寒さ対策の秘密兵器


2012/12/27(木)

この冬、宮崎でも最低気温が0℃以下の日が続きます。
夜、冷え切った寝室に行くと、エアコンの暖房を入れても中々部屋が暖まらず、直ぐには寝付けません。 ようやく眠りに付いても、2時間程でエアコンのタイマーが切れ、深夜の3時頃に寒さで目覚める事が多くなりました。
そこで思い出したのが、昨年迄住んでいた、埼玉で数回使って仕舞っていた、秘密兵器です。

翌日、さっそく秘密兵器を見つけ出しました。
まず外観からチェック開始、特に極秘の液体を充填する、注入口を入念に点検の上、内部を洗浄剤で丁寧に洗浄します。
しばらく放置して内部を乾かした後、ようやく就寝時間になると、準備作業を開始します。
まず第1番に、例の極秘の液体を噴出しない様に、ゆっくりと華氏212度まで熱します。
さて、これからが大変です、こぼれて周りを汚染しない様に丁寧に秘密兵器に、極秘液体を少しずつ充填します。

夜間の静寂の中、緊張して長く感じる時間を経て、ようやく充填完了、ほっと一息いれます。
これからが又大変です、秘密兵器を水平にゆっくり持ち上げ、柔軟な坊熱用の外装カバーへの装填作業に入ります。
慎重に装填作業を終えて、外装カバーの口をしっかりと閉じると一段落です。

これからが最終段階、家の一番奥にある寝室への長距離搬送作業が待っています。 家の中ですので搬送機器は使えず、水平にして振動を与えない様に、ゆっくりと手で抱え、人力で搬送せねばなりません。
寝室までの搬送は、寒い廊下なのに、秘密容器から出る熱でじっとり汗ばむ程です。
どれだけの時間が経ったのでしょう、ようやく寝室にたどり着きました。
ほっとする間もなく、あらかじめ定められた所定の場所に慎重に格納し、その上を分厚い包材で2重3重に包み、ようやく長く感じた設置作業を完了しました。

さあ、これで朝までぐっすり、熟睡が約束されました。

さて、その秘密兵器とは、写真をクリックして、ご覧下さい。

 

その日から、暖かく快適な睡眠時間が確保されたのは、言うまでもありません。
おしまい。

ゴリケン


生目古墳群に行った事ありますか?


2012/11/15(木)

生目台古墳群マップ
生目台古墳群マップ

生目台古墳群マップ大阪から久し振りに帰省したI君が、生目古墳群に行くという事で、9日の月曜日に、一緒に行く事にしました。
西都原の古墳群は、しょっちゅう行っているのですが、生目は初めてです。
I君は大阪で古代史探訪会を始めるとの事で、今後、神話の国宮崎を会の仲間と共に訪ねる際の、下調べに生目古墳群を選んだそうです。

生目古墳群史跡公園は、宮崎市の西方にあり、市街地からは平和台大橋を渡り、西に数キロ直進した所にある、生目の杜運動公園の北東寄りにあります。
小高い丘の上に、宮崎市街を見下ろし、東方に平和台公園を望む、綺麗に整備された史跡公園には、人影は殆ど無く、ゆったりと自然の中を歩くには最適の環境です。
当日は20数度の暖かい日差しの中、点在する古墳を巡り、丘を昇り降りするうちに、うっすらと汗ばんで来ました。
浅い谷を越えた高台に、展望台らしきものが見えるので、行ってみました。
高台に上る手前の階段横に、看板があり注意書きが赤い文字で書かれています。 なんと「まむしに注意!」です。
子供達が遠足に来るには丁度良い場所ですが、我々も子供の時には、草むらや藪をかき分け、鬼ごっこや、かくれんぼをやったものです。 安心して、子供が遊びまわるには、是非駆除して欲しいものです。

そう言えば、小学校時代には、この辺りは小山の続く丘陵地帯で、道なき道をたどり、山また山を越えて遊びまわったものですが、誰からも、まむしに注意しろ、とは言われていなかったな! 今だったら大変、すぐ捜索願いでしょうが、当時は自由放任です!

この展望台からは、古墳群の全体が見渡せ、遠望する景色も素晴らしく、一見の価値があります。 天気の良い日には、お子さんや、お孫さんを連れて、お弁当を持って、ファミリーでピクニックなど最適な場所です。
西都原古墳群もそうですが、相当な金をかけて整備された、立派な施設や公園が県内各地に沢山ありますが、残念な事に余り使われておりません。 折角、みんなが支払った税金で作られた施設、あちこち出向いて、税金分、使わにゃ損々!です。 是非、ファミリーやお仲間とお越し下さい。

以下、スナップを数枚添付しますので、雰囲気だけでも味わって下さい。
ゴリケン

生目古墳群史跡公園をもっと知りたい方は、⇒ こちらへ

生目古墳群史跡公園 入口から全景を望む。

展望台入口
展望台入口
看板の赤い文字
看板の赤い文字に注意!
展望台
展望台

その先の丘の上には、展望台沢山の古墳が点在しています。

沢山の古墳が点在
沢山の古墳が点在
南方を見ると、生目から鰐塚山方面を遠望
南方を見ると、生目から鰐塚山方面を遠望

 

生目台3号墳
生目台3号墳

長さ143m、高さ12.7mの3号墳は古墳時代前期では九州最大の前方後円墳。  実際に立ち入ることができる古墳の中では古墳時代全時期を通して九州最大。
前方の部分に立ち、後円部を撮影、結構大きな古墳です。

生目6号墳
生目6号墳

墳丘表面を葺石(ふきいし)で覆った、生目5号墳は綺麗に復元されてます。


半世紀振りのボーイスカウトOB会


11月9日(金)

先週日曜日に、ボーイスカウト宮崎第2団小戸隊のOB会を、52年振りに開催しました。
実は先日亡くなった、小児科医のS君も出席予定で、皆と会うのを楽しみにしていた会です。 半世紀振りに会うのを、楽しみにしていた仲間も、突然の訃報に信じられない思いでした。 
中止しようかとも思いましたが、みんなで会ってS君の思い出話をしよう、という事になり、山形屋デパートの前で待ち合わせます。 果たして見付けられるか不安でしたが、案ずる事も無く、時間通り全員集合、流石ボーイスカウトです。 
幹事のT君の行きつけの居酒屋に行く事にし、高松通りの居酒屋Bに入ります。
秋の伊勢えび祭に合わせ、伊勢えびのお造りから、刺身盛り合わせ、郷土料理の色々が出てきます。(勿論、伊勢えびは後で味噌汁にしてくれます)
S君の冥福を祈り、まずはジョッキで乾杯! S君の思い出から、小学生当時の活動の様子、ほとんど忘れた出来事が、各人の話から甦って来ます。
その様子、以下の写真でご推察下さい。
すっかり弱くなった全員、一次会だけで切り上げ、次は半年後の再会を約して、解散しました。 
ゴリケン

