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九州山地一回りツアー第1回


2011/9/5(月)~9/7(水)

まだ行った事のなかった、九州中央の険しい山地を一回りする旅に出掛けました。 目的は2つ、ひとつ目は仕事の為の調査です。未だ行った事のない地域を実際この眼で見るコト、他にないモノ(産物)を探すコト、地元のヒトに会い、モノの物流状況や道路状況の確認です。 2つ目は、どうせ行くなら同時に趣味・遊びです。昔から行きたかった伝説の平家の落人の里、椎葉村それに五家荘。学生時代以来行ってない、途中にある雄大な阿蘇山と温泉、あるいは熊本の中央山地にある、山都町(旧矢部町)その真ん中にある通潤橋(石造めがね橋で水抜き時の大噴水で有名)、そしてダムに沈む村、子守唄の五木村訪問です。
さて第1日目は、朝8時宮崎出発、一路西都市より西米良経由ひむか神話街道で南郷町に向かいます。南郷までの道は幅1.5車線の林道に近い道、急な登り下りの九十九折の山道ですが、整備されているので、対向車に注意さえすれば何とか大丈夫、途中、1車線程度の急登では標識が見当たらず、ホントにひむか神話街道?との疑問も、頂上の峠にあった休憩小屋と看板で一安心、一休み休憩です。

ひむか神話街道
ひむか神話街道

ひむか神話街道
ここは九州山地の南端の宮崎県側、標高950mです。 遥か九州山地の反対側、五木村には明後日行く予定。

一休みしたら峠を越えて、先日行った南郷町へ下ります、急峻な下りです。 南郷町に入るとR388の快適な2車線道路で距離を稼ぎ、しばらく行くと、椎葉方面へ右折、長い中山トンネルを越えると椎葉村です。 ここから急激な下りが始まり、谷底まで延々とカーブが続きます。 沢には水汲み場があり綺麗な水を飲んで小休止、これ以降カーブ毎に、沢から黒いホースで給水ホースが、1本ずつ増え下に付く頃には、ホースの束になってます。 どうも各戸の水道用らしい。 谷間に下りると、深緑の淵があり橋を渡り向こう岸へ右折、ようやく椎葉村です。 下椎葉、中椎葉と過ぎ、上椎葉に到着、 ここには銀行、郵便局、役場、ガソリンスタンド、何でも屋風スーパーがあり、車が路上に無秩序に駐車してあり、駐める場所がありません。 やむなく、観光名所の鶴富屋敷に駐車、観光開始。 と、案内所は無人で屋敷も手入れされておらず、観光施設としては落第です。 外からざっと見ましたが、これでは由緒ある屋敷の由来や、鶴富姫と那須の大八の伝説など、知る由もありません。 近くにある上椎葉ダム(中学当時東洋一のアーチダム)を見学、黒4ダムを見た後じゃ、とても観光資源には程遠いかな? 食い物屋も地産品も見るべきモノは無く、何でも屋スーパーでは、ナショナルブランドの加工食品類(それも高い!)しかなく、とても椎葉ならではの食い物など有りそうもありません。 これではポスターにあった、伝説とロマンの秘境はどこにあるのでしょう? 駐車もままならず、夢も破れ次の五ヶ瀬町に向かいます。

鶴富屋敷(椎葉村)
鶴富屋敷(椎葉村)

鶴富屋敷:鶴富姫と那須の大八の伝説は今いずこ・・・

上椎葉ダム
上椎葉ダム

上椎葉ダム(中学当時東洋一のアーチダム)

道を少し戻り、R265に沿い左折すると、五ヶ瀬町方面のいい道です。 快適に五ヶ瀬町に入りますが、中心部からは離れている様で、食い物屋も無く素通り、道は林道に近くなり、これで2級国道?まさしく酷道です。 熊本県に入ると道も良くなり、紅葉の蘇陽峡の看板、紅葉の名所の様です。 何と五ヶ瀬川最上流、水源地の文字が!残念ながら、熊本県にお株を獲られた様です。 五ヶ瀬町と熊本県山都町の間は、九州山地の切れ目の様で、山都町ではこの道路を日向往還という名で昔から呼んでいる様です。 山都町中心部へは明日行く予定なので、素通りしR265を高森経由、南阿蘇村へ向かいます。 熊本県側は、なだらかな丸みを帯びた高地で、道路も整備され、とても豊かな感じがします。 やはり、地勢条件や道路等ライフラインのインフラの違いが、豊かさに結びついてるのかも知れません。
ほどなく南阿蘇村に到着、12時半を過ぎお腹が空いたので、食い物や探しです。 散々探して、ようやく白水名水公園の隣にある、そば屋さんで昼食、隣の水源地で、水割り用に名水をポリタンクに10リットル給水です。

