2014/5/12(月)~13(火)
おそらく30数年振りに、鹿児島市内へ用事があり、出かけました。当日は雨交じりの生憎の天候で、都城までは高速道路、その後は下道で順調に鹿児島市内に入ります。
まずは昼飯、記憶に残る道をたどり、いずろ通りの山形屋迄たどり着きましたが、その後、天文館への道が、
全く思い出せません。
しばらく走り回ると、見覚えのある、照国神社が見えてきました。 ここから、城山に上る道路の近くに、
幼馴染のユウチンの下宿があった筈です。 当時、ユウチンの下宿から、天文館への道の記憶を辿り、
照国神社前を左方向に行くと、狭い歩行者専用道路があり、奥にはアーケードがあります。
多分、ココへ入れば天文館に通じるのではと、車を駐めて小雨に濡れながら、路地に入って行きました。
あの、カキ氷の「白くま」で有名な、無邪気の別館を見つけ、その先の右奥の路地には、料亭「さつま路」
の看板が見えます。 この料亭には、昔、家族で薩摩料理を、食べに来た記憶があります。
道路脇の案内板を見ると、間違いなく天文館です。
鹿児島市の繁華街、昔ここにあった天文館跡の碑です。
昔ながらの らーめん屋「こむらさき」を見つけました。
こむらさきの黒豚ラーメン、こんなにキャべツが山盛りのラーメンだったっけ?
ひと口食べると、麺は白いストレート麺で、あっさり味、昔食べた味なのか記憶が判然としません。
この黒豚らーめんが950円、普通のラーメンが850円、記憶の味と値段のギャップで、いささか期待外れ。
鹿児島在住の方、昔の味を覚えている方、こむらさきの本来の味、どんな感じだったのか教えて頂けませんか?
慌ただしい食事を終え、外に出ると、宇宙情報館なるビルがあります。
ちょっと覗いて見たいのですが、本来の用事を済ます為、目的地に急ぎます。
2時間程で用事を済ませ、外に出ると雨は本降り、車に乗り込むと、もう土砂降りです。
仕方ないので、一路、今夜宿泊するホテルに向かいます。予約したのは、錦江高原ホテルというホテルですが、てっきり、錦江湾沿いにあると思って予約ましたが、
実際には、谷山の先の山の上にある、ゴルフ場併設の
ホテルで、カーナビで指示通り行くと、指宿自動車道に
入ってしまい、慌てて下道に降りて、目的地を探しながら
山道を走りました。 折りしも集中豪雨並みの土砂降りで
迷いながら、走り回ること30分、ようやくホテルに到着しました。
私の経験でも、急坂にも関わらず、急流の様な水溜りの中を、しぶきを上げて走ったのは初めてでした。
ようやく、ホテルにてチェックイン、部屋に落着くと、20畳以上もある、広々とした和洋室で、ビックリ。
先ずは、温泉で温まり、少し休んでから、夕食の会場へ。黒じょかで焼酎のお湯割りを頼み、前菜でチビチビ始めます。
運ばれてきた料理は、薩摩黒豚のしゃぶしゃぶを始め、こんなに沢山。
一時間ほどかけて、ようやく平らげて、もう一度風呂に入ると、もう眠くなり就寝。
翌朝は5時ごろに眼が覚め、外を見てみると、こんな素晴らしい景色!朝食を食べてチェックアウト、桜島経由で帰る事にしました。
桜島フェリー港では、車ごと乗船し、15分程で桜島に到着、船を降り料金ゲイトで簡単精算出来ます。
垂水市を福山町の方に向かって、錦江湾沿いの快適なドライブで約30分程、赤い暖簾の店で一休み。
ここは、幻の焼酎で有名な、「森伊蔵」の蔵です。
森伊蔵の酒造場は、錦江湾沿いの花に囲まれた場所にあります。
この蔵は生産量が少なく、造った焼酎はすべて予約で無くなってしまうそうで、
一般向けには、わずかな量を、ひと月に一回、抽選で販売しています。
早速、来月分から申し込んで、抽選を楽しみにする事にします。
写真を撮っていると、酒蔵の女将さんから、名物のビワとお茶の差し入れを頂きました、何と美味かった事!
隣の町の福山町で、名産の黒酢を購入しました。 一年に1回は、黒酢の一升瓶を買いに来ます。
後はひたすら、宮崎を目指しますが、途中の串間にある、都井岬に野生馬を見に行く事にしました。
出来ることなら、宮崎の若い仲間達と一緒に、日南海岸から都井の岬までを、再度賑やかにしたいものです。灯台下の草原では野生馬は見当たらず、最後に台地に向かう細道を登って行くと、3頭の馬の親子が!
拡大版です。 お馬の親子は仲良しこよし!
都井岬の高台から、太平洋に面し、串間から志布志への雄大な海岸線が一望できます。
見るのを諦めかけた、野生馬の親子、初めて見る事が出来ました。
是非一度、都井岬まで、お出かけ下さい。