伊勢えび祭です。
伊勢えび祭です。
段々昔の顔になって来ます
段々昔の顔になって来ます

話している内に、段々昔の顔になって来ます。


博多出張行って来ました。


博多出張その1

2012年7月25日(水)

分厚い封筒に入った資料、密度の濃い講習会です。
分厚い封筒に入った資料、密度の濃い講習会です。

今回の出張は本業のコンサルタント業に関連するので、まずはPRさせて頂きます。
現在、中小企業支援ネットワーク事業のお手伝いで企業相手のコンサルティングをやっていますが、今回、その一環で中小企業に対する、事業継続計画(BCP=Business Continuity Plan)の講習会に、博多まで行って来ました。
昨年の3.11の東北大震災の激甚災害を受けた、中小企業が茫然自失の中、成すすべも無く、千数百社も廃業に追い込まれたり、復興の為の資金調達が出来ず倒産したり、再建資金の二重支払い負担、熟練従業員の転出や、仕入先・販売先との断絶等により、今でも再建への道は大きな困難が伴っております。
又、地震の影響で日本各地の地盤に歪みが生じたのか、日本全国、何処でも何時大地震が起きても、おかしくない状態になっております。 同じ過ちを犯さぬ様、東日本大震災の実例や教訓を生かす為、事前に激甚災害時の企業の行動指針を定めておき、いち早く事業再開を実現する様、備えておく為のBCP策定が、今回の講習会の大きなテーマです。 今回、集まった関係者全員が講習を受けた内容をもとに、各地の中小企業に対し、今後、BCP普及活動に携わる事になります。
又、この事は、実は会社経営方針の根幹に繋がるものであり、災害時に全社員の共通の行動指針ともなり得る、経営上の最重要事項でもあります。 会社経営に携わる方は、是非、BCP対策をされておく事をお勧めします。 (中小企業庁のBCP策定⇒ http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_a/bcpgl_01_1.html
細かくなりますので、説明はこれ位にさせて頂きますが、BCP関連のお問合せは、ken03@nanshot.net  迄。

さて、これからは、久し振りの博多出張、写真を中心にお伝えします。

高速バス フェニックス号
高速バス フェニックス号

7月25日(水) 7:15宮崎駅発 高速バス フェニックス号 で出発です。
事前予約の「席割」で、博多まで2,500円の運賃です。

席割対象の4列シート
席割対象の4列シート

 

席割対象の4列シート  飛行機のエコノミークラス同等です。
博多駅までの所要時間は、約3時間45分です。

右手前は下層にある化粧室への通路
右手前は下層にある化粧室への通路

 

前方の普通席と、右手前は高速バスには必須の、下層にある化粧室への入口です。

トイレは狭いけど、機能的です。
トイレは狭いけど、機能的です。

 

トイレは狭いけど、機能的。 ちっちゃな手洗いには消毒液ポンプも付いてます。

大淀川を渡ります
大淀川を渡ります

 

いよいよ出発、宮崎市の中央を流れる、大淀川を渡り、一路、九州自動車道をひた走り、途中休憩10分で博多へ向かいます。

JR博多駅ターミナル到着
JR博多駅ターミナル到着

 

11時過ぎに博多駅バスターミナル到着です。 博多駅が新しくなっています。

駅ビル筑紫口方面の2Fの麺ロードにある、博多ラーメン屋さんで昼食、こちらは余り雰囲気は変っていません。
ゆっくり休んで、駅ビル内を散策、以前あった井筒屋さんの代わりに、阪急百貨店が入り、ハイセンスな雰囲気になっています。 マクドナルドを探して珈琲タイム、PCの電源を入れますが、無線LANが繋がりません。 店員にネットワーク名と、接続キーを聞きますが、誰に聞いても要領を得ません。 これでは、無線LAN完備で、PC用コンセントが各テーブルに付いていても、役に立ちません。 おまけに、出掛けに充電中だった携帯電話を忘れて来てしまいました。 今や、博多駅でも公衆電話を探すのは至難の業です。 ようやく公衆電話を探し当て、知人に電話を掛けようとしたら。携帯電話番号が分かりません。 自宅に連絡を取り、ようやく携帯に電話すると、番号通知が非通知になっているので、通じません、とのアナウンス。 ついに電話を掛けるのを諦め、地下鉄で隣の駅、祇園にある講習会場に向かいました。 現代社会では、情報通信のインフラが無かったら、何の通信手段も無くなる事を、身に沁みて実感。

夕方一杯まで、密度の濃い講習会が終わり、みんなでテーブルを動かして会場を設営、交流会に参加しました。 まずは名刺交換に加え、主催者のご担当者、講師の先生方と、今後の情報交換をお願いし、同じテーブルの参加の皆様とご挨拶、簡単なおつまみで、ビールの乾杯で歓談開始です。 持ってきた名刺、数十枚もすぐに無くなってしまい、頃合を見て失礼させて頂きました。

街角の自転車
街角の自転車

地下鉄空港線で2駅隣の天神駅へ行きます。 ここから徒歩で、大名にある今日宿泊するホテルに向かいます。 気温はまだ34℃はあり、蒸し暑く、歩いていると汗びっしょりになります。 大名の小路を探しながらホテルに向かいますが、一本道を間違え、20分ほどかかって、ようやくホテルに到着、繁華街のど真ん中で、若者の多い場所です。 地元の若者の交通手段は、自分の好みに合った、おしゃれな自転車が中心の様です。 若い女性がハイヒールにスカートで、ロード用の自転車で颯爽と走り去るのが、別に不思議に感じないのは、街の雰囲気のせいなのでしょう。 今日泊まるところは、プラザホテルプルミエというこじんまりした英国風のホテルで、シングルを予約したたのですが、空いていた最上階の9Fのツインに替えてくれました。 おかげで滞在中は快適に過ごす事が出来ました。 ホテルは写真の様に落ち着いた雰囲気で、何より朝食が美味しそうで、サマータイムの特別価格、でビジネスホテル並みの料金なので、ネットで予約しましたが、当たりだったようです。