明神そば
白水名水公園、明神そば
白水名水公園
白水名水公園

お腹が一杯になり一休みしたので、疲れも取れ、もうひとふん張りです。 阿蘇の反対側にある内牧温泉に向かいます。 南阿蘇から南登山道経由、山頂で一休みして観光をしたら丁度よい時間です。

阿蘇山長噴火口
阿蘇山長噴火口

今日は火山ガス警報が赤ランプです。 すぐに火口から退避のはずですが、何の指示もなく、見物客は楽しんでます。

阿蘇山頂より草千里
阿蘇山頂より草千里

阿蘇山頂から草千里、外輪山を遠望、雄大な景色だなぁ・・・
中学校以来の阿蘇山頂観光だが、こんなに火山活動は活発ではなく、火口底を覗き込んだ記憶がある。 今回の火山ガスは強烈、後で注意書きを見たら、持病のあるヒトは火口へは接近禁止と書いてあった。 頂上から下り、ゆっくりと北登山道を降りる。 記憶では小さな富士山の形をした、緑に覆われた小山があったと記憶していたが、やっぱり記憶どおりの可愛い形の山に再会。 下の国道に降り、明日行く予定の、カドリー・ドミニオンの位置を確認し、内牧温泉へ15:00頃に無事到着です。 たった、二百数十kmのドライブだったが、悪路続きで結構時間が掛かり、クタビレタ。 あとはゆっくり温泉に入り、ゆっくり食事をして、身体にご褒美だ!

第2回へ続く・・・


骨董&棚卸大市行って来ました!


骨董古物大市
骨董古物大市

今日が最終日の骨董古物市に行って来ましたが、いわゆる置物・掛け軸・古いだけのモノが中心で、余り掘出し物はありません。 ところが併設の我楽倶多市を覗くと、何れも新品の格安品ばかりで面白い、いずれも通常価格の1/2~1/3ですが、今日は最終日で値切り甲斐がありそうです。
見ていると、品物の面白さと安さでつい手が出てしまいます。 今日買ったのは、自転車用LEDライト、最近夜が明けるのが遅くなり、もう5時台は真っ暗、車に跳ねられない為の必需品です、しかも値段はワンコイン! 車搭載用の非常点滅灯兼懐中電灯が壊れ代替品を探してましたが、同じ機能の格安品を発見、更に窓ガラスを叩き破るハンマー機能付、それにシートベルト切断機付き、思わず購入です。 夏も終わりですが、まだ日中は32・33℃の暑さ、次はミスト発生機付き扇風機にも思わず手が出ます。 最近、庭いじりをしてると、最低数箇所、多い時は10箇所近く蚊や虫に刺され、玉の肌が痛んできたので、ソーラー殺虫機能付きランタン、これも迷わずお買い上げ!
最後は出口近くでラジコンヘリコプターを見つけました。 小学生時代から模型飛行機やUコン、ラジコンにハマッテいた模型少年としては、黙って通り過ぎる訳には行きません。 メカものは割引率が低く結構高めの価格設定、最終日なので持って帰っても荷物になるよ!と半ば脅して、売値を更に3千円値引きさせゲット!

骨董古物大市
雑貨中心に購入
欲しかったラジコンヘリ
模型少年の頃、欲しかったラジコンヘリ

模型少年のDNAが騒ぎ出し思わず購入、室内飛行場で明日から飛行訓練です。

意気揚々と出口に向かいますが、何やら出口近くの特設高級品コーナー(何故か新品ブランド品)では同行者の一人が出品者と交渉中です。 どうやら、素敵な色で素晴らしいデザインの国産有名メーカーのクロコダイルのバッグを価格交渉中の様子、結局、散々交渉した結果、相手も根負けし、目の玉の飛び出そうな通常価格を値切り倒し、4分の1以下の価格でゲットした模様、上には上が居るものです。 この粘りたるや全く恐れ入りました。
今回、古物商として見るべきものは少なかったけれど、やはり自分で歩き回ったり、情報を仕入れて自分の眼で見て、自分の感性に合った好きなモノを見つけてくるコトが一番の仕入れのコツだなと再認識、又、価格設定も顧客を興奮させる大きな要素でこれも重要・・・、以後、商売の教訓にして商品を探して行くつもりです。


