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なんでもある中華料理店


まずはチャーハン
まずはチャーハン

昨日は話のネタに、航空自衛隊新田原基地のある、新富町のB級グルメで有名な、何でもある中華料理店に連れていって貰った。 とにかく安く、量があり、味もまずまずで、何でも壁一杯に100種類以上のメニューがあるらしい。
店の前に行っても、食堂の看板も無く中華料理の雰囲気は無いが、棟方志功ばりのかな釘文字の案内板で、ようやく食堂である事が判明出来る。 よく読むとローマ字で、KORAKUなる文字も何とか判読可能。  (*新田原=にゅうたばる と読む、英語みたいでカッコいい)

なんでもある中華店
なんでもある中華店
幸楽

店名は「幸楽」らしい

お昼の11時15分頃に店に行くと、まだやっていない。 しばらく待って、11時半に店に入ると、出前の調理の真っ最中で、しばらく待たされ、12時近くにようやく電気が点いて開店、忙しさで開店時間も変わるらしい。

聞いていた様に、壁にはメニューの短冊に面白い字が踊り、ところ狭しと埋め尽くされている。 ありとあらゆる地域の中華料理に加え、東南アジアや沖縄料理も混じるが、こんな色んな種類を本当に調理できるのか?

幸楽のメニュー1
幸楽のメニュー1

 

幸楽のメニュー2
幸楽のメニュー2

 

壁はあと2面あり、すべて短冊で一杯だ!

ようやく注文を決め、量が多いとの事なので、餡かけ焼きそば、四川風チャーハン、餃子、マーボー豆腐の4品をまず注文。 待つ事しばし、まず四川風チャーハン登場、ごはんが炊き立てなのか、かなり柔らかいが辛さは強烈、若干塩分が多く味が濃い、こんな大盛りで1人前なのだ。 4人でハアハア言いながら食べるうちに、普通の3個分はありそうな大餃子が6個の大皿が出て来た。 息もつかせず、山盛りの餡かけ焼きそばが大皿に盛られて出てくる。 3人で食べても良い位だが、これで1人前、添えられたお玉は何と調理用の大きさ。

まずはチャーハン
まずはチャーハン

 

あんかけ焼きそば、餃子
餃子もデカイ!
あんかけ焼きそばも。

まず餃子は1個食べるともう無理、焼きそばは食べても食べても減らず、格闘している所にマーボー豆腐が来た。 一口食すととても辛いが、四川風の山椒の辛さではなく唐辛子の辛さ、鍋に盛られているが。これも数人前はありそうだ。

マーボー豆腐
マーボー豆腐!!

結局、1/3位を残しギブアップとなった。 とにかく量に圧倒されて、味わう余裕も無く味については、マアマアという感想に留める事にする。 満腹になりお勘定をすると、4人で何と2,300円チョット、一人当たり600円にもならない安さだ。

これでは食べ盛りの学生や若者、近くの新田原基地の若い自衛隊隊員なら、間違いなく最高の評価になるに違いない。 我らアラ還の世代なら、食べ盛りの子供や孫達を連れ、大勢で来る方が良さそう。

新田原基地のF15部隊
新田原基地のF15アグレッサー部隊

店の外に出ると、青空を轟音を立てて航空自衛隊のジェット機が高速で真上を通過、F15だろうか、カメラで追うのもやっとの超高速であっと言う間に視界から消え去る。
腹ごなしに近くをドライブする、近くの果物畑の中に直売小屋が見えるので行ってみる。 生産者の割にはチョイ値段が高めだ、小売の標準価格には余り関心が無いのか、作物を作る手間を値段に換算している様だ。 話をしていると、ブドウ2房(葡萄色と青緑色)を無料試食、甘い!青緑のヤツはチョット酸味が有り好みだ。 今しがた獲ってきたスイカを豪快に手で4つに割り、おばあさんが無造作に手渡してくれる。 食べてみると、何と日に照らされていたので、暖かいというか体温より熱いスイカで、今迄食べた事の無い奇妙な味を楽しむ、でもやっぱりホット西瓜より、キリッと冷えた西瓜が良いな。
少々お土産を買い求め、次は尾鈴山の矢研の滝近くの渓谷へ向かう。 山道の横には小さな滝が水しぶきを上げ、キャンプ場はまだ人気が無いが、もう直ぐ夏休み、その頃には子供達が一杯来て、水遊びや飯盒炊飯で大賑わいに違いない。

尾鈴山の渓谷
尾鈴山の渓谷

やはり高度が450m近くあり、冷たい水があると気温も5℃近く涼しく快適だ、真夏にはもう一度避暑に来なければ、と思いつつ帰宅の途についた。