PlazaHpremier
PlazaHpremier

 ホテルの案内より

シャワーを浴びて一休み、夜になり税理士のO先生(中学の同級生)と待ち合わせ、仕事の話を少しした後は、夜の街に出掛けます。 天神の南にある、アップルストアの近くにある、博多廊という和食のお店に連れてって貰いました。 ビルの5Fにある、結構広いお店で雰囲気も良く、地場の美味しい魚や、郷土の料理と美味しい九州の酒を、楽しめます。 それに接客が良く、ゆっくりと会話を楽しむ事ができる、良いお店です。 この歳になると、色んな美味しい料理を、少しずつ食べられ、お酒もちびちび楽しめる、こんなお店が良くなって来ました。  すっかり堪能して、お茶でも飲もうと言う事で探しましたが、既に深夜になっており喫茶店も仕舞っており、ちょっと歩いて、西鉄グランドホテルのバーに行き、ワンショット引っ掛けてから、アイスコーヒーで喉を潤し、懐かしい昔話で盛り上がり、閉店まで楽しい博多の夜を過ごしました。

出張その1終わり。

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博多出張その2

2012年7月26日(木)  博多出張つづき

美味しい朝食
美味しい朝食

軽い酩酊の中ホテルで熟睡し、翌朝は7時過ぎにゆっくり起床。 窓から眺める博多の街は、さすがに九州一の大都会です。
やはり、企業相手の仕事は、この位の規模の都会がベースだと良いですね。 朝食は美味しいと評判の、1FのAWキッチンです。
朝食はバイキング形式で、野菜を中心としたお料理に、出来立てのフレンチトースト、メインはスクランブル、ソーセージ・ベーコンを少々、トマトジュースに珈琲にしました。

お客さんは女性の一人旅、二人旅の方が多く、キャリアウーマン風、観光に来たおしゃれな女性、ファミリーなどが中心で、小生の様な男性独り旅は少ないので、料理もおしゃれな感じです。
昼と夜は外から来る、一般のお客さん相手のレストランとしても繁盛している様子です。
食事を美味しく頂き、食後の珈琲の味も満足して部屋に戻り、チェックアウト迄、シャワーを浴びてユックリ休みます。

今日は仕事はフリーなので、オーディオメーカー勤務時代に一緒に仕事をした、K君と会って、旧交を温め昼食を食べる予定、その後は、天神の街で宮崎には無いモノを見て歩こうと思ってます。
11時になるのでチェックアウトし、同じ大名にある待ち合わせ場所の、料亭 稚加榮(ちかえ)まで、歩いて行く事にします。 途中の洒落たお店の前には、素敵な自転車が並んでいます。 宮崎などでは、自転車のメインは圧倒的にママチャリですが、この大名では籠の付いた自転車は余り見かけず、素敵な自転車だらけです。

博多の大名は自転車の街
博多の大名は自転車の街

 

大名の街、お洒落な店舗前には、こんなサイクル駐輪設備が!

稚加榮前に、K君あらわる。
稚加榮前に、K君あらわる。

 

料亭 稚加榮 前に、K君が待ってました。

稚加榮の大きな生簀は豪快です。
稚加榮の大きな生簀は豪快です。

 

稚加榮では、目の前の大生簀から、豪快に鯛やヒラメを網ですくって、活き造りしてくれます。

お昼のランチ、刺身天ぷら定食
お昼のランチ、刺身天ぷら定食

 

お昼のランチ刺身・天ぷら定食 こんなにボリューム満点で、1,300円也

小生は蕎麦定食です。
小生は蕎麦定食です。

 

小生は朝食が遅かったので、蕎麦定食にしましたが、それでもこんな量で、鶏飯に茶碗蒸し、冷奴まで付いてます。
蕎麦は冷たいおつゆと、温かい御汁の両方で美味しくいただけます。 同じく1,300円!です。
流石にお腹一杯になり、K君も時間が有るので、海の方までドライブに行く事にしました。

K君の愛車M3
K君の愛車M3

K君の愛車M3!獰猛な豚鼻の鼻息が凄い! 正に豚に・・・失礼!

マリノアシティ福岡
マリノアシティ福岡

 

姪浜近くにある、九州最大級のアウトレットモール、マリノアシティ福岡に行って来ました。
時間が有れば、近くにある能古島へ渡船に乗って行ってみたかった。 次回かな?

福岡は、生まれて直ぐに住んだ街で幼い時を過ごし、引っ越した後でも、兄貴が大濠公園のマンションに住んでいたので、若い頃は良く行ってました。 今でも、大体の土地勘と、なんちゃって博多弁は喋れるので、なんとなく親しみのある土地です。 この後は、M3で懐かしい市内を観光ドライブ、新旧比較のガイド兼運転手付きで福岡の旅を満喫しました。
K君、あちこち連れてって頂き、ありがとう!又会いましょう。

天神バスターミナル
天神バスターミナル

天神でK君と別れ、西鉄ターミナルビル内や、ロフトでウインドウショッピング。 西鉄ターミナルビル3Fのバス乗り場から、宮崎に帰ります! それでは、2回に渡りお付き合い、ありがとうございました。
ゴリケン


同窓会会報、作成中


2012年7月22日(日)

大量印刷終了、同窓会報を製本
大量印刷終了、同窓会報を製本します。

中学校の同窓会を終えて、会報を作成しています。  小生の担当は印刷作業です。
先週から、豪雨で湿気の多い、印刷には最悪のコンディションの中で、エアコンで除湿しながら印刷を続けましたが、今朝、最後の5本目のトナーが切れ、取り敢えずは、一旦印刷終了です。
今回、173名の同窓生宛に、全28ページの同窓会会報と集合写真、それに宛名ラベルを印刷しました。 送料節約の為、レーザープリンターで両面印刷したのですが、スピードが、ガクッと低下するのと、大量の連続印刷で、プリンターがオーバーヒートすると保護回路で低速モードになり、予想以上に時間が掛かりました。
さらに、SOHO用の超小型レーザープリンターには、トナー残量の警告装置が付いていません。 おかげで、プリントの間、ずっとプリンター横で、印刷状態の監視が必要でした。
今回、約4000ページを印刷したので、来週にみんなに集まってもらい、製本と封入、発送作業を行う予定ですが、小生が急な出張で博多に行く予定になり、恐縮ながら皆さんに作業をお任せする事になりました。
第1次の発送は、来週半ば、第2次の発送は、注文中のトナーが到着してから印刷後、再来週になると思います。 同窓生の皆様、今しばらくお待ち下さい。
ゴリケン(郡)

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SOHO居間、戦いのあとの散乱状況
SOHO居間、戦いのあとの散乱状況

SOHO居間、戦い済んで、つわものどもの・・・


島津の発祥地は何処?