城下町飫肥の蔵元を訪ねて


2011/08/20(土) 飫肥から南郷町へ

岩見の釜揚げうどん
青島駅前、岩見の釜揚げうどん

日南市の飫肥に知合いの蔵元を訪ねました。朝からバタバタしながら用事を済ましていると何時の間にか11時、急いで車に乗り出発、車の外気温度計は42℃を指しています。 赤江大橋を越す頃からようやくエアコンが効いて来ました、あ~涼しい!家では省エネの為、昼間は四方の窓を開けっ放しにして風の通りを良くして、エアコンをなるべく使わない様にしてるので、家中で最も涼しいのは車の中が一番です。
青島が近くなると空腹感が増してきます、しかも日南までは小1時間かかるので、お馴染みの釜揚げうどん「岩見」さんで昼食です。運よく、お客さんが一巡りしたのか空いたテーブルが数卓、早速いつもの注文、釜揚げ+魚寿司です。 待つ事約30分弱、アツアツの釜揚げうどんと、良い色に光るさば寿司登場、いつもの味で美味い、が、今日のうどんは少し太くてもっちり・・・、手打ちする人が違うのか?チョイ噛む感触が違う様な感じです。小生の歯の具合かも? 食べ終わると店は満席、良い時間に入れて良かった!温まった車に乗り込み、飫肥に出発。

途中、堀切峠の絶景を見ながら日南海岸を南下、鵜戸神宮を越し日南に近づいた所で、北郷・飫肥方面の分岐を右折、久し振りなので飫肥の入り口手前でお城方面の道を間違える。 少し迷って飫肥の城下町の旧い商家の大通りに到着、小玉酒造を探し当てました。 今日は杜氏の潤平さんを訪ねる予定でしたが、何と先輩の金丸社長が店におられ、10年程前に、閉じていたこの酒蔵を買取り、息子の潤平さんを杜氏として、家族で蔵を再建し、造りたい焼酎を、選び抜いた原料で、造りたい方法で造り始めた、その苦労話に花が咲きました。
社長曰く、幸い最初に造った少量の焼酎「杜氏潤平」を愛飲してくれたお客様や、好事家、お酒の雑誌や色んな情報誌に、絶賛され愛され続けて10年を経過、経営的にも安定して成長して来たそうです。 最近、たまたま裏の敷地を確保でき、これからの拡大にも万全の体制の様子です。 今は在庫が僅少の時期なので、他の在庫が出払った中、蔵のエースの「杜氏潤平」の貴重な在庫の中から2本だけを譲って頂き、もう1種「紅芋華どり」、これは洋食にも合う44度の高度数のリキュールに近い酒、こちらは早速帰ってから試飲です。
9月中旬以降に次の仕込が始まるとの事で、次回の見学を約し蔵を後にしました。

飫肥の小玉酒造
日南市飫肥の小玉酒造
「杜氏潤平」
飫肥の小玉酒造、「杜氏潤平」

少し喉が乾き、小腹が空いて来たので、10数キロ南にある南郷町へ向かいます。南郷町は島々で囲まれた海域が海洋観光、海のレジャーに最適の環境で、中央にある南郷プリンスホテルでお茶とケーキで一息入れます。 ここからの景色は絶景、ホテルの前はプライベートビーチ、小さな子供連れのファミリーが波の静かな浜辺で水遊び、磯遊びを楽しんでます。

南郷プリンスホテルのプライベートビーチ
日南市南郷町、南郷プリンスホテルのプライベートビーチ

パンフレットには、今、伊勢えび祭りプラン¥14,500など魅力的な内容と料金が、是非一度泊まりたいものです。 又、近くには海洋公園や海の中の見えるグラスボート等のある観光スポットもあり、小さなお子さんやお孫さんのいる方は特に、お勧めのホテルですよ!!
ゴリケン


