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久し振りにMTBに乗りました。


2014/06/15(日)

久しく乗ってなかったMTB(マウンテンバイク)を、引っ張り出してみると、タイヤの空気は抜けており、チェーンやギアも油が切れてしまっており、軽いメンテナンスをする事にしました。

まずは軽く車体を拭き、タイヤに空気を入れます。

今日は足踏みのポンプを使い簡単に済まします。 MTBの場合は空気圧も4気圧と設定も低く、

砂利道や不正地を走るので、それほどシビアな空気圧でなくとも大丈夫です。

これが、舗装路中心のクロスバイクですと、空気圧は7気圧、ロードバイクは更に高く、しかもキッチリ空気圧を

合わせないと、スピードが上がらなかったり、自転車の性能を活かす事が出来ないので、かなり重要です。

ではまず、空気入れから開始です。

MTBバイクのタイヤは低圧のブロックタイヤです。 
MTBバイクのタイヤは不正地を走るので、低圧のブロックタイヤです。 今日は足踏みポンプで入れます。

MTBバイクのタイヤは不正地を走るので、低圧のブロックタイヤです。 今日は足踏みポンプで入れます。

約50回ほど足で踏み、4気圧にセットします。 これを前後輪行います。

チェーンと後輪側のギアに潤滑油を注します

チェーンと後輪側のギアやシフターにも潤滑オイルを注します。 (今はエアゾールで注油も簡単)

クランク側のギアやシフター等の可動部分にも注油します

クランク側のギアやシフター等の可動部分にも注油して調子を見ます。

レバー類、ケーブル、ブレーキ等の可動部にも注油して、スムーズに動くか確認します。

クランク側のシフターの調子がイマイチなので、シフトがスムーズに行く様に調整します

クランク側のシフターの調子がイマイチなので、シフトがスムーズに行く様に調整します。

各部のメンテを終え、他に問題は無いかチェック、点検完了です

各部のメンテを終え、他に問題は無いかチェック、点検完了です。 近場をひと回り、試運転してきます。

大淀川の土手に行き、草むらや凸凹道を走ってみます

大淀川の土手に行き、草むらや凸凹道を走ってみます。

ドラッグストアで買い物をして、途中の緑道公園で一休み、蒸し暑くて汗びっしょりです。

ドラッグストアで買い物をして、途中の緑道公園で一休み、蒸し暑くて汗びっしょりです。

雨もポツポツ降って来たので、今日はMTBの整備と試走だけで、家に帰ることにしました。

このMTB、1990年代初期の今はもうオーダーでしか作っていない、丹下クロモリフレームで作られた、

Yosemite Competition という名前ですが、今はもう無くなってしまった日本メーカーの珍しいMTBです。

少々旧いですが、強靭で軽くしなやかな乗り味で、適度に河原で遊ぶには、楽しくて良いMTBです。

今年は余り身体を動かさなかったので、今度晴れたら、ヨセミテ君と土手や河原を走ってみる事にします。

以上、愛用の旧いMTBのメンテナンス、おわり。


バイクのメンテナンス


バイクには良い季節ですが、いきなり引っ張り出してきて、すぐに乗る訳にはいきません。車検から1年経過したので、先週、久し振りにバイクのカバーを外し、各部の点検から始めました。製造から、もう19年も経過しているので、やはり細かい擦り傷や、色が褪せたり、錆が出掛かっている

ところ等が散見されます。

ガレージは屋根だけて、四方は開いているので、雨の多く激しい宮崎では、横からの吹きこみで、

カバーの下からの雨の跳ね返りや、カバーが濡れるせいもあり、足回りの錆が目立って来ました。

錆びの出た細かいスペアパーツは、1個1個は売っておらず、直接、アセンブリーを本国に注文するしかありません。

あるいは、隣県の正規ディーラーにバイクを持って行って、ディスクブレーキ板セット交換などを、頼もうものなら、

工賃も入れると、小さな中古のバイクが買える位の値段になります。(往復の交通費は含まず)
という事で、まずは応急処置として、錆び落としと、錆び除けのペイントをDIYでやる事にしました。

ブレーキのディスクのネジに、かなり錆が出ています。錆びの状況ですが、ブレーキのディスクのネジが酷く ABSセンサーのギザギザにもうっすらと出始めています。まずは、宮崎の誇るDIYの店、ハンズマンに行き、細かいヤスリ2種、サンドペーパー、細かい錆び落としブラシ、

それに錆び止めの銀色タッチアップペイントを購入して来ました。 まずはひたすら錆び落としです。まずは錆び落としの作業です。 細かい隙間まで綺麗に落とします。まずは錆び落としの作業。 平ヤスリでザッと剥がし、サンドペーパーや細い半丸ヤスリで、隙間まで綺麗にします。