2012年6月1日(金)

月山日和城 
月山日和城

5/29に都城市での仕事があり、久し振りに車で行って来ました。  こちらでは、高速道路が80km制限なので、空いている一般道を通っても、時間は余り変わりません。 久々に山道を通って、ドライブも楽しむ事にしました。
午前11時過ぎに自宅を出発、一路、R269を南下し、清武から田野を通って、空いている国道を快適なドライブです。
今日は天気も良く、最高気温は28℃位迄上がる見込みです。
田野ICを左に見て、快適なバイパスを通り、ワインディングの山道に入り、山之口の道の駅を越すと、都城盆地に入ります。 ここから目的地までは、都城盆地を西に横切って数十分で到着見込み。 少々時間が有るので、途中の高城町で、丘の上に見えた、綺麗なお城に行って見る事にします。
駐車場にある看板を見ると、なんと!ここ都城は島津家発祥の地、と書いてあります。 てっきり、島津家は鹿児島県だと思っていましたが、発祥地は宮崎県(そう言えば、昔は都城県!)だったのか!
仕事が終わり、家に帰って調べたら、NHKのドラマ、篤姫で島津の発祥地が鹿児島県の出水市だと、放送で流れた途端、都城のNHKの電話には苦情殺到で大変だったそうです。 後日、NHKでは、平安時代、都城にあった荘園、島津の荘が島津の発祥地だった説も有り、この二説どちらが先かは、未だ解明されていません、などど訂正したそうです。
都城市民の激怒は冷めることなく、今でも納得できない様で、酒席でその話になると、たちまち激論が始まるそうです。
資料によると、都城市内各地には、島津のゆかりの旧跡や何万点もの遺物が沢山有り、こんな看板や石碑が立ち並んでいるそうです。 一度、確認の旅に行ってみるのも、勉強になりそうです。
ゴリケン

P.S.高城町で見たお城は、月山日和城(がっさんひわ)という素敵な名前で、今は歴史資料館になっているそうです。

もっと知りたい人は⇒ http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/shimazu/index.html

島津発祥の地
島津発祥の地

昭和のバイク展


2012/04/08(日)

昭和のバイク展ポスター
昭和のバイク展ポスター

木城温泉湯らら館で「昭和のバイク展」をやるというので、久々にバイクを引っ張り出して、行って来ました。

今朝の最低気温は5℃で寒かったのですが、出発の時間には太陽が溢れ15℃近くになり、バイク日和になりました。
10時出発、一路、一つ葉海岸のシーガイア沿いの観光道路をのんびりツーリングです。
佐土原近くからは一般道路を一ツ瀬川に向かい、10号線に突き当ると右折し、一ツ瀬川を渡ります。

新富町から自衛隊の新田原(にゅうたばる)基地方面へと左折し、すぐに基地のある高台へ右折、広大な滑走路を半周するとF15の格納庫を左に見て、基地正面を通過し、しばらく行くと、木城町に向かう道路の交差点。  ここをを右折、あとは高原のワインディングを道なりに直進、数分で木城町に入ります。

ここ木城町は、人口6000人余りの小さな町で、高台には木造で趣のある高城城址があって城下町を偲ばせる風情のある町です。 以前は高鍋秋月藩に属していた様です。
町の真ん中には、ロールケーキが旨いと評判のパティスリー・コマドがありますが、残念ながら今日は素通りです。
高城城跡のある小山の下で右折し、山裾を回り込むと、目的地の湯ららに到着です。

いつもは立ち寄り温泉のお客だけですが、今日は革ツナギのライダーや、バイク好き観客で溢れています。
駐車場は川岸の芝生の上を進み、建物裏の臨時駐車場入り、小生のバイクの一世代前のBMW R100RSの隣に駐車、新旧モデルが並んだ姿も良いものです。

以下、昭和のバイクのスナップをご覧下さい。

新旧2世代のBMWバイク
新旧2世代のBMWバイク

18年前と20数年前製造、2世代のBMWバイクが整列。

お祭りには、露店が付きものです。
お祭りには、露店が付きものです。

お祭りには食べ物の露店が付き物です。

ススキのカタナです
ススキのカタナですが、赤だとチョット不自然かな?

Suzukiのカタナも赤いと、ちょいイメージが違います。

YamahaのFZ750
YamahaのFZ750

YamahaのFZ750も、初期型はこんな感じだったっけ?

suzuki と Hondaのナナハン
suzuki と Hondaのナナハン

Suzuki と Hondaのナナハン。

Monkeyのカスタムです。
Monkeyのカスタムです。

Monkeyの初期型、カスタムが凄い。

初代 Honda CB750 K0
初代 Honda CB750 K0

Honda CB750K0 初期型です。

自転車オートバイかな?
これは黎明期のHondaの自転車オートバイかな?

これは初期の自転車オートバイと言ってたやつ。 Hondaかな? 錆びてて見えない。

Kawasaki Meguro SG です。
お気に入りの、Kawasaki Meguro SG です。

今、探している、Kawasaki Meguro SG、250CCです。(1963~65年)

Kawasaki Meguro SG
Kawasaki Meguro SG

この車は、かなり綺麗にリストアされてます。 マークのMEGUROが良いですね。
今の Kawasaki エストリアの原型です。

おまけ、Honda S600
おまけ、Honda S600

おまけ。 我々の時代の憧れ、Honda S600です。
他にS500,S800もあり、当時はHonda Nicest Clubに入って、ジムカーナ等で乗ってました。

Honda S600
Honda S600

この時代(1965年頃)の車とは思えないでしょ?

混んで来たし、お腹も空いたので、湯ららを後にし、木城町から高鍋方面に向かい、10号線に出て右折、宮崎方面に向かう。
途中に以前行った、炭火焼のうなぎ屋「かわの」で昼食だ。
店に入ると、値上げのお知らせの貼り紙が! 稚魚のしらすの不足で、うなぎの値段もうなぎ登りの様だが、ここは1割程度の値上げに留まっているが、段々、うなぎも高くて食べられなくなりそうだ。
しばらく待つと、注文したうな丼が登場、うなぎの味噌漬けに、3種類の漬物、それに茹でたてのアツアツの大豆をすって作った呉汁が付いてくる。 宮崎ではうなぎの吸い物は、肝吸いではなく、呉汁が主流の様で、これが又美味くて関西風の蒲焼と良く合うのだ。 (肝焼の注文が多く、吸い物までは回らない?!)