街乗りチャリ1ヶ月経過報告


2011/08/15(月) 月間走行約400km

街乗りクロスバイクを7月に購入し、早1ヶ月が経過したので報告です。 雨の日とサボった日を除き、最初は1日に10kmからスタート、以後ほぼ連日、15km、が入ったが、今では信号で停車した時に水を飲む程度で、1回だけ10分程の小休止20km、30kmと朝練の距離を伸ばして来た。 但し、30kmも走ると2時間以上を要するので、仕事が入ってない時だけ。 最初はハアハア・ゼイゼイで数十回の休憩で走破できるようになった。 少しは心肺能力も向上したと思われる。 尚、スタート時の体重から3.5kg減、体脂肪は4%減、体内脂肪1%減と、まあまあの結果だが、これは最初の10日間で達成、以後、横ばいが続いている。 さて2ヶ月目はどうなるか? スタミナアップを目指し、途切れないように頑張ります。
ゴリケン

文化公園芸術劇場前
朝6時の日の出、文化公園芸術劇場前

朝6時の日の出、文化公園芸術劇場前

文化公園広場
文化公園広場

文化公園広場にて背伸びして深呼吸


行く手を阻む祇園滝、美人の湯


2011/08/14(日) 県央奥地の隠れ名所へ

朝10時、親戚夫婦来訪、滝を見に行こうと県央方面へ出発、今日は木城町の祇園滝を見て、南郷町の百済の里を回る予定、天気は薄曇でまあまあです。 先ずは市内の7-11で、昼食のお弁当と飲み物を購入し、西都市を目指し快調にドライブ、30分ほどで西都市を通り木城町です。ここからは山道をゆっくり小丸川上流に向かいます。

祇園の滝
県央山中の祇園の滝

1.5車線の林道に近い道を小1時間、くねくねと3つの発電所をダムを越えて進むと、祇園滝あと19kmの標識。お腹も空き目的地間近という事で一安心ですが(これが間違いの元)、この辺りから雨が本降り徐々に勢いを増します。道は1車線に狭まりどんどん高度を増し、路肩はガードレールも疎らになりその下の谷は100mも切り立ってます、雨は更に勢いを増しワイパーをHIにし車のスピードは徐行、皆、会話も途切れる中約30分で10戸程の集落に到着。 右手に昇る坂に、祇園滝あと7kmとありますが道は更に狭くなり、勾配を増しヘヤピンカーブの連続、この残り恐怖の7km約30分の体験を終え、ようやく12:30に行き止まりの祇園滝駐車場に到着。
休憩所風のキャンプ場がありますが、先客は荷物をまとめ丁度数台、発進しここを脱出模様。 豪雨の中滝迄の標識「滝まで700m」が、上を向いて急坂に立ってます。(この雨中徒歩小1時間の登り!?) 近くにも小さな滝があるそうですが、こちらも豪雨の為、諦めて全員無言の昼食開始です。 祇園滝の素晴らしさは、日本の滝のHPからお借りして掲載します。行く迄のこの苦労に相応しい高さ65mの名瀑の様です。 昼食を終え人心地ついたところで、次の南郷温泉へ出発。 皆忘れてましたが、帰りにはあの恐怖の下りが待っていました。言葉で説明できない半時間のスリル満点の、雨で滑る急坂のダウンヒルを終え、後は舗装された広い道を30分程で南郷温泉着、ここには百済の里という観光施設があり、西の正倉院という奈良の正倉院と寸分違わない複製が、この地の歴史上の縁で建っていますが、遠望するだけで後はHPからお借りした写真で代用します。

南郷温泉
南郷温泉「山霧」

南郷温泉「山霧」一押しのヌルスベ「美人の湯」

百済の里
百済の里、西の正倉院

西の正倉院

南郷温泉「山霧」は、ナトリウム-炭酸水素塩温泉で源泉温度36.0度、PH8.7のアルカリ泉です。早速500円の入浴料を払い入ってみると、足を少し付けただけで、とんでもないヌルスベ感に遭遇。 全身を沈めると体中に1枚の薄い膜に覆われた様な強烈なぬるぬる感で、女性にはお勧めの「大美人の湯」No.1間違い無しです。

