旧い商家の大通りに到着、小玉酒造を探し当てました。 今日は杜氏の潤平さんを訪ねる予定でしたが、何と先輩の金丸社長が店におられ、10年程前に、閉じていたこの酒蔵を買取り、息子の潤平さんを杜氏として、家族で蔵を再建し、造りたい焼酎を、選び抜いた原料で、造りたい方法で造り始めた、その苦労話に花が咲きました。
社長曰く、幸い最初に造った少量の焼酎「杜氏潤平」を愛飲してくれたお客様や、好事家、お酒の雑誌や色んな情報誌に、絶賛され愛され続けて10年を経過、経営的にも安定して成長して来たそうです。 最近、たまたま裏の敷地を確保でき、これからの拡大にも万全の体制の様子です。 今は在庫が僅少の時期なので、他の在庫が出払った中、蔵のエースの「杜氏潤平」の貴重な在庫の中から2本だけを譲って頂き、もう1種「紅芋華どり」、これは洋食にも合う44度の高度数のリキュールに近い酒、こちらは早速帰ってから試飲です。
9月中旬以降に次の仕込が始まるとの事で、次回の見学を約し蔵を後にしました。
少し喉が乾き、小腹が空いて来たので、10数キロ南にある南郷町へ向かいます。南郷町は島々で囲まれた海域が海洋観光、海のレジャーに最適の環境で、中央にある南郷プリンスホテルでお茶とケーキで一息入れます。 ここからの景色は絶景、ホテルの前はプライベートビーチ、小さな子供連れのファミリーが波の静かな浜辺で水遊び、磯遊びを楽しんでます。
パンフレットには、今、伊勢えび祭りプラン¥14,500など魅力的な内容と料金が、是非一度泊まりたいものです。 又、近くには海洋公園や海の中の見えるグラスボート等のある観光スポットもあり、小さなお子さんやお孫さんのいる方は特に、お勧めのホテルですよ!!
ゴリケン