新富町かわのさんのうな丼
新富町かわのさんのうな丼

ジャジャーン!うな丼登場です。

帰り道の、比木神社前にて
帰り道の、比木神社前にて

帰る途中、木城町の比木神社の前でスナップ
昼食に満足して、トロトロ走って家に向かう。 途中、軽自動車にも追い越され、往復50kmの久々のツーリング、これからは自転車も含め、アウトドアの季節。 冬眠で鈍った身体も引き締めなくっちゃ!
ゴリケン

パティスリー・コマド http://r.tabelog.com/miyazaki/A4504/A450402/45000844/

木城温泉館 湯らら http://service.kijo.jp/~yurara/index.html


都農ワイナリー旧車談義


2011/12/17(土) 都農ワイナリー旧車談義友人のUさんから、都農に旧車好きの知人がいる、との話を聞き、早速紹介して貰う事にした。
12月17日(土)朝、11:30に、都農ワイナリーにて現地集合、という事で久し振りに、
17万km走行の旧車ボルボの充電を兼ね、10時頃に宮崎を出発。このボルボ、もう10数年以上経過しているが、エンジンや車体、サスなどの基本部分は、
全くビクともしない頑丈さで、かつワゴンの割りに身軽で、ハンドリングが良く、適度に速い。
但し、電気系統とプラスチック部品が若干弱い。 原産地スウェーデンでは、電気基板のハンダは
鉛禁止の為、高温多湿の日本では、ハンダが割れて接触不良発生、数年に一度ハンダ盛りが必要だ。
又、プラスチックは寒冷地仕様で柔らか目なので、日本の様に真夏の室内温度が50℃以上になると、
溶けて粘つき始め、ボタン類の使用感が悪く、気分が悪い事甚だしい。今朝の最低気温はマイナス2℃の為、ボタン類は乾燥しており快調、国道10号線をひたすら北上、
30分程で新富町を通過し高鍋町に入る。 土曜の割りに道は空いており、これでは早く到着しそうなので
道路脇の空き地に停まり小休止、持参のマグカップからウーロン茶をひとくちゴクリ、
ゆっくり澄み切った空や遠くの山々を眺め、しばし眼を休める。

10分程で出発、川南町へ入る、ここは夏に「軽トラ市」で来た場所だが、寒くなって最近は足が遠のき気味だ。
なだらかなアップダウンの土地には、農業のビニールハウスや畜産業の建物が散在しており、宮崎県の
第1次産業の中心地だが、後継者問題や口蹄疫の後遺症で、生産者の数が激減しているらしい。
果物の売店群を通り過ぎ、しばらく行くと都農町に入り2車線の走り易い道になる。
左手の山の上に、赤いチャペルの様な塔を遠望、あれが都農ワイナリーのランドマークだ。
ワイナリーの標識を左折し、坂を登り矢印に従って登って行き、カーブを曲がるといきなり左折の矢印、
ようやく到着、午前11時。
時間があるので、ワイナリーの入口付近を散策、玄関前から日向灘を一望する景色が雄大で素晴らしい!
遠く宮崎市方面の海面は、太陽に反射し眩しく、きらきら光っており、まるで春先の陽光の様だ!

玄関前から雄大な日向灘を望む
玄関前から雄大な日向灘を望む

玄関前から雄大な日向灘を望む

玄関の門松
玄関の門松

玄関の門松を良く見ると、ワインボトルと樽の土台、門松の下にはクリスマスリース風の植込みです。

ワイナリー全景
ワイナリー全景

ワイナリー全景、左から、とんがり帽子の塔(チャペル?)、工場、レストラン棟です。
陽光は燦燦ですが、気温は8℃位なので少々寒くなり、玄関に戻りメイン棟に入る。
ここは色んなPRパンフレット類や、イベントの告知板のあるホールで、左手が今日昼食を取る予定のレストラン、
なんと「今日は貸切です」との看板です。  前もって、Uさんが予約をしていると、聞いていたので一安心。
11時半の待ち合わせ時間になり、Uさんが玄関から入って来た、すぐに本日お会いする方も見つかり、
ご紹介を受け、お互いにご挨拶です。
先程、構内をうろうろしてた時に、「あの人がそうかな?」と思った方だった。
お互いの上着を見ると、先方は革ジャン、当方も同様に革ジャン、何か相性良さそうです!
ここから奥に行くと、売店と試飲室(今日はパス)があり、その奥にガラスで仕切られた、貯蔵タンクが見えます。

ホール奥の売店と試飲室
ホール奥の売店と試飲室

ホール奥の売店、クリスマスの飾りつけで華やかです。

貯蔵タンク群
貯蔵タンク群

貯蔵タンク群、工場見学の最終コースの様です。

明るく素敵なレストラン
明るく素敵なレストラン

明るく綺麗なレストランで昼食、眺めの良いテラスもありますが、流石に今日は寒く、諦めました。

明るく素敵なレストラン
明るく素敵なレストラン

生ハムサンド、おすすめです。 何はさて置いても、まずは昼食です。
明るく素敵なレストランの予約席に案内された3人、紹介された旧車好きの方は、Benkeishiさんとお呼びする事にします。   お勧めの「生ハムサンド」に銘々お好みの飲み物を注文し、昼食を取りながら車談義の始まりです。
Benkeishiさんは、ここ都農ワイナリーで毎年10月、又は11月に開催される、「旧車の祭典 CAR FESTA MIYAZAKI in TSUNO」の仕掛け人として活躍されています。 (2012年は11月開催との事です)
この祭典は、今回で3回目、開催趣旨は以下の通りです。開催趣旨

この度、都農町に住む私達の手で『旧車の祭典“CAR FESTA MIYAZAKI in TSUNO”』を開催することとなりました。

近郷近在に居住される方々が所有しておられる車を中心に、古い車や特別な車に光を当てる機会を設けようと企画したものです。また、日頃から車に関心をお持ちの方々にもご来場いただき、車についての話題を交換しながら、都農ワイナリーからの眺望の中で秋の一日を楽しく過ごしていただきたいと存じます。