ひむか神話街道
観光道路「ひむか神話街道」

帰りは、観光道路「ひむか神話街道」を通って西都市へ向かいますが、観光道路とは言え、これは途中の林道を複数、トンネルと橋を作って繋ぎ合わせた感じの道で、とても初めて来訪した観光客にはお勧め出来そうもありません。
疲れでウトウトする同乗者を乗せ、無言で約1時間半で西都市到着、途中、雨は上がり九州山脈の山又山の山並みを遠望、同乗者は知る由も無い標高1000m弱の絶景は写真でご覧下さい。
ゴリケン
P.S.今日も朝から雨で朝練中止でBlog編集です。
尚、祇園滝への再訪は拒否多数により永久に閉ざされた事は言うまでもありません。


2011/08/11(木)さてネットで何を売るか


今日は友人夫婦の来訪です。
ご主人はフォトグラファー奥様もアーチストです。
自分自身で情報発信出来るモノをクリエイト出来る、小生から見れば最も恵まれたヒト達です。最近はデジカメやネットの普及で誰でも情報発信が出来る時代になりましたが、この時代だからこそ、本当のプロの技をネットを使って発信したいと、なんしょっと倶楽部に雑談がてら遊びに来られました。

お茶を飲みながらの話は熱を帯び、他では手に入らない素人には造れない、オンリーワンのモノ・コトを如何にして商品化するか、がネットビジネスのキモと意見が一致し方向性は決定。次回は手持ちの作品集や今までやってきた仕事の現物を見ながら色んな可能性について意見・討論を交わし、何にテーマを絞るか決めるコトとし本日は散会。何かを始めるには、まずコミュニケーションからのスタートですね。

ゴリケン


2011/08/09(火)-10(水) 霧島温泉に行って来ました。


霧島スパホテル
霧島温泉郷

ネット旅行社より直前予約の案内で、霧島温泉郷のホテルの格安情報が来たので、久し振りに硫黄の香りのするお湯に入りたくなり、当日昼前に出発し行って来ました。
高速を使えは1時間半程で到着ですが、下道で御池から霧島神宮経由で丸尾の霧島温泉へ向かいました。 途中で道を間違い、やっと御池に到着するも昼食する場所が全く無く、空腹のまま、ようやく高千穂牧場近くの蕎麦屋を見つけ蕎麦で昼食です。
空腹を満たしましたが、ここから目的地は至近距離、途中、道の駅で雄大な景色を眺めたり、みやげ物屋を見て時間をつぶし早めに到着、チェックイン。
早速温泉へと向かう、この霧島スパホテルは最近リニューアルオープンしたらしく、建物は古びていますが部屋は綺麗にリフォームされ、立地は丸尾のど真ん中で一番良い景色、錦江湾に浮かぶ桜島と開聞岳が一望でき、手前の庭に源泉が噴出す、最高の立地にあります。

アオサギ
庭にはアオサギ

温泉は、硫黄泉でさらっとしたお湯ですが、粒状の湯の花が舞い散る硫黄の香りのするいい温泉です。温度もややぬるめなので小生には丁度良く、到着後と夜、朝と何回も入り、久し振りの硫黄泉を満喫。 食事のメニューは値段相応ですが、温かい物は一種類ずつ出来立てを提供してくれるので、美味しく満足感は高い。
翌朝は綺麗な庭から桜島がぼんやり見える天気で少々残念、庭にはアオサギらしい鶴に似た大きな鳥が散歩しており、昨日の白鷺から連続のサギに会うという偶然、しばらくは甘い話と儲け話には気を付けるコトにしましょう。
あの新燃岳噴火で、この霧島温泉郷への危険は無いにもかかわらず、宿泊客の減少で今の宿泊料金は以前の1/2になっており、せっせと利用して応援しなくては!と、再訪を約してえびの高原経由、友人に勧められた小林市の三之宮峡をチラッと見て、須木村を回り宮崎へ向かう。(この状況は次の機会に)


高原町湯之元温泉の炭酸泉


小生の持病に効果のある炭酸泉を探していたら、素晴らしい炭酸泉が小林市の近くの高原町の田んぼの中にありました。泊まって湯治と思っていましたが、この不景気な時期なのに何と満室、断られてしましました。

湯之元温泉の炭酸泉
サイダー状の泡

サイダー状の泡が体中に!極楽極楽!