結局、前後の車輪周りと、ステップ周りのブーツで擦れて錆びていた部分、約50箇所の錆び落としになりました。

錆び止めのタッチアップを塗ると、見違えるように綺麗になりました。

これに数時間を要し、綺麗な布で汚れを落とし、次はタッチアップペイントでチョット塗ると、あ~らタチマチ、こんなに綺麗に。

この後はそのままにして、翌日まで充分乾燥させます。

翌日は定期整備をやります。 オイル交換と、オイルフィルターの交換作業です。

交換するものは主に2種類ですが、工具や関連の品物が結構あります。 ざっと、以下の通りです。

オイルと廃油箱、トルクレンチ、他工具色々

まずは、オイルX 4クォート、トルクレンチ、他工具色々

ドレインボルト着脱用レンチ、オイルフィルター、ドレインワッシャー、使い捨て廃油箱

ドレインボルト着脱用レンチ、オイルフィルター、ドレインワッシャー、使い捨て廃油箱

これも正規ディーラーに頼むと、隣県まで行かなければならず、軽く1万5千円を越える交換費用になります。

近くのバイク屋に一度交換に持って行ったら、工具が合わなかったり、トルクセッティング技術がまるでダメ、オイルフィルターの在庫も無く、仕方なくそのままオイルだけ交換したら、オイルの量が多過ぎて、排気管から白煙がでて、オイルを抜くのに大変な目に会いました。  このバイクでは、オイルの量は±250cc以内でないと調子が悪くなります。

このバイクは、エンジンと駆動系が自動車と同じ構造なので、バイクのクラッチオイル兼用のエンジンオイルではなく、

自動車用の安いオイルを使います。 但し、水冷ではなく空油冷式なので、20W-50の粘度の高いオイルを使います。

ちなみに今回使うオイルは、USAのシェブロン・シュープリームの鉱物油で、1クォート(946cc)を4本使います。空油冷なので、オイルの量も多く、オイルフィルター交換時には、3.75リッターも必要、でも1本400円位なので安上がり。あと、オイルフィルターは結構高く、1700円程します。 安価な同等品もありますが、このK&Nは特殊な構造で、

オイルの流量が多い為、エンジンの吹けが良く、夏の宮崎では熱ダレし難いので、今回、純正に変えて使います。

いよいよオイル交換開始です。 まずは近場をひと回りして、オイルを温めます。

まずは近場をひと回りして、オイルを温めて抜き易い様にしてから、いよいよオイル交換開始です。

オイルドレインボルトを抜き、廃油を使い捨て紙箱で受けます。 これがドレインボルト。

オイルドレインボルトを抜き、廃油を使い捨の廃油箱で受けます。 ドレインボルトのアルミワッシャーは毎回交換します。オイルフィルターレンチを付けて、フィルターを外します。オイルフィルターレンチを付けて、フィルターを外します。

こんな感じでオイルフィルターにかぶせます。

こんな感じでオイルフィルターにかぶせます。  あ、下回りのネジの錆び落としが残ってました。

外すとオイルでドロドロです。 綺麗に拭いてビニール袋に入れ、燃えないゴミに出します。

フィルターを外すとオイルでドロドロ。 綺麗に拭いてビニール袋に入れ、燃えないゴミで出します。

廃油箱に付いている、ビニール袋の口を閉じます。 これは燃えるゴミに出せます。

廃油箱に付いている、ビニール袋の口を閉じます。 これは燃えるゴミに出せます。

オイルフィラーキャップを特殊工具で外します。

オイルフィラーキャップを特殊工具で外します。

オイルをこぼれないように慎重に注ぎます。 最初は規定量より少なめに入れ、後で継ぎ足します。

オイルをこぼれないように慎重に注ぎます。 最初は規定量より少なめに入れ、徐々に継ぎ足します。

オイルレベルを確認し、オイルフィラーキャップを閉じて、エンジンを掛け、数分回して停め、10分程待ちます。

オイルレベルを確認し、オイルフィラーキャップを閉じて、エンジンを掛け、数分回して停め、10分程待ちます。

オイルレベル確認用のウインドーの真ん中辺りにオイルが来てればOKです。

オイルレベル確認用のウインドーの真ん中辺りにオイルが来てればOKです。

この後は、実際に近場を少し走ってみて、不具合が無いか、オイルレベルが適正かを再確認します。

今日は、ミニツーリングを兼ねて、西都原、綾を回って、途中で数回チェックする事にします。

これで出発OKだと思うでしょうが、バイクは身体を無防備に晒すので、命を守る為には、始業前点検が必須です。

まずは各部の動作チェック、ランプ類、レバー・ペダル類、ブレーキ系・アクセル系統の円滑な動作確認を行います。

最後に一番大事な、タイヤの異常チェック、それに空気圧チェックです。 空気圧は±10kpa(最近はパスカル)違うと、

操縦性に大きな影響を与えます。 1人乗りだと、前輪210kpa(旧2.1kg/cm^2)、後輪250kpaジャストに調整します。

それでは準備完了、ようやく出発します。

西都原古墳群の小さな古墳前でレベルチェック、OKです。

エンジンの吹き上がりも良く、快適なツーリングで西都原古墳群に到着、小さな古墳前でレベルチェック、OKです!

一気に綾まで、空いてる裏道を法華嶽薬師の近くを過ぎて到着、早めの昼食は、手造りの筍弁当、美味い!

空いてる裏道を法華嶽薬師の近くを抜け、一気に綾までひとっ走り、早めの昼食は物産館の筍弁当、美味い!

早く帰り着きそうなので、宮崎港まで足を伸ばします。 フェリーと一緒にスナップ1枚!

早く帰り着きそうなので、宮崎港まで足を伸ばします。 フェリーと一緒にスナップを1枚!

メンテナンス、自分でやると面倒ですが、これで、今年の夏は、快調なツーリングが出来そうです。

長時間お付き合い、ありがとうございました。