かつて我が家にあった車、いつかは乗りたいと願っていた車、お孫さんに見せたかった車などが発見できるような、懐かしく楽しい“くるまの祭り”にしたいと願っています。

私達の開催趣旨に町内外の多くの方々から、ご理解とご賛同をいただき、ご協力を賜ることで、都農町の生成発展に寄与することを願うものであります。

この祭典の開催に関する、悪戦苦闘話や資金捻出の数々のアイデア、開催に賛同・協力して頂いた方々の活躍振り等、
実現までの数々のエピソードを経て、この都農町での一大イベントとして開催、大成功を収める結果となりました。
小生も、小さい頃から、動くモノ=メカもの、に興味があり、小学校の時からバイクをいじったり、内緒で乗ったり、
中学になると父の実家の近くの広場で車に乗ったり、特に乗り物を操るのが大好きで現在に至っています。
苦労話をお聞きして、上記開催趣旨には全く同様の想いを持っており、大いに賛同するものであります。
こんな話から、お互いの趣味遍歴のお話や、仕事への取り組み方、取り巻いている仲間達とのコミュニケーションの
有り難さ等、人生への向き合い方迄、とめども無く話しているうちに、2時間近くがアットいう間に経過してしまいました。
ここで、紹介して頂いたUさんとはお別れし、今やメカ好き少年と化した2人は、数々の車コレクションが眠る、
秘密のガレージに行く事にしました。

Benkeishi氏の愛車
Benkeishi氏の愛車

駐車場に行くと、Benkeishi氏の愛車、シルバーの Mercedes Benz 500SLが陽光を反射して駐車してあります。
この500SLのリストアには、多大な労力と時間が掛かり、現在も機関、ミッション等、駆動系の慣らし運転で、
当たりをつけている途中だという事です。
特に宮崎辺りでは、道路事情の関係から、車を高速で走らせる機会も少なく、エンジン、ミッション等も負荷を与えて
走るケースも殆ど無く、500SL等のスポーツカーにしてみれば、いつもアイドリングで走っている様なものです。
長期間.この様に乗られて来た車を、本来の胸のすく加速や、レスポンスに戻すのには、少しずつ負荷を与えて、
慣らし運転をしながら変貌させる時間が必要なのです。

Benkeishiさんの愛車、500SLです。 未だにレストア途上、最終の慣らし中です。
駐車場を出て、後に付いて坂道を下って行き急なカーブを曲がったら、500SLはあっと言う間に視界から消え去りました。
坂の下で待って頂いて、今度は裏道の1.5車線のワインディング道路を、山道に入ります。
悪路なら我がVolvo君も得意、何とか付いて行けます。
しばし裏道を走り回り、方向感覚が無くなった頃、ようやく秘密のガレージに到着。

かなり広大な敷地の中に、まず住居があり、その裏にメインの秘密基地、このガレージには、なんとMercedesの
多目的車「ウニモグ」が鎮座しています。 初めて実物を見ましたが、噂どおり迫力は凄い!
その奥には巨大なアメ車のキャンピングカーがあります。
正に車少年の面目躍如です。
ひっそりと右隅にカバーを掛けたバイクとヘルメットが・・・何とBMW K100RSではありませんか!
小生の愛車、BMW R1100RSと、同時代の革新的水冷モデルです。
なんとBenkeishi氏、本来のご趣味はバイクなんだそうです。
お互いにバイク少年で、しかも同メーカーの旧車を愛用している!
こんな偶然、なかなか有るものではありません。

幻の秘密基地、巨大なウニモグ!
幻の秘密基地、巨大なウニモグ!

巨大なウニモグ、多種のオプション部品があり、キャタピラー迄用意されているそうです。

コレクションの愛車達はガレージには入りきれず、裏の母屋の車庫や、特設ビニールハウス改造ガレージ等に、
分散して保管されています。
他にも車輸送用のトランスポーターや、パワーショベル等、重機もお持ちで、乗り物オールマイティ大好き人間の様です。
現在、リストア中の車を1台試乗させて頂きましたが、流石Mercedes!機関、ミッション、サス共、全く旧さを感じさせません。
ただ、アクセルのリンケージが固く、若干段つきがあるので、加速フィールが悪いのが唯一の欠点。
オーナー談では、これも長年の使い方でこういう性格の車になったので、時間を掛けて調教し直しているとの事。
まるでクルマを生き物みたいに扱っているんですね。
リストアには機械を治すだけではなく、特性や性格まで調教が必要とは・・・、ひとつ勉強になりました。

小1時間の試乗、都農の裏道を走り回って、つくづく思いました。
車の買い替え促進で、旧い車を潰して廃棄すると、エコカー減税で購入補助金が出ますが、これってホントにエコなの?
旧くても長持ちする良いモノ、まだまだ長く使えるモノ、もう二度と作れない技術、眺めてるだけで嬉しくなるモノ、
こんな素晴らしいモノを、買い替え促進の為に、潰して鉄屑やゴミにしてしまうのが、本当にモノを大切にするコト?
小生も、こんな気持ちで、趣味の範囲内で旧い、今では造れない、貴重なモノを再び使って頂き、陽の目に当てたいと、
古物商の許可を取り、趣味を兼ねて、USED品の仕事を始めた経緯があります。
ここにも、同好の志が見つかりました。

名残惜しいのですが、再会を約して失礼して来ました。
Benkeishi様、貴重な時間をありがとうございました。
今後とも、お付き合いの程、よろしくお願いします。
ゴリケン

P.S.帰りにお土産に、熟成中の干し柿を一連、頂戴しました。
帰り着き、早速、軒先に吊るした風情、なかなか良いものです。
毎日、赤い実を見ながら過ごすのが楽しみになりそう。

熟成中の干し柿群
熟成中の干し柿群

秘密基地の裏庭で熟成中の干し柿
(LINK)
カーフェスタ宮崎in都農 http://www.carsfan.jp/home/cfm/
Mの国からこんにちは  http://blogs.yahoo.co.jp/benkeishi190e
都農ワイナリーHP    http://www.tsunowine.com/


飫肥の小玉醸造を再訪しました


2011/12/07(水) 飫肥の小玉醸造訪問(仕込み見学)朝、8時半前にETCカードをセットし宮崎を出発、3ヶ月振り高速宮崎道に入る。 首都圏ではほぼ毎日高速を利用してたが、こちらでは遠距離の時と、仕事でアポイントがある時だけ、高速を利用しています。 久し振りの高速道路、しかも取扱い商品のポルシェなので、あっと言う間に(ここでは書けない)ハイスピード、すぐに制限速度+?で、のんびり流して平和な走行です。 ただ、路面がかなり波打っている所があり、車高が低いので底を擦らないか心配で、ゆっくり走る事にします。15分も走らないうちに田野ICに到着、ETCゲートもすんなり開いて、県道28号で北郷方面に向かいます。 この道は山越えのワインディングなのですが、結構整備されており、交通量も少ないので快適で楽しい道路で、思わずスピード出し過ぎになってしまいます。 時間はタップリ有るので、ゆっくり山道を楽しみながらドライブする事にし、しばらく走ると峠を越え北郷町に入ります。 ここにはフェニックス北郷があったのですが、今は第3セクターが運営してるらしく、ゴルフ場も温泉も健在の様子です。 山道を降り、川沿いの道を日南線に沿って走ると、飫肥方面右折の標識があり、曲って橋を越し踏み切りで一時停止、突き当たりのT字路を左折し小山を越えて行くと、城下町の飫肥です。 9時5分着、ここまで40分弱で到着、少々早すぎなので、商家資料館の駐車場に停めて、城下町をしばらく散策します。