やむなく日帰りという事で朝11時少し前に出発、国道10号線を南下し、高岡を過ぎた辺りから、R268で小林方面に分岐します。 15km程過ぎた、野尻町から県道29号線(以下K29)を左折し、高原IC方向へ進行、結構整備された良い道、これなら都城回りの高速道路を通るより距離は近く時間も早そうです。

霧島山系
霧島山系

高原ICを越し高原駅を過ぎた辺りから道はいつの間にかR223に変わり、遠くに見える新燃岳の近くの由緒ある狭野神社を過ぎた皇子原(おうじばる)に分岐する交差点を、逆に左折ししばらく行くと、田んぼの中に「湯之元温泉」の看板が目に入り、そこを左折すると温泉旅館に到着です。 距離52km弱、所要約1時間少々、これなら近いので頻繁に来られます。

湯之元温泉
湯之元温泉

湯之元温泉には同名の旅館が1軒のみ、鄙びた感じですが駐車場は既に満車に近く、ようやく駐車する事が出来ました。 入り口には窓口があり、温泉の料金と、持ち帰り炭酸泉の料金を支払う様になっています。
ここでは簡単な食事も出来るので、鶏そば、それに名物の炭酸泉で炊いたおにぎりを注文、すぐに鶏そばが出て来て、一口食べると鳥のダシが効いてて美味い、そばも田舎そばなので延びずに固めなので、山の中としては良い味出してます。 おにぎりが2個出て来ました、薄い緑色をしてるのは炭酸泉のせいか?一口頬張ると、ポロッとほぐれ爽やかな噛み心地、味も淡白で軽い感じで、上品な味に仕上がって美味い、炭酸泉で味が増している様です。

鶏蕎麦と炭酸泉おにぎり
鶏蕎麦には炭酸泉で炊いたおにぎり。

満腹になり、少し休んでから温泉に入ります。 既に先客が5・6人入ってる様子、衣服を脱いで湯船に向かいます。 入ると正面には金色に濁った鉄泉があり、左には高濃度炭酸泉(何と22℃!)右手には水風呂、右手前にはサウナ室と結構充実しています。外には中濃度炭酸泉があり、こちらはぬるま湯程度の温度でゆっくり入るには良さそう。 まずは身体を流した後、温かい鉄泉に入ります、良い湯加減で鉄分の臭いがプーンと漂い、身体に沁みる良いお湯です。 湯船の奥に飲泉があり、高濃度炭酸泉がジャバジャバ注いでおり、柄杓で飲むと正にソーダ水です。 ここから溢れた炭酸水は鉄泉に注いで、炭酸鉄泉となっており、結構成分は身体に良さそうです。

ほの赤く金色に濁る炭酸鉄泉
ほの赤く金色に濁る鉄泉

 

高濃度炭酸泉
高濃度炭酸泉は冷たい!

こちらが高濃度炭酸泉、暗いのと湿気で・・

身体が温まったら、高濃度炭酸泉の源泉に挑戦、足先を湯船に浸すと、ウッ冷たい!1cmずつ足から膝へと身体を沈めて行きますが、腰掛ける際には更にスピードが落ち、やっと腰まで浸かりました。小生は持病の関係で、腰湯までとしました。 それでも冷たさで身体が痺れて来ます。 手足は見る見るうちに、大量の泡で包まれて行き、泡同士が繋がって、プクプクとサイダーの様な気泡を造ります。 ウ~ン、この気持ち良さと幸福感は何なんだろう? 身体に泡がまとわり付いて、パチンパチンと弾けて泡と一体化し、身体の悪いモノが外に出て行き、身体の中まで綺麗になる感じ・・・とでも表現するのが近い感じ。
湯船から上がって来たヒトが、銘々口にする「ウ~ン、気持っち良い~っ!」が、その答えかも。
しばらく入っていると下半身と足先が痺れてきて感覚が鈍くなって来たので、又、鉄泉に入る、入った途端に足から腰にかけて、ピリピリピリッと音がして稲妻が走る感覚、細くなった血管が急に広がる感覚、血流が急激に増大しているのだろう、すぐに気持ち良くなり、身体もリラックスして来る。 2・3回高濃度泉と鉄泉を往復し、あとは外の中濃度泉の露天風呂でボケーっとしながら、何も考えず空を眺める、全く何も考えないという時間は子供の時以来じゃないかな?
1時間ほどゆっくりし、最後に高濃度泉に短時間入って上がる。 軽い虚脱感と一寸疲れた感じ、少し休んで宮崎に向かうが、気温は32℃位だが、この日1日身体が暑さを感じ汗をかく事は一度も無かった。 この夏、35℃近くになったら、即、この最高の炭酸泉に逃げて来る事になりそう。
以上、炭酸泉感動記 完