味噌、醬油屋さん
味噌、醬油屋さん
名物の玉子焼屋さんです。
名物の玉子焼屋さんです。

飫肥名物の厚焼卵屋さんです。

洗い張り、染物屋さんです。
洗い張り、染物屋さんです。

都会ではもう見かける事のない、洗い張りの看板、染物屋さんです。 旧い商家の雰囲気を残した、味噌・醤油店、染物屋では洗い張りの看板があります。 厚焼卵屋さんが大きく立派な店構え、昔から、ここ飫肥の名物です。 飫肥天という魚のすり身を揚げた天ぷらも名物ですが、お城近くの大きな店のは甘すぎるので、いつもこの近くの小さな店で買って帰ります。 道路の反対側に、目的地の小玉醸造が見えます。 窓辺には主商品の「杜氏潤平」が飾られています。 やはり宮崎市と違って、城下町の佇まいは歴史の積み重ねを感じる、懐かしい日本の風景です。

小玉醸造、杜氏潤平
小玉醸造、杜氏潤平

小玉醸造、杜氏潤平が飾ってあります。

小玉醸造正面
小玉醸造正面

小玉醸造正面入口です。

店の裏の側溝には錦鯉が泳いでいます。
店の裏の側溝には錦鯉が泳いでいます。

店の裏の側溝には、なんと、豪華な錦鯉が泳いでいます。 しばらく散策し、小玉醸造の裏手の駐車場に車を停めて、表の店に回り「ごめんください」と声を掛けると、社長の金丸さん自らお出迎え頂きました。 今は芋焼酎の仕込みが忙しい時期なので、若い杜氏さん達が忙しく往来しています。 裏手の接客室で金丸社長と4ヶ月ぶりのご挨拶、生憎ご子息の潤平さんは、お休みの日なので、蔵長の工藤さんに仕込みの工程をご案内頂き、説明して貰う事になりました。 ここ小玉醸造では、この蔵に合わせた適量の焼酎を、金丸家伝来の日本酒の製法を取り入れ、人手を掛けて丁寧に仕込み、醸造、蒸留を行い、1年半から2年掛けて熟成させ、瓶詰めして出荷するという、今では考えられない、恐ろしく手間と時間のかかる方法で、杜氏潤平のブランドの焼酎を製造しています。 以下、各工程の撮影を許可して頂いたので、写真を掲載する事ができました。

巨大な蒸し器
巨大な蒸し器

まずお米を巨大な蒸し器で蒸します。(これでも小さい方との事)

冷却コンベア
冷却コンベア

これは蒸しあがった米の、冷却コンベアです。

瓶詰め工程
横にある瓶詰め工程

横にある瓶詰め工程では、今日詰める分だけ瓶を洗浄します。

蒸し米を、菰で受け止めて包みます
蒸し米を、菰で受け止めて包みます

冷却コンベア出口で、落ちてくる冷却した蒸し米を、菰で受け止めて包みます。

温度をチェック
温度をチェック

大事なところでは社長自ら温度をチェック、1バッチの量がたまったら2階の麹室へ運び上げます。

放熱の湯気
放熱の湯気

冷却コンベアから放熱の湯気が立ち昇ってます。

一次発酵室
一次発酵室

別工程の発酵工程です、ここが一次発酵室です。

芋と麹とをあわせたもろみ
芋と麹とをあわせたもろみです

芋と麹とをあわせたもろみです。

5~6日ほど発酵させます
5~6日ほど発酵させます

翌日には汲み上げて、小分けした後、5~6日ほど発酵させます。

麹室です
麹室です

大事な麹造り工程の準備ができました、麹室では、蒸しあがった米の攪拌作業から開始です。

これが白麹種です。
これが白麹種です。

これが白麹種です。

米に麹種をまぶします。
米に麹種をまぶします。

米に麹種をまぶします。

麹種と米を混ぜ合わせる
麹種と米を混ぜ合わせる

麹種と米を混ぜ合わせる、大変な作業が続きます。

室で一日寝かせます
室で一日寝かせます

麹菌と米を合わせたら室で一日寝かせます。

トロトロ時間をかけ蒸留
トロトロ時間をかけ蒸留

最後の工程、蒸留器に掛けトロトロ時間をかけ蒸留し、高アルコール度の焼酎の原酒が出来ます。 この後、貯蔵タンクに入れて、出荷まで長期間の眠りに就きます。

蔵長の工藤さんです。
蔵長の工藤さんです。

仕込みの合間を縫ってずっとご案内と説明頂いた、蔵長の工藤さんです。 有難うございました。 お忙しい仕込みの時間に、金丸社長始め小玉醸造の皆様、ありがとうございました。 帰りに、北郷米「まいひかり」と串間市のコトブキ甘藷と宮崎の純粋酵母で醸した、限定生産の杜氏潤平と、白い食用芋クリアヅマ宮路で作った。弐年物の「栗東宮路」を特別に分けて頂きました。 これは正月用の楽しみに取っておく事にします。 これにて小玉醸造さんの仕込み見学終了、皆様にご挨拶し蔵を後にしました。

お土産、杜氏潤平、栗東宮路
お土産、杜氏潤平、栗東宮路

特別限定品、杜氏潤平、栗東宮路をお土産として購入。

裏書説明です。
裏書説明です。

もうひとつお土産用に、飫肥名産の天ぷらをいつもの「こだま」さんで求める、もう1種類しか残っておらず、二折を購入して飫肥を出発。 帰路は日南海岸をゆったりシーサイドドライブで、七浦七峠を1時間チョット、やはり日南海岸の絶景は一番だなぁ! ゴリケン


らぁめんと焼酎を求めて


2011/12/06(火)
らぁめんと焼酎探求の100km短距離充電ツアー

今日は午後から仕事がOFF、かつ今年最後の暖かい天気かも? 約2ヶ月振りにバイクの充電を兼ね、都農のらぁめん食べに出かけました。 帰りにはコンビニ酒蔵に寄り、前回、帰宅時に割ってしまい飲めなかった、黒木酒造の天嵐坊の購入の為、リベンジのミニツーリングに出発です。
出発は11時過ぎ、ルートは県道44号線の裏道から、R219を経由し西都市へ向かいます。 約30分程で西都ICを右に見て市内に入り、前回とは逆に県道40号線を北上し、木城町、川南町を快適なコーナリングで通過し、まずは、レイズモーターサイクルに立ち寄ります。
ここは前回、ホンダのモンキーを探して貰う様に依頼したお店ですが、生憎、今日は店長が外出で不在、少し早めですが都農町の「らぁめん縁」で、塩らぁめんを食べる事にします。
10分程で都農町に到着、しかし駐車場にロープが!看板を見ると、火・水お休みと書いてある。 前回、週20時間しか営業してないので、事前確認要とブログに書いたのに、ドジってしまった。

次の目的の焼酎天嵐坊を求めて、近くのヤマザキストアに向かう。 この店はコンビニの筈なのに、外には幻の焼酎の貼り紙だらけで、おまけに「古着」の看板もある正体不明の店で、何やら近くで仕入れたらしいボリュームあるお弁当が、昼のメイン品目らしく人が溢れている。
店内に入ると、まず眼に入るのは焼酎の展示台と背後に展示棚、とれもコンビニには見えず、趣味の焼酎屋の雰囲気です。

コンビニ焼酎店概観
コンビニ焼酎店概観

この外観からは、とてもコンビニだとは思えませんね。

店内は入手困難な、幻の焼酎でいっぱい
店内は入手困難な、幻の焼酎でいっぱい

店内に入ると、焼酎の展示台や展示棚がほとんどのスペースを占めています。

新酒がカラフルに、店のど真ん中に展示中
新酒がカラフルに、店のど真ん中に展示中

拡大すると、カラフルな新酒のパッケージが百花繚乱

弁当購入のお客の後に並び、天嵐坊を1本購入し店主と雑談、「新酒出たよ!」との店主の指先を見ると、何と、幻の冬虫夏草入りの「金霧島」、「黒宝霧島」、「AX霧島」なる新製品もあり、他メーカーも百花繚乱のカラフルなパッケージで華やかだ。 東京まで宅配も可能との事、御希望の方はご連絡頂ければ手配しますヨ。(3本位まとめた方が送料は割安)

さてお腹が減って来たので、今度はR10を高鍋、新富町方面へ向かう。 20分程で新富町に入ると、交差点の右手に大きな「うなぎ」の看板、躊躇無く右折のウインカーを出して、お店の駐車場に入る。 少々昼時を過ぎたので、車は数台だが、玄関横に駐車し店内に入る。

うなぎのかわの
うなぎのかわの

うなぎのかわの(新富町)

厨房です。
厨房です。

厨房はこんな感じ、自家製の米を売ってます。

おしながき
おしながき

おしながきは、何ともシンプルでいい感じです。
席は座敷しかなく、ブーツを脱ぐのに手間取るが、早速来たお茶をゴクリ、一息をつく。 メニューを見ると、うなぎ専門店らしく、蒲焼、うな丼、うなぎ定食だけのメニュー、これは期待できそうだ。
残念ながら、今日は天然うなぎは売り切れのようだ。

新富町 かわのうな丼
うな丼、呉汁、うなぎミソ焼、4種の和え物・漬物、みかん

じゃじゃーん、宮崎のうな丼登場です。

早速、うな丼を注文、待つ事10数分で出て来たのがこれです。 何とも美味そうななうな丼に、大豆をすり卸して出し汁を合わせた「呉汁」、関東の肝吸いの代わりに当地で常食されています。
他、うなぎの味噌漬け、和え物と漬物4種、それに丸ごとのミカンが付いてます。 お腹ぺこぺこなので、早速呉汁をひとすすり、「美味い!」久し振りの郷土の味だ。 うなぎの味噌漬けも美味いが、一寸アルコールがあると更に良さそう。(今日は我慢)

いよいよメインの、うなぎとご飯を一口、久し振りの宮崎うなぎの味です。 関東は、背中開きで割いて、一度蒸してから焼いてますが、関西は腹開きで蒸さずに焼いており、その分、うなぎの本当の味が楽しめます。 関東のうなぎも美味いけど、宮崎のも絶品です。 西都市に入船と言う、名店があるのですが、チョッピリ甘過ぎるのと、行列に並ばなければならないので、最近は敬遠してましたが、この店は空いてて、結構繊細な味なのでいいかも。
うなぎを食べると、流石に身体が温まりパワーが出てきます。 少し休んでトイレに行ってから、宮崎に向けて出発です。

おばあちゃんと、お孫さん
おばあちゃんと孫がお見送りです。

おばあちゃんとお孫さんがお見送りです。
家族でゆったりと、お米も調味料も、全部自家製の手作りでやってるそうです。

そういえば、GNARLY(ナーリー)のKMINE店長から、バイクに乗って遊びに来てくれと言われていたのを思い出し、中心街の若草通りを目指す。
途中、ガソリンを補給、320kmで18リッター給油、燃費は17.8km/Lです。 車もそうなのですが、宮崎では燃費が1割から2割悪いのです。 多分、理由は信号が多すぎ、しかも連動してない事、それから走行スピードが遅すぎる事ではないかな?
R10号線は結構混んでおり、渋滞を縫いながらようやくお店に到着。 お客様が(2名+子供)いましたが、店の前に駐めるとみんな表に出て来て、バイクの話です。 しばらく談笑した後、店長のKMINE(みね)さんと記念撮影です。

GNARLEY前に駐車
GNARLEY前に駐車

お店の前に駐車する許可を頂いています。

KMINE店長、サングラスがGOOD!
KMINE店長、サングラスがGOOD!

KMINE店長、サングラスがGOOD!

アーケード内に駐車したので、帰りは足をバタバタしながら、押して表まで出ます。 エンジンを掛けてスタート、家までは5分程度で到着、しかし狭い車庫に駐車し、エンジンを冷まし、ホコリを拭いて、カバーを掛ける、第五の儀式が残っています。
全部終わるまで数十分を要し、今日のミニツーリングは終了です。
あ~あ、ひんだれた!(宮崎弁を翻訳すると:ひん=”てげ”と同意の強調語、だれた=疲れた)
長時間のお付き合い、有難うございました。
ゴリケ


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