P.S.外に出ると、ハーレー軍団に混じり、ひっそりとYamahaの旧車が1台ありました。 何と、1980年代の名車RZ250Rではありませんか! 最後で最強の2ストロークエ​ンジン、僅か250ccで何と45PSをひねり出す水冷エンジンを搭載、トルクがピーキーな高回転​型なので、初めてのスタートでは、エンストまたはウィー​リー必至なので、繊細なアクセルワークが無いと、まともに乗りこ​なせません。 このモデルはフルカウルで少し年式が新し​く、程度は極上、綺麗に乗ってますネ。 乗ったら楽しいだ​ろうな・・・購入心をくすぐりますが、もう少し稼いでか​ら、しばらく我慢です。

YAMAHA RZ250R
YAMAHA RZ250R

最強の2ストロークRZ250R発見!


古物商始めました。


こちらに来てから約2ヶ月の申請・調査・審査期間を経て、7月21日に宮崎県公安委員会の許可が出ました。
古物商と言うと古道具屋や質屋、古美術商を想像すると思いますが、当方としては、古いメカものやアナログモノ、車・バイク・自転車等乗り物も好きだった事もあり、この際、自分の趣味だったネット売買を拡充し、リサイクル品やUsed品の売買範囲にまで範囲を広げ、自分の仕事にする事にしました。 古物商の法律が出来たのは結構旧いらしく、盗品類の売買を防ぐ為や盗品を発見する目的も有り、身元がしっかりして、定職・定住地があり、過去に犯罪や不穏な活動経歴の無い、ちゃんとした人以外は許可しない仕組みになっており、その為、身元確認や審査に長期の調査期間を要するらしいです。 この法律の用語も旧く、古物を仕入れたり販売するのは「行商」、オークションは「セリ場」ですが、今回は「網の目セリ場」(ネットオークション)の申請は対象人数が少ないので見送り、Yahooオークション等を利用し、資格を持った小生が代行売買する事にしました。
以上、7月21日より、古物商の営業開始をご案内申し上げます。
なんしょっとね 代表 郡 研三

なんしょっとねの古物商の看板です。 業種は自分が得意な範囲にしました。

古物商看板
古物商なんしょっとね看板

という事で、今後ネット売買を更に強化し、段々少なくなって来た貴重なUsed品や、リサイクル品を取り扱うのが、今回の古物商許可取得の本来の目的です。 今後は、リサイクル品に限らず古民家や蔵の取壊しの際の古美術や古道具の仕入、販売等、今では貴重な、古くても良いモノを探し出して売買する、古物商の業務が出来る様になりました。 皆様には先ず第一番に、掘り出し物情報をお伝えし、旧くても貴重なモノをご紹介出来ればと思っております。
又、皆さんの身近で、大切にしていた捨てられないモノや、引越の際持って行けず、やむなく捨てるしかなかったモノ等についても、ネットでのUsed品の販売・購入を代行致したいと思っております。 Used品の購入要望や、処分したいUsed品でお困りの際には、まず、なんしょっとねを便利屋代わりにご利用下さい。

・今後、ネット売買、情報提供の仕組を構築計画中です。
・ネット販売、ネット購入の代行について、必要な手続き等については現在作成中です。

という事で、当面、お急ぎの場合は、個別に対応しますので、なんしょっとね迄ご連絡下さい。
又、こんなモノが欲しい、こんな貴重なモノを処分したい、こんなコトできないか?等、何でも結構ですので、皆様のご質問、ご意見やご要望をお寄せ下さい。

ネットショップは⇒ http://nanshot.biz/


なんでもある中華料理店


まずはチャーハン
まずはチャーハン

昨日は話のネタに、航空自衛隊新田原基地のある、新富町のB級グルメで有名な、何でもある中華料理店に連れていって貰った。 とにかく安く、量があり、味もまずまずで、何でも壁一杯に100種類以上のメニューがあるらしい。
店の前に行っても、食堂の看板も無く中華料理の雰囲気は無いが、棟方志功ばりのかな釘文字の案内板で、ようやく食堂である事が判明出来る。 よく読むとローマ字で、KORAKUなる文字も何とか判読可能。  (*新田原=にゅうたばる と読む、英語みたいでカッコいい)

なんでもある中華店
なんでもある中華店
幸楽

店名は「幸楽」らしい

お昼の11時15分頃に店に行くと、まだやっていない。 しばらく待って、11時半に店に入ると、出前の調理の真っ最中で、しばらく待たされ、12時近くにようやく電気が点いて開店、忙しさで開店時間も変わるらしい。

聞いていた様に、壁にはメニューの短冊に面白い字が踊り、ところ狭しと埋め尽くされている。 ありとあらゆる地域の中華料理に加え、東南アジアや沖縄料理も混じるが、こんな色んな種類を本当に調理できるのか?

幸楽のメニュー1
幸楽のメニュー1

 

幸楽のメニュー2
幸楽のメニュー2

 

壁はあと2面あり、すべて短冊で一杯だ!

ようやく注文を決め、量が多いとの事なので、餡かけ焼きそば、四川風チャーハン、餃子、マーボー豆腐の4品をまず注文。 待つ事しばし、まず四川風チャーハン登場、ごはんが炊き立てなのか、かなり柔らかいが辛さは強烈、若干塩分が多く味が濃い、こんな大盛りで1人前なのだ。 4人でハアハア言いながら食べるうちに、普通の3個分はありそうな大餃子が6個の大皿が出て来た。 息もつかせず、山盛りの餡かけ焼きそばが大皿に盛られて出てくる。 3人で食べても良い位だが、これで1人前、添えられたお玉は何と調理用の大きさ。

まずはチャーハン
まずはチャーハン

 

あんかけ焼きそば、餃子
餃子もデカイ!
あんかけ焼きそばも。

まず餃子は1個食べるともう無理、焼きそばは食べても食べても減らず、格闘している所にマーボー豆腐が来た。 一口食すととても辛いが、四川風の山椒の辛さではなく唐辛子の辛さ、鍋に盛られているが。これも数人前はありそうだ。

マーボー豆腐
マーボー豆腐!!

結局、1/3位を残しギブアップとなった。 とにかく量に圧倒されて、味わう余裕も無く味については、マアマアという感想に留める事にする。 満腹になりお勘定をすると、4人で何と2,300円チョット、一人当たり600円にもならない安さだ。

これでは食べ盛りの学生や若者、近くの新田原基地の若い自衛隊隊員なら、間違いなく最高の評価になるに違いない。 我らアラ還の世代なら、食べ盛りの子供や孫達を連れ、大勢で来る方が良さそう。

新田原基地のF15部隊
新田原基地のF15アグレッサー部隊

店の外に出ると、青空を轟音を立てて航空自衛隊のジェット機が高速で真上を通過、F15だろうか、カメラで追うのもやっとの超高速であっと言う間に視界から消え去る。
腹ごなしに近くをドライブする、近くの果物畑の中に直売小屋が見えるので行ってみる。 生産者の割にはチョイ値段が高めだ、小売の標準価格には余り関心が無いのか、作物を作る手間を値段に換算している様だ。 話をしていると、ブドウ2房(葡萄色と青緑色)を無料試食、甘い!青緑のヤツはチョット酸味が有り好みだ。 今しがた獲ってきたスイカを豪快に手で4つに割り、おばあさんが無造作に手渡してくれる。 食べてみると、何と日に照らされていたので、暖かいというか体温より熱いスイカで、今迄食べた事の無い奇妙な味を楽しむ、でもやっぱりホット西瓜より、キリッと冷えた西瓜が良いな。
少々お土産を買い求め、次は尾鈴山の矢研の滝近くの渓谷へ向かう。 山道の横には小さな滝が水しぶきを上げ、キャンプ場はまだ人気が無いが、もう直ぐ夏休み、その頃には子供達が一杯来て、水遊びや飯盒炊飯で大賑わいに違いない。

尾鈴山の渓谷
尾鈴山の渓谷

やはり高度が450m近くあり、冷たい水があると気温も5℃近く涼しく快適だ、真夏にはもう一度避暑に来なければ、と思いつつ帰宅